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2010年7月の12件の記事

2010/07/30

xInsIDE.exe を追い出せ

 今私が使っているパソコンのマザーボードには、外付け用SATA端子である eSATA 端子が1つマザーボードのバックパネルについている。ただし、この eSATA 端子は、Intel チップセットの管理下にある端子ではなく、追加チップである JMicron 製チップの管理下にある。

 そして、この eSATA 端子の規格は SATA II (理論値は 3.0 Gbps) なので、現状のハードディスクであれば、外付けであったとしてもほぼハードディスクの最高性能でアクセス可能のはずだった。さらに、マニュアルによれば、JMicron の eSATA 端子はドライバーを組み込めば無条件で AHCI 動作するとのことだったので、なおさらアクセス速度に期待ができる。

 そちらとは別に、パソコンケースには内蔵用の SATA 端子を eSATA 端子に変換する端子が付いていて、余っている Intel チップセットの SATA 端子とつながっていた。ところが、とある勘違いからさらに別途 SATA ⇒ eSATA 変換ケーブルを買う羽目になってしまっていた。

 結局、1.バックパネルの JMicron の eSATA 端子、2.ケース前面の eSATA 端子、3.変換ケーブルで背面から引っ張り出してる eSATA 端子、と3つの eSATA 端子がパソコンにぶら下がっている結果になってしまった。

 

 前置きが長くなってしまった。

 3つの eSATA 端子のうち、2.と 3.は Intel チップセットの SATA 端子を引っ張り出したものなので、使い勝手も性能も同じだ。使い勝手とは、「SATA として認識されるか」 とか 「デバイス情報で詳細情報が取得できるか」 といった点だ。

 問題は、1.のJMicron の eSATA 端子だ。

 ベンチマークツールである CrystalDiskMark や HD Tune を使って読み込み速度を測ってみると、なぜか “60 MB/s” で頭打ちになってしまうのだ。ハードディスク や ハードディスクケース を変えてみても、結果は変わらなかった。どの組み合わせでも 60 MB/s で頭打ちになっている。

 同じハードディスク、同じハードディスクケースを 2.や 3.の eSATA 端子につないで読み込み速度を図ってみると、こちらはちゃんと内蔵用 SATA 端子と同じ 90 MB/s や 120 MB/s といった値を記録している。

 JMicron のドライバーの最新版を探してみたり、日米のサイト、ブログや掲示板といったところから情報を集めたのだが、残念ながら有力な情報は見つからなかった。

 変換ではなく、正規の外部端子として付いている eSATA 端子ではあったが、本来の能力が出ていないのではあまり使う気になれない。結局、あとから買った SATA ⇒ eSATA 変換ケーブルをメインで使うことにした。

 

 ところが、JMicron の eSATA で速度が出ない問題の原因が、思わぬところで見つかった。

 新しいパソコンの環境整備もほぼ整ったところで、起動時の設定を見直すことにした。システムドライブは SSD で、メモリーも 8 GB あるため、多少の 自動開始サービス や スタートアッププログラム があったとしても、快適さはほとんど変わらないと思われる。しかし、なんというかこれまでの習慣というか、必要ないと思われる サービス や プログラム が実行されていると思うと、どうも落ち着かないのだ。見えないところであれ、「どんなもの」 が 「なんのため」 に実行されているかがわかっていないと、安心してパソコンを使えないのだ。ブラックボックスではいやなのだ。

 管理ツール の システム構成 を起動したところ、あることに気がついた。スタートアッププログラムが書かれているレジストリーが変わっているのだ。正確には、従来のレジストリーキーの他にもう一つ 32bit プログラム用のスタートアップレジストリーがあったのだ。これを私は見逃していた。

 Windows Xp というか 32bit Windows の時のスタートアップレジストリーだけをチェックしていたため、64bit Windows が 32bit プログラム用に設けてあるスタートアップレジストリーに全く気が付かなかった。

 そして、問題のレジストリーキーがそちらの気が付いていなかった方に隠れていた。そのレジストリーキーが指定していたのが、

    “C:\Windows\RaidTool\xInsIDE.exe”

だった。

 フォルダー内の内容 や ファイルのプロパティ を見ると、このプログラムが JMicron がらみのものであることはすぐに分かった。確かに JMicron の eSATA 端子を使うために JMicron のドライバーをインストールした。しかし、私は Raid システムは使っていないので、なぜ RaidTool のフォルダーにあるプログラムがスタートアップに組み込まれたのか、全然わからない。おそらくは、JMicron の ドライバーをインストールすると、Raid のあるなしにかかわらず強制的に組み込まれてしまうのだろう。困った仕様だ。

 とにかく、すぐにこの “xInsIDE.exe” をスタートアップから外して、再起動した。もちろん JMicron がらみということで、すぐに eSATA への影響を疑った。

 再起動後、eSATA にハードディスクを接続して、読み込み速度を測定した。

 するとどうだろう、何度試しても 60 MB/s で頭打ちになっていた読み込み速度が、内蔵 SATA と同等の 90 MB/s や 120 MB/s まで出るようになった。CrystalDiskMark の 4k ランダム読み込みを見る限り、NCQ が働いており、AHCI で動いているようだ。

 「解けた謎は簡単」 というのはいつものことだが、それにしてもなんとも迷惑な “仕様” を組み込んでくれたものだ。

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2010/07/28

Windows 7 で使い方が変わった (その2)

 Windows XP から Windows 7 になってから使い方を大きく変えたもう一つは、「デスクトップ」 だ。これには、Windows XP での 「タスクパネル」 と Windows 7 の 「ナビゲーション ウィンドウ」 が大きくかかわっている。

 

 Windows XP でフォルダーの左端に 「タスクパネル」 と呼ばれる、「選択したフォルダやファイルの種類に応じて、実行する可能性のあるタスクを表示してくれる」 ペインが表示される。

 Windows XP の開発者は、ユーザーがやりたい操作がよりわかりやすく、より簡単に行えるように作ったものなのだろうが、いかんせん私にとってはごくわずかに使えそうな項目もあるものの、大部分は常時表示される必要のない項目ばかりだった。必要のないものばかりならば、広い面積を使って表示するのは表示の邪魔であり、また表示するための処理も余計にかかるため CPU の邪魔にもなる。

 ということで、Windows XP のタスクパネルを私は使うことはなかった。そしてタスクパネルには、真っ先に消し去る機能という印象しか持っていない。

 

 タスクパネルと話は変わり、Windows 95 から採用されている 「デスクトップ」 についてだ。デスクトップ は極めて使い勝手の良い機能だ。

 デスクトップは常に表示されている。最前面ではないものの、クイック起動バー や Windows キー+D で簡単に全画面表示ができる。そのため、多くの人がそうやっていたように、私もよく使うプログラムのショートカットやよく使うサイトのショートカット、今編集中のドキュメントなどを置いていた。

 ただ、デスクトップに多数のアイコンを配置すると、再描画で多くの処理を必要とするため、処理速度の快適さでいうと、デスクトップには何も置かないのがよい。

 そうはいっても、やはりデスクトップに配置する利便性のほうが勝り、私も数十個のアイコンを常にデスクトップに配置していた。

 

 またまた話は変わり、Windows 7 は新しく買ったパソコンで使っており、新しく買ったパソコンのシステムディスクは SSD にした。SSD は書き換え可能回数がハードディスクほど多くなく、書き換えを行うと読み書きの性能が低下するケースもあるので、できるだけ書き込みを行わないほうが、本来の性能を長く使えると言われている。

 それなのに、SSD 内に実体があるデスクトップ上で、頻繁にショートカットを作ったり消したり、デスクトップ上のドキュメントを変更したのでは、SSD を頻繁に書き換えることになる。

 そこで、Windows 7 ではデスクトップにショートカットやドキュメントを置かないことにした。デスクトップには置かず、ハードディスク内に専用フォルダーを作って、そこにショートカットや作成中のドキュメントを置くことにした。これなら、デスクトップはすっきりするし、SSD に頻繁な書き換えもなくなる。

 プログラムやサイトのショートカットがなくなると、残された マイコンピュータ や ドキュメント、ごみ箱 ばかりがぽつんと残ってしまう。それならばいっそのことデスクトップのアイコンは全部消してしまえと、ごみ箱に至るまですべてのアイコンを非表示にした。

 

 デスクトップがすっきりしたのはよいが、問題となるのが頻繁に使うプログラムやフォルダーのショートカットへのアクセスだ。いちいち、スタートメニューからマイコンピュータを呼び出して、ハードディスクから階層を一つずつ降りて行ったのではめんどくさくて仕方がない。

 実は、デスクトップからショートカットを一掃する気になったのは、Windows 7 の 「ナビゲーション ウィンドウ」 の有用性に気が付いたからだ。

 ナビゲーションウィンドウは Windows XP におけるフォルダー構造がツリー構造で表示される 「フォルダビュー」 の発展形といえる。しかし、その使い勝手は、発展形の枠を超えて、もはや別物と言ってよいよほどの進化を遂げたように、私には思えた。

 まず、お気に入りのショートカットがトップに表示される。お気に入り=使用頻度が高いフォルダーなのだから、トップに配置されていて正解である。このお気に入りにフォルダーのショートカットを配置することで、デスクトップにフォルダーのショートカットを配置する必要が全くなくなった。フォルダーはたいてい一つは開かれているし、仮に開かれていなかったとしても、タスクバーのエクスプローラーアイコンや Windows キー+E を使ってすぐに呼び出すことができる。

 ライブラリーも使い方を覚えるとなかなかに味がある。昔からのしがらみというか、パソコンを入れ替える度に、古いパソコンで使っていたドキュメントやツール類を別にまとめて、新しく作ったドキュメントや新しくダウンロードしたツールは新規のフォルダーにまとめてきた。すると、同じような内容のフォルダーが複数できてしまう。もちろん、同じような性質のフォルダーはひとつにまとめればよいのであるが、場所をなんとなく体が覚えてしまっているため、今一つ一つにまとめる気が起らないのだ。

 そんな私のような使い方でも、ライブラリーを使えば、似たような性質のフォルダーをひとまとめに扱えて、かつ実態は別々のままにしておける。なんとも素晴らしい。

 ナビゲーション ウィンドウの一番下には、従来型のフォルダーの構造をツリーで表示するパートもある。それすらも、従来のように強制的にフォルダーの表示が同期されるのではなく、中身が表示されているフォルダーとは無関係にツリー構造は折りたたまれたままになっている。ツリー構造が中身の表示と同期するのは、便利なように見えて、階層が深くなるとやたらと長いツリー構造となってしまうため、かえって役に立たないことのほうが多い。

 

 いずれにしろ、ナビゲーション ウィンドウ があるおかげで、デスクトップに配置していたショートカットたちは、デスクトップ以外に格納された。

 今や私のデスクトップに表示されているのは、デスクトップ ガジェットだけとなった。

 ちなみに、Windows XP で私はこれっぽっちも使わなかったタスクパネルは 「ツールバー」 となり、邪魔者の汚名を返上して、邪魔にならずに 「新しいフォルダーの作成」 といった有用な機能を提供してくれるようになった。同様にタスクパネルにあったものの、下のほうに隠されて気づかれることの少なかった詳細表示も、フォルダーウィンドウ下部の 「詳細ウィンドウ」 としてちゃんと見てもらいえる位置に居場所を確保していた。

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2010/07/26

Windows 7 で使い方が変わった (その1)

 使い始めはあまりにもそれまで使っていた Windows XP と違いすぎて、どこに何があるかわからず、かなり苦労しっぱなしの Windows 7 だった。

 それでも1週間も使い続ければ、「どこに何があるのか」、「どれをどう使うか」 がだんだんわかってくる。すると、Windows XP とは違う使い方をしたほうが使いやすいことに気が付いた。

 

 まず変えたのは、『クリック方法』 だ。

 Macintosh に始まり、Windows 3.0、3.1 を経て、Windows XP に至るまで、アイテムは

    「クリックで選択、ダブルクリックで開く」

という使い方を続けてきた。

 Windows 95 からすでに 「ポイントで選択、クリックで開く」 という使い方は実装されていた。Windows 95 の時代にはすでに Web ページとハイパーリンクが一般的になる兆しを見せており、クリックでリンクを開くハイパーリンクのインタフェースを、Windows 95 ではデスクトップにも取り入れようとしていたのだろう。

 私も Windows 95 で 「クリックで開く」 をしばらく試していた時期があった。しかし、Windows 95 の見せ方に問題があったため、どうしても 「クリックで選択」 したくなり、誤操作を連発させた。

 その Windows 95 の見せ方の問題については、当時の上司と議論したことをよく覚えている。私が考える Windows 95 における 「クリックで開く」 インタフェースの問題点は、

    「ポイントしてもアイコンに変化がない」

ということだった。アイコンをポイントして1秒待てば、アイコンが選択状態になるのは頭では分かっていた。しかし、ポイントしても変化を示さないアイコンを見て、体がアイコンを選択しようとしてクリックしてしまうのだ。クリックすれば当然アイコンを開いて(実行して)しまうため、立ち上がったプログラムを終了させる時間と手間が生じてしまう。

 Windows 7 になって、真っ先に気が付いたのは、この 「ポイントするとアイコンが変化する」 点だ。具体的には、ポイントした瞬間にアイコンがボタンのように浮き上がって見える。ボタンのように見えれば、クリックするだけで何かしらを実行してしまう気持ちになるため、選択しようとしてクリックすることを防げる。これはまさに Windows 95 の時に、私が上司に話していたアイデアであり、私のアイデアが的外れではなかったということが確認できた。だからどうなるわけではなく、一人でニヤニヤするだけの話なのだが。

 よって、現状、Windows 7 を 「ポイントで選択、クリックで開く」 で使っている。もちろん誤操作はしない。

 なにしろ、1日の作業の多くをブラウザーで行っているため、クリックで開く にすっかり体が慣れてしまっている。Windows のスタートメニューからのプログラムの実行もクリックだし、プログラム内のメニューの実行もクリックだ。Windows 上での操作でダブルクリックはすでに少数派であるように感じられる。

 さらに、歳のせいかダブルクリックがおっくうになってきた。なので、Windows XP の時も、クリックで選択した後に、Enter キーでアイコンを開く 操作が多くなっていた。

 

 デスクトップやフォルダーでの 「ポイントで選択、クリックで開く」 への切り替えにともなって、しかしやはり使いにくいと感じる部分も出てくる。それが、

    「ポイントで選択」

の部分だ。ポイントで選択 だと、マウスポインタの位置が重要となる。しかし、作業中に邪魔にならないよう、ポインタを無造作に移動させることは日常的に行う。すると、ポイントしてせっかく選択したファイルなどのアイテムが、無造作に移動させたポインタのせいで、選択が解除されてしまうことが頻発してしまうのだ。

 この 「ポイントで選択」 の使いにくさに対しても、Windows 7 はちゃんと解決策を準備してくれていた。フォルダーの詳細設定に、

    「チェックボックスを使用して項目を選択する」

オプションが用意してある。このオプションをオンにすると、ファイルやフォルダーの項目の左端やアイコンの左上に選択のためのチェックボックスが表示される。チェックボックスをオンにすれば当然選択されるし、キーボードで選択すれば自動的にチェックボックスがオンになる。

 この機能を使うことで、

    「クリックで選択、クリックで開く」

というちょっと目には矛盾する操作方法が実現されている。これは私には目からうろこの機能だった。

 この 「チェックボックスで選択」 機能は、キーボードと併用しなくても簡単に複数の選択がやりやすいという利点もある。

 その反面、以前のように別なアイテムを選択すれば、前のアイテムの選択が自動的に解除されることがないため、選択を解除するためにもチェックボックスをクリックしなければならないのは、めんどくさい点である。そんな時は、無理にマウスを使わずに、キーボードで選択アイテムの変更をすれば、自動的に最後のアイテムのみ選択される状態になる。簡単な工夫で解決できる問題なので、私は気にしていない。

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2010/07/23

せっかくだからオーバークロックを試してみた

 なにやら世間一般では、『ファイナルファンタジー XIV ベンチマーク』 が流行っているらしい。バリバリにチューンしたパソコンでもなかなか高いスコアが出ないのだとか。

 そんなニュースを聞いて、「私もそれなりに高性能なパソコンを買ったのだから、それなら私もいっちょ試してみるべ」 と思い立った。

 と、その前に、以前に遊んでいた、ファイナルファンタジー XIV の前作に当たる 『ファイナルファンタジー XI』 のベンチマークを久々に試してみることにした。以前のパソコンで ファイナルファンタジー XI を遊んでいたのはもう数年前で、8年前に買ったパソコンは何のアップグレードも行わないままプレイしていたので、かなり画面の描画が重たかったのを覚えている。もちろんベンチマークも試しており、はっきりとは覚えていないが、おそらくファイナルファンタジー的にいうところの 「楽」~「ちょうど」 あたりだったように記憶している。

 そんな古いパソコンから一足飛びに最新のハイエンドに近い性能に切り替えたのだから、当然ベンチマークの結果にも期待がかかる。

 はたして、結果は 7800 の 「計り知れない」 だった。しかも、公式ページの評価は低解像度での評価なのに対して、今回の結果は “高解像度” のものだ。思わずふいてしまった。 !!(゚ロ゚屮)屮

 

 いよいよ本日のメインイベント、「FF XIV ベンチマーク」 への挑戦だ。

 今回はアーカイブを解凍するだけで実行可能になっていた。楽でよい。

 実行すると、ベンチマークがウィンドウモードで始まった。前作の FF XI の時は、動作を軽くするため、およびサーバーとのデータのやり取りをハックできないように、ゲームはフルスクリーンでしか動作しなかった。それに合わせてベンチマークもフルスクリーンオンリーだった。その後 FF XI をウィンドウモードで実行できるような非公式のツールが広く普及してしまったため、最終的には FF XI もウィンドウモードで実行できるようにしたようだ。今作は、そんな経緯からか、最初からウィンドウモードをサポートしているようだ。

 何のトラブルもなく最初のベンチマークが終了した。結果は、4500 の 「やや快適」 と 「快適」 の間といったところだ。以前のパソコンと前作の FF XI の組み合わせでの 「ぎりぎりプレイ可能」 状態に比べれば雲泥の差だ。あらためて今回買ったパソコンの実力を実感した。

 と、ここで終わってもよかったのだが、せっかくメーカーパソコンではなく、パーツ一つ一つを自分で選んで、汎用品の組み合わせで組み立てたパソコンなのだ。ここはひとつオーバークロックをして、ベンチマークのスコアをどこまで伸ばせるか、挑戦してみた。

 とはいうもの、もともとオーバークロックなどはせず、定格で使い続けるつもりだったので、CPU クーラーもメモリーも必要最低限の性能のものを選んでいる。なので最初いから、それほどオーバークロックできるとは期待していない。また、細かい微調整を行いつつ限界を極める、というようなことをやるつもりもない。

 幸い、今回選んだ ASUS のマザーボードには、『CPU Level Up』 という上位の CPU の型番を指定するだけで、上位 CPU に近い性能までオーバークロックしてくれるという便利アイテムがもれなくついてくる。そこで i7-860 を使っている私は、一つ上位の i7-870 を指定して、FF XIV ベンチマークを走らせてみた。

 結果は、およそ 4500 と変わらず・・・。 ○| ̄|_
どうやら、ノーマルの状態でもビデオカードの性能がボトルネックになっていて、CPU にはまだまだ余裕があるようだ。実際 CPU メーターを見ながらノーマル状態でベンチマークを走らせてみると、CPU の使用率が100%になることはほとんどなかった。

 とすれば、CPU は定格のまま、ビデオカードのオーバークロックに挑戦となる。

 ビデオカードは、世間一般でも人気の高い 『ATI Radeon HD 5770』 だ。ビデオドライバーも、AMD が出している公式のものだ。チップメーカー公式ドライバーにもかかわらず、オーバードライブ機能が標準で装備されているのが、私の常識ではなかなか理解できない。とはいえ、せっかく付けてくれているものを使わない手はない。

 私のビデオカードの場合、定格でのクロックは、

  • GPU クロック: 860MHz
  • メモリ クロック: 1200MHz

だ。ドライバーのオーバークロックツールには、自動的に使用可能な最大のクロック数を探してくれる機能があり、私は事前にそれを試していた。ドライバーが指定したオーバークロックの設定は、

  • GPU クロック: 950MHz
  • メモリ クロック: 1200MHz

だった。メモリ クロックは上がっていない。

 そこで、950/1200 という設定で FF XIV ベンチマークを走らせてみた。だが、最初の1/4程度進んだところで、パソコンが見事に固まってしまった。ベンチマーク以外に実行していたものはないとはいえ、ハードウェアのリセットをかけるというのは何度やっても心臓によくない。

 次は、GPU クロックを 5MHz 下げて 945MHz としてベンチマークを実行した。これもハングしてしまった。

 そうやって、ハングするごとに 5MHz ずつ GPU クロックを下げていった。

 FF XIV ベンチマークが最後まで実行できるようになったのは、

  • GPU クロック: 935MHz
  • メモリ クロック: 1200MHz

だった。そして、その時のスコアは、4770 だった。

 パソコンがハングするという危険を冒しながら、9%弱のオーバークロックを行った結果、スコアの上昇は6%しかなかった。最初からある程度予想された結末だが、がっかりしたのも正直なところだ。

 もともとオーバークロックはせずに定格で使うつもりだったので、ドライバーの設定はすぐに定格に戻した。なにしろ、高度な 3D を使ったゲームをするわけでもなく、いまのところ GPU を一番活用しているのは、システムの Aero UI だ。そして、Aero UI だけならば、Radeon 5770 を定格で使ってさえもオーバースペックといえるのだから。

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2010/07/21

PIOモードとeSATAの謎

 新しいパソコンは順調に稼働している。あちこちをいじりながら、自分が使いやすいと思う設定にカスタマイズ中。

 それにしても、SSD は快適すぎる。happy01

 電源オンから30秒もかからずログオン画面が表示される快適さは、20年以上前のフロッピーディスクからハードディスクへ切り替えた時の快適さに匹敵する。

 そんな SSD の稼働状況を知ろうと、システムのデバイスマネージャーを見たらとんでもないことに気が付いた。なんと、SSD の接続モードが 『PIO モード 4』 になっているのだ。当然、デバイスのプロパティ の DMA を有効にする オプションもオフになっている。

 ついこの間、IDE 互換モードから ACHI に切り替えたばかりだ。ベンチマークを行い、NCQ がとても有効に働いているのも確認している。念のために、他のチャンネルにつないでいるハードディスクの詳細を見てみると、2台とも 『Ultra DMA モード 6』 と表示されている。DMA を有効にする オプションもオンになっている。DVD ドライブですら 『Ultra DMA モード 4』 と表示されている。

 『PIO モード 4』 はやはりおかしいと思い、まずは BIOS 設定から見直してみた。しかし、BIOS の設定では、AHCI モードを選択すると、IDE で使われていた接続モードは選択できなくなる。AHCI が一つのモードのようなものだから、当然と言えるのだが。

 それでもやはりデバイスマネージャーに古い規格で接続されていると表示されているのは、面白くない。そこで、いつものようにググってみた。

 すると、真っ先に目についたのは 『PIO 病』 なるものだった。PIO 病は、よくわからない原因でハードディスクの接続が Ultara DMA モードから、PIO モードに “格下げ” になってしまい、ハードディスクへの読み書きが極端に遅くなってしまう現象だ。

 一瞬 「これか?」 とも思ったが、本当の PIO 病にかかると、ハードディスクの転送速度が 20~30MB/s という、現在の標準から比べるとはっきりと遅いことがわかる速度になってしまう。だが、現状の私のパソコンでは、SSD の転送速度はシーケンシャルでの読み込みは 180MB/s 前後、書き込みでも 40MB/s 程度となっている。

 とすると、改めて 「本当に PIO で接続されているのか?」、「単に表示だけの問題じゃないのか?」 という疑問が出てくる。

 そこでさらにググってみると、やはりあった。同じようにデバイスマネージャーで 『PIO モード』 で表示されてしまうことに悩まされた、という記事があった。その日本人の記事によると、日本だけでなく米国でも同様な表示に対する質問が見られた、ということだった。

 そして、解決策(と思われること)も書かれていた。それは

「ATA チャンネル 0 と 1(基板上の SATA1 と SATA2) を使わずに、ATA チャンネル 2 (基板上の SATA3) 以降を使う」

といういものだ。ATA チャンネル 2 以降であれば、SSD を接続しても 『Ultra DMA モード』 で表示されるというのだ。

 そこで私も、ATA チャンネル 0 と 1 そして 2 とつなぎかえて、それぞれの状況をデバイスマネージャーで確認してみた。結果は以下の通りだ。

  • ATA チャンネル 0 ⇒ PIO モード 4
  • ATA チャンネル 1 ⇒ Multi-Word DMA モード 2
  • ATA チャンネル 2 ⇒ Ultra DMA モード 6

となることを確認できた。このモードの変化は、SSD だけでなく、ハードディスクでも同じだった。

 こういう結果が出たのだから、慎重な人なら ATA チャンネル 2 以降を使って SSD やハードディスクをつなげようとするだろう。実際、上記の情報をくれた日本人も米国で質問した人も、ATA チャンネル 2 以降を使うようにしたというのだ。

 しかし、従来の IDE 接続よりも接続端子が増えたとはいえ、SATA 端子は6つしかない。そのうちの最初の2つを使わないというのはあまりにもったいない。しかも、ベンチマークを走らせた限りでは、ATA チャンネル 0 につないで PIO モード 4 の時と Ultra DMA モード 6 の時で、有意義な差は見られなかった。

 そこで私は、この 『PIO モード 4』 はあくまで表示だけの問題であり、実際の信号のやり取りは AHCI で行われており、何ら PIO モード には関係ない、と考えることにした。

 よって、システムドライブでもある SSD をATA チャンネル 0 = SATA1 に接続した。

 余談となるが、後でふと思いついて、BIOS 設定で SSD の接続設定を一度 IDE 互換モードに切り替えて、その状態で SSD との接続を AUTO ではなく Ultara DMA 5 に設定した。6 ではなく 5 を選んだのは、単に BIOS の設定に 6 がなかったからに過ぎない。再起動後、再度 BIOS 設定で AHCI モードに設定しなおしてから Windows を起動する。

 すると、デバイスマネージャーに SSD の接続が 『Ultra DMA モード 5』 となることが確認できた。どうもデバイスマネジャーの表示が、微妙に意味のない BIOS の設定を参照しているように思われた。

 ただこのやり方でも、パソコンをもう一度再起動すると、SSD の接続設定の表示が 『PIO モード 4』 に戻ってしまうので、解決策といえるものではない。

 

 PIO モード 表示問題とは別に、“HD Tune” での Supported features に関連してあわてさせられた問題があった。

 私は以前より HD Tune にはお世話になっていた。といっても、無料版の Ver. 2.55 のほうだけだが。

 パソコンのケースに独自に設置されている eSATA 端子に、外付けハードディスクケースと eSATA ケーブルを使って接続をした時のことだ。目的は、オンボード上に設けられた eSATA 端子との比較のためだ。HD Tune を起動して、パソコンケースの eSATA 端子 につないだハードディスクの情報を見たところ、すべての機能が ■ で表示されて、全く情報が取得できなかったように思われた。

 「あれ? SATA ドライブとして認識されてないのか? でも、読み書きは正常に行えてるし、ベンチマークも予想される性能が出てるし・・・。」 「もしかしたら、ケーブルが長すぎるのか?」

 などと考えて、わざわざ内部の SATA 端子と外部の eSATA 機器をつなぐ太いケーブルを買ってつないだのだが、結果は変わりなかった。

 そんな感じで悩んでいたのだが、たまたま SATA - eSATA ケーブルを ATA チャンネル 3 につないで様子を見ていた。すると、前は正しく表示されなかった Supported features が、同じ外付けケースとハードディスクの組み合わせで正しく表示されるではないか。

 どうやら、ATA チャンネル 4 以降につないだハードディスクの情報は、HD Tune 2.55 では取得できないようだと、その時初めて気が付いた。IDE 互換で考えると、ATA チャンネル 0 と 1 は、プライマリーポートのマスターとスレーブ、ATA チャンネル 2 と 3 はセカンダリポートのマスターとスレーブということになる。となると、ATA チャンネル 4 以降は、IDE のサードポート以降ということになり、サードポートの IDE 接続は一般的にはほとんど見られなかったため、作りが古い HD Tune 2.55 は対応できていないのではないか、と推測した。

 よく調べなかった自分が悪いのだが、HD Tune に振り回されてしまった。

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2010/07/19

やっぱファンコントロールだね

 新しく買ったパソコンのケースは、

Sharakoon Rebel 9 Pro Economy

という、日本ではあまりなじみのないモノだ。組み立てを頼んだショップのお勧めだったので、まぁ、悪くはないんだろう、と思って選んだ。

 届いてから実物を見ると、質感も作りも値段相応といった感じだ。見た目にそれほどこだわりのない私には十分だ。それよりも使い勝手のほうが私には重要だ。

 古いパソコンで使っていたハードディスクを移し替えたのだが、ハードディスクの取り付けは少々面倒だった。説明書によれば、レールを付けたハードディスクを内側からガイドに滑り込ませる、とあるのだが、すでに組みあがっているパソコンの内部にはケーブルーやビデオカードがあり、内側からハードディスクを増設することができなかった。結局、フロントパネルを外し、前面に取り付けられているファンを外して、ケース全面よりハードディスクを滑り込ませて取り付けた。

 最近はやりの 「マザーボード裏面での配線」 や 「ケース下部への電源設置」 が取り入れられているものの、ハードディスクといったドライブの設置は容易ではない。その点、前の DELL Dimension 8200 はハードディスクにレールを取り付けるだけで、ハードディスクをベイに簡単に取り付けられたので、増設がとても楽だった。

 

 さて、このケースは冷却重視のため、「前面メッシュ」、「後部排気口」 の他に 「側面吸気口」 と 「上面排気口」 がついている。前面に2つのファン、後方に1つのファンが標準で付いている。さらに、CPU に冷却ファンが1つ、ビデオカードにも冷却ファンが1つ付いている。おっと、忘れていた。電源にもファンが1つ付いている。合計6つのファンが常時回っているのだ、普通に考えればうるさく感じてもおかしくない。実際、ツール類を一切入れてない素の状態の時は、かなりファンの音が気になった。

 今回選んだマザーボードのメーカー ASUS は、ファンコントロールツールを提供している。これをパソコンにインストールすることで、CPU や マザーボードの温度に合わせて CPU ファンやケースファンの回転数を自動的にコントロールできるようになる。さらに、ATI ビデオカードのドライバーにもファンコントロール機能が付いていて、ビデオチップの温度に合わせて、ビデオカードファンの回転数が上下する。同様の独自のファンコントロールは電源にもついている。

 実際に使ってみると、私の場合、ブラウザーやメールソフトを使っている程度では、CPU の温度が50℃以下で、CPU ファンもケースファンも、最低回転数でしか回っていない。ビデオカードのほうはなおさらだ。高度な3Dゲームでもやらない限りは、最新のビデオチップは常に寝ているようなものだ。

 さらに、一番外に音が漏れやすいケースファンは12cmと大きめのため、もともと回転数が低く大きな音は出さない。CPU ファンは9cmだが、ヒートパイプを使ったタイプのためか、少し回転数が上がっただけですぐに CPU の温度が下がってくれる。

 いずれにしろ、日常的な使用の範囲では耳障りな音は感じられない。以前に使っていた DELL XPS 8200 には9cmファンが1つしかついていなかった。その XPS 8200 との違いが判らない程度の音だ。もっとも、XPS 8200 は初めからついていたケースファンは音が大きかったため、静音ファンに後で付け替えている。それと同等に感じるのだから、私にとっては十分に静かなパソコンになっている。

 もちろん、ベンチマークを走らせたり、ビデオをエンコードしたりすれば、CPU の温度が高くなり、CPU ファン と ケースファン の回転数も上がる。ファンの回転数の上昇に伴い騒音も大きくなる。だが、それは一時的な作業であり、私には十分許容できる。

 ネットサーフィンをしたり、こうやってブログを書いているときのほうがずっと時間が長いのだから、その時に耳障りな音がしないというのは大切なことだ。

 ベンチマークやエンコードならば、私がパソコンに張り付いてなくてもよいのだから、パソコンがうるさいと感じたら、その場を離れればよい。しかし、ネットサーフィンをしたり、メールの読み書きや、ブログへの書き込みは、パソコンのそばに張り付いていなければできない。パソコンの近くにいなければならないときに、パソコンが静かでいてくれるのはありがたい。

 購入時は、パソコンケースを 「静音型」 にしようか迷った。だが、後々パーツを増やしたり、より高性能なものに変えることを考えて、「冷却型」 のケースを選んだ。

 だから、思った以上にパソコンが静かにしてくれているのは、私にとってうれしい誤算だ。

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2010/07/16

SATA だったらやっぱり AHCI

 新しいパソコンにも慣れて、いろいろわかってくると、次はいろいろといじりたくなってくる。そして、真っ先に手を付けたのは、ハードディスク、というよりは SSD の接続だった。

 ハードディスクの規格が SATA に切り替わって久しいが、従来の機器や OS との互換性を重視して、接続設定の標準はいまだ旧世代の “IDE互換” になっている。しかし、SATA ハードディスク/SSD の真価を発揮させるためには、SATA の独自の接続方法である AHCI を選択するのが最良なのだ。というような話は、新しいパソコンの仕様を決めるにあたってあちこちの情報を読み漁っているうちに、自然と目に入ってきた。

 さっそく新しいパソコンの BIOS の設定を開いてみると・・・、設定は “IDE互換” だった。
○| ̄|_

 まあ、IDE互換 のほうがトラブルは起こりにくいため、無難な選択として組み立て屋さんは IDE互換 のままにしていたのだろう。特に多いのが光学ドライブらしい。AHCI 接続だと CD-R や DVD-R といった光学ディスクへの書き込みに、失敗することがあるらしい。

 せっかく BIOS設定を表示しているので、すぐに設定を “AHCI” にして Windows 7 を起動したいところだが、さすがの私はそこまで迂闊ではない。やはりこれまでの情報収集で、「AHCI に設定してからシステムをインストールしないと、ブルースクリーンが出て、Windows が起動しなくなる」、というような話も目にしていたからだ。

 まずは IDE互換 のまま、Windows をいつものように起動させた。そして、詳しい情報を収集した。

 すると、Windows 7 はレジストリに変更を加えるだけで、問題なく AHCI に切り替えられる、いう情報がすぐに見つかった。クリーンインストールの必要は全然ないらしい。

 適当な単語でググれば、該当の情報がすぐに見つかる。その中でも最も確実だと思えたのが、本家本元ともいえる Microsoft が出している情報だった。

ブート ドライブの SATA モードを変更した後で Windows 7 または Windows Vista ベースのコンピューターを起動すると、エラー メッセージ "STOP 0x0000007B INACCESSABLE_BOOT_DEVICE" が表示される

 この情報に基づき、該当レジストリの値を変更した。そして、Windows を再起動する。パソコン本体が再起動したら、BIOS 設定画面を呼び出す。SATA の設定を “AHCI” に変更して保存する。パソコン本体が再度再起動するので、後は Windows が起動するのを眺めるだけ。

 私の場合も、あっけなく Windows 7 が起動して、AHCI への切り替えがなんなく終了した。

 

 多少なりともリスクを払って切り替えたからには、きちんとリターンがあったこと確認する必要がある。

 まずは、Windows 7 に標準で搭載されている “Windows エクスペリエンス インデックス” でチェックしてみた。

 IDE互換の時、プライマリ ハードディスク のサブスコアは 『 7.2 』 だった。一般的なハードディスクの場合、5.9 という値をよく目にするので、7.2 という値はすでに十分に高い値だ。しかし、私の環境では、7.2 という数字が最も低いサブスコアであり、プライマリ ハードディスク以外のサブスコアは、7.4~7.5 だ。

 そして、AHCI にしてから測定してみると、プライマリ ハードディスクのサブスコアがなんと 『 7.5 』 に2階級特進したのだ。そのため、プライマリ ハードディスクはボトルネックでなくなってしまった。

 もう一つ。定番の CrystalDiskMark での測定も行った。バージョンは3.0 で、64bit版を使った。

 AHCI の効果を見るには Random Read/Write 4KB の QD = 1 と QD = 32 を比較すればよい。IDE互換設定のときは、Random Read がどちらも 15~16。Random Write がどちらも 36前後 だった。これはつまり、NCQ (Native Command Queuing) が全く機能していないことを表している。IDE互換設定なのだから当たり前なのだが。

 AHCI に切り替えた後に、再度 CrystalDiskMark で測定してみた。すると、Random Read (QD = 32) の値が 『 130以上 』 に跳ね上がった coldsweats02 。NCQ を使わないときの9倍の性能だ。Random Write については 40前後と、多少良くなったかな?と思える程度で、Read ほどの顕著な向上は見られなかった。

 ちなみに、手元にある SATA ハードディスクも片っ端から測定してみると、AHCI による 4KB の Random Read の上昇はいずれも約2倍だった。そして、Random Write では QD = 1 と QD = 32 の差はほとんどなかった。

 小さなファイルの Random Read に限定されるとはいえ、9倍もの性能向上があるのだから、AHCI に切り替えて正解だったといえよう。さらに言えば、SSD を性能低下させないための Trim 機能は、AHCI でしか実行されない。もっともその情報は、AHCI に切り替えてから知ったのだが。AHCI で使っていれば、Trim 機能により特に意識することなく SSD の性能低下を防げる。とはいえ、IDE互換 で使っていても、Intel が提供しているツール “Intel SSD Toolbox” をつかえば、手動で性能低下を回復できるので、「Trim のために AHCI 」 とは私は考えなかった。

 なお、私のパソコンでは、AHCI に切り替えてからも、DVD マルチドライブでの CD-R/DVD-R への書き込みに何のトラブルも発生していない。

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2010/07/14

Windows 7、めんどくせー (ノД`)

 新しいパソコンの電源が入り、Windows 7 が無事に起動した。最初のアカウント作りもとどこおりなく終わり、Windows 7 のデスクトップが表示された。

 最初に Windows 7 のデスクトップを見た印象は、

    「タスクバーのアイコン、でかっ」

だった。なんだか、Windows 95 を解像度800×600で使っていた頃を思い起こさせた。

 まあ、見た目の設定はそのうちおいおいカスタマイズするとして、まず必要なのは 『設定の移行』 だ。以前に Windows Xp 同士での設定の移行を行っている。Windows 7 でも 『Windows 転送ツール』 が準備されているを知っていたため、心配はしていなかった。

 ところが問題はその前にあった。Windows 7 の新しいパソコンと、Windows Xp の古いパソコンがネットワークで相互につながらないのだ。

 私の古い Windows Xp パソコンとカミさんの Windows Xp パソコンは、お互いにつながり、相互に読み書きできるため、問題が新しい Windows 7 の設定にあることは明らかだった。

 1時間ぐらいだろうか。自分でもあれこれ試してだめで、あちこち調べていた時、ある情報ページを読んでいて気が付いた。その情報ページは

今から備えるWindows 7
6 家庭向けネットワーク構築が簡単に? 「ホームグループ」の正体

だ。その中の、

前述のようにネットワークの場所が「社内ネットワーク」を選択しているケースでは、従来の共有手順を使う必要があります。

という部分だ。

 「ん? 『社内ネットワーク』? 社内・・・、社内・・・、働く・・・、ワーク・・・」

 「はっsign03

 そうだったのだ。実は Windows Xp が属していたのは “ワーク” グループ。他方、Windows 7 で一生懸命設定していたのが “ホーム” グループ だったのだ。Windows 7 でしか使えない ホームグループ をいくら試そうとも、Windows Xp パソコンから Windows 7 パソコンが見えるわけがなかったのだ。

 結局、Windows 7 パソコンのネットワーク設定を、“ホームネットワーク” から “社内ネットワーク” に変えるだけで、あっさりと Windows 7 パソコンと Windows Xp パソコンの相互接続が完了した。

 

 それにしても、家で使っているにもかかわらず、“社内ネットワーク” 設定で使わなければならないというのは、なんとも居心地の悪い使われ方ではないか。

 そもそも、Windows Xp のネットワークを設定する際、『新しい接続ウィザード』 で選択したのが、『ホーム ネットワークや小規模オフィスのネットワークをセットアップする』 というオプションだ。つまり私は “ホーム ネットワーク” をセットアップしたのだ。

 そんなことを覚えていれば、Windows 7 での設定でも “ホーム ネットワーク” オプションを選ぶのは、当然の結果といえる。ところが、Windows 7 で “ホーム ネットワーク” オプションを選ぶと、グループが “ホームグループ” となり、Windows Xp の “ワークグループ” と互換性がなくなってしまう。結局これが私にとって Microsoft が仕掛けた孔明の罠になってしまった。bearing

 結果、Windows 7 と Windows Xp 共に 『ホーム ネットワーク』 を選んで設定しているのに、お互いにわかり合えない、という状況に陥ってしまっていた。

 同じ用語を同じカテゴリの全く違うモノに使う。ユーザビリティから見れば、最悪の使い方と言えよう。

 

 Windows 7 を “社内ネットワーク” の設定にした後は、古い Windows Xp パソコンとも何の問題もなくファイルのやり取りができるようになった。

 Windows 7 で 『Windows 転送ツール』 を実行すると、Windows Xp 用の Windows 転送ツールを Windows Xp パソコンにコピーしてくれる。以前に行った Windows Xp 同士の転送では、ツールのコピーや持ち運びを自分自身でやらなければならなかったことを考えれば、ずいぶん使いやすくなった。

 Windows Xp パソコンでも Windows 転送ツールを使い、無事に 「設定」 や 「保存してあるドキュメント」、 「連絡先」、「過去のメール」 を、新しい Windows 7 パソコンに移し替えることができた。

 ここまでできれば、新しいパソコンをメインで使って、ファイルの更新や、メールのやり取りができる。

 ここまでくるのに、なんだかんだで半日かかってしまった。

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2010/07/12

我が家にセブンがやってきた

 “セブン” とは、『Intel Core i7』 と 『Microsoft Windows7』 のことだ。わざわざ言うほどのことではないが、「ウルトラセブン」 や 「ワイルドセブン」 ましてや 「マイルドセブン」 ではない。coldsweats01

 Core i7 と Windows 7 が、これまた新しい規格 『SATA 3.0』 と 『USB 3.0』 を積んだパソコンと一緒にやってきた。これまで使ってきたパソコンの装備が、「Pentium4」、「Windows Xp」、「パラレルATA」、「USB 1.1」 だったことを考えれば、文字通り隔世の感がある。8年半ぶりに買い替えたのだから当たり前なのだが。

 CPU は、「Pentium4 HT」、「Pentium D」、「Core」、「Core 2」 と何世代も一気にスキップした。OS はスキップしたのが 「Windows Vista」 だけだが、Xp と Vista の差は、Pentium4 と Core i7 の差よりはるかに大きかった。ストレージに関しては、前のパソコンでも後付で SATA カードと SATA ハードディスクを使っていたので、ギャップはない。それよりも、機械的なハードディスクから、非機械的な SSD への変化のほうが大きい。拡張端子の USB については、まだ USB 3.0 の環境が十分に整ってないため、USB 2.0 での使用がメインとなる現状ではスキップはない。それでもいままで USB 1.1 しか使えなかったことを考えれば十分だ。むしろ、マザーボードについている USB 端子の数がめちゃくちゃ多くて、以前使っていた USB ハブが必要なくなり、ケーブルの取り回しがすっきりしたことがうれしい。

 

 新しいパソコンが届いてまずやるべきことは何か? 組み立てたショップからの注意事項にも書かれているように、

  • 筐体を開けて、パーツやケーブルが外れていないか、確認する

ことだ。それから、

  • 購入した機器に付属していたパーツがすべて同梱されていることを確認

することも重要だ。後々に拡張しようとした時、「あれ?取り付け金具がないぞ?」 といった状況に遭遇しては目も当てられない。何ヶ月も何年も経ってから文句を言われたのでは、ショップもたまったものではないだろう。

 一通りの確認が済んで、いよいよ新しいパソコンの火入れ式だ。

 キーボード、マウス、ビデオケーブル、スピーカーケーブル を取り付ける。最後に、電源ケーブルを取り付けて、「よし、電源オン」 だ。
ヽ(´▽`)ノ

 「・・・、あれ?ウンともスンとも言わない・・・」
(・_・;)

 正直言って焦った。組上がりに問題がいないのは確認したし、電源ケーブルがしっかりとコンセントに刺さっていることも、何度も確認した。しかし、いっこうにパソコンに電源が入る様子がない。

 かなり焦りながら、再度パソコン側の電源ケーブルの取り付け具合を確認しているときに、あるものが目に入った。電源についている電源スイッチだ。これが “オフ” になっていた。
○| ̄|_

 しかも、よくよく思い出してみたら、ショップから届いたときは “オン” になっていたものを、「うっかりつないで、いきなり電源が入ったら怖い」 と思って、自分で オフ にしていたのだった。
○| ̄|_

 まぁ、こんなことをするのは私ぐらいだろうと思うが、皆さんはこんなことがないよう、電源についているスイッチをまず確認していただきたい。

 

 電源についているスイッチをオンにした後、筐体の電源をオンにすると、無事に Windows 7 が起動した。

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2010/07/09

Comfort Curve Keyboard 2000 を使ってみて

 前回書きそびれてしまったが、実は Microsoft Comfort Curve Keyboard 2000 を買う際には、別ないくつかのキーボードも購入対象にしていた。

 ロジクール クラシックキーボード 200 も購入対象の一つだった。あちこちの情報を読んでみると、安価な割に品質が良く、使いやすい、という意見が多かったキーボードだ。店頭で見て触ってみると、今まで使ってきた Microsoft Basic Keyboard とほぼ同じキーボード配列で、全く違和感なく使えそうだった。しかし逆に言えば、ネタとしては面白味が全然ないということでもある。

 また、エルゴノミックでもなんでもなく、ただ単に話題になっているというだけで、Microsoft SideWinder X4 Keyboard も購入対象にしていた。ゲーム用に作られているなら、「耐久性はあるのかな」 という期待もあった。だが、この SideWinder X4 Keyboard を触っていると、ひどく違和感があることに気が付いた。それは “変換” キーの位置だった。

 私は、日本語入力中でも常に空白を入れられるように、IME のキー定義を変更している。具体的には、スペースキーから変換機能を外して、常に 半角空白 が入力できるようにしている。そのため、日本語の変換には “変換” を使う。

 SideWinder X4 Keyboard は、いわゆる英語キーボードのようにスペースキーが長い。長いスペースキーの両端に小さな 変換キー と 無変換キー がある。いにしえの NEC PC-9801 シリーズのキーボードを思わせるつくりになっている。そのため、ホームポジションから 変換キー を押そうとすると、右手親指をかなり内側に折り曲げなければならず、私には残念ながら使いやすいとは言えない。

 いまさらながらに 変換キー の位置の重要性に気が付き、店頭に並んでいる日本語キーボードを片っ端から眺めてみた。すると、意外なほど 変換キー の位置に違いがあることに、改めて気が付いた。

 私が今回買った Comfort Curve Keyboard 2000 の場合、変換キーが N キー と M キー の間にある。手をホームポジションに置くと、変換キー がちょうど右手親指の下に位置して使いやすい。

 今まで使ってきた Basic Keyboard の場合は、変換キー が M キー 位置にあり、右手親指をわずかに内側に折り曲げて 変換キー を打っていた。しかし、これまでそれほど違和感を感じていなかったことから、その程度は私にとっての許容範囲なのだろう。

 Comfort Curve Keyboard 2000 と同じように、変換キー が N キー にまでかかっているキーボードがあるかと思えば、SideWinder X4 Keyboard と同じように、変換キー や 無変換キー、ひらがなキー といった日本語特有のキーは不必要、と言わんばかりに、申し訳程度の小さなキーが付けられているキーボードもあった。

 それぞれのキーボードの設計者の好みのようなものが見える気がした。ちなみに先ほどの ロジクール クラシックキーボード 200 は、変換キー が N キー にかかっており、私には使いやすいタイプのキーボードになっている。

 

 肝心の Comfort Curve Keyboard 2000 の使用感について。

 使い始めてまず感じたのは、

    「メインキーの両端のキーが遠い」

ということだ。Comfort Curve Keyboard 2000 と Basic Keyboard のメインキーを並べてみると、本当に横幅が広がっているので、キートップが遠いと感じるのが当然なのだ。使い始めは、時々 BS キー を押すつもりで ¥キー を押してしまったり、Enter キー を押すつもりで ] キー を押してしまったりした。それでも、小一時間ほど文字入力していると、押し間違えることはなくなった。

 

 細かいところだが、意外と気に入っているのは、ファンクションキー のキートップが膨らんでいるところだ。メインキーのキートップはへこんでいる形になっているので、キートップを見なくても、今 「数字キーを押しているのか」、「ファンクションキーを押しているのか」 の区別がつき、押し間違えることがなくなった。ファンクションキー と 数字キー は、間が離れているため押し間違えることなどなさそうに思うのだが、数字キーはそれほど頻繁に使うものではないため、うっかり ファンクションキー まで指が伸びてしまうことがあるのだ。

 また、ファイル名の変更や表示の更新、ひらがな変換、カタカナ変換、英数変換などで、ファンクションキーを使うことは意外と多い。その時に、確実にファンクションキーを触っていることが、キーボードを見なくてもわかるというのは、安心感があり、作業の効率化につながる。

 

 メインキーとは逆に、テンキーはやや使いづらく感じた。テンキーの 4キー が天板からそれほど出っ張っていないため、なんとなく押しにくく感じる。0キー から 1キー にかけて膨らんでいるデザインになっているのも影響しているのかもしれない。

 

 ブラウザーを呼び出す ホームキー、メーラーを呼び出す メールキー は、Basic Keyboard の時と同様に、ごく普通に使えている。

 それ以外の専用キーは残念ながら使っていない。検索キー は F3 キー、戻るキー は BS キー、をもとから使っていたため、使う必要がない。ブラウザーの 進む はそもそも使わないため、進むキー も使わない。Media Player 用のコントロールキー、再生/一時停止、音量上げ/下げ/ミュート も、Media Player を使っていないため、私には必要ない。

 

 肝心のカーブしたキー配列だが、残念ながら今のところはその良さを実感できていない。

 そもそも、自分にとってしっくりくるものは、それを使っている間はわからないものだ。ごく自然に使えているということが、使い心地が良いということなのだが、それを使っている間は使い心地が良いことに気が付かない。そこから離れた時に、「あれ?居心地が悪いぞ」 と初めて気が付くものだ。

 よってこのまましばらく Comfort Curve Keyboard 2000 を使い続けた後、あえて以前の Basic Keyboard に戻してみて、使いにくさを感じるかで Comfort Curve Keyboard 2000 の使い心地を判断しようと思っている。

 

 最後に、気になっていたキーストロークの短さだが、思ったほどは気になっていない。全く気になっていないかといえば、多少気になるところではあるが、「こんなのつかえるか~」 とはなっていないので、今のところは問題にしていない。

 ちなみに、ノギスで実測したところ、Comfort Curve Keyboard 2000 のキーストロークはおよそ 2.5mm。それまで使ってきた Basic Keyboard のキーストロークは 3.5mm だった。

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2010/07/07

Comfort Curve Keyboard 2000 を買った

 もうすぐ注文したパソコンが届く。これを機会に、キーボードも新しいモノに換えることにした。

Kbdbasic

 今使っているキーボードは、Microsoft Basic Keyboard だ。Dell Dimension 8200 に付属していたキーボードは、コーヒーをこぼしてしまい、一部のキーが使えなくなってしまった。そこで使い始めたキーボードが Basic Keyboard だ。昔から Microsoft のマウスは定評があり、私自身も Microsoft のマウスを気に入っていたため、キーボードにも Microsoft を選んだ。とはいえ、それほど多機能なキーボードも高級なキーボードも必要としていなかったので、もっとも安価なこの Basic Keyboard を選択した。ちなみに、現在 Basic Keyboard の後継にあたるのが、Microsoft Wired Keyboard 500 となっている。

Kbd500

 Basic Keyboard にも何度か液体をこぼしたこともあったが、これまで故障することもなく使い続けてこられた。ということで、耐久性という点では満足していた。だが、キーを押しこむ時に一部の大型のキーで引っ掛かりを感じていた。具体的にいうと、Enter、Shift、Ctrl、Space キーだ。毎回ではなかったが、キートップの端でキーを押そうとすると、うまく押せない状況になることがある。そのたびに、キートップを引き抜いては、摺動部分に潤滑剤を塗ってしのいできた。

 現在も問題なく使える Basic Keyboard だが、5年以上使い続けてきたのでそろそろ別なキーボードを使いたくなってきた。やはり、ときおり顔を出す “キートップの引っ掛かり” は気になる。

Kbd2000

 そして、次に買おうと思っていたのが、タイトルにも表記した Microsoft Comfort Curve Keyboard 2000 だ。

 ずっと以前よりエルゴノミックキーボードには興味があり、いつかは使ってみたいと思っていた。ただ、Microsoft のエルゴノミックキーボードはかなり大きく、それなりの値段になる。どうしても、購入をちゅうちょしてしまう。とはいえ、エルゴノミックキーボードを本当に気に入れば、大きさや値段は大きな問題ではない。エルゴノミックキーボードの購入に至らなかった一番の理由はほかにあった。

Kbdnatural

 実は以前に、Microsoft Natural Keyboard を本気で買おうと思って、店頭で触ってみたことがある。その時は、けっこな長い時間触っていた。そして、どうしてもなじめないと感じてしまうところがあったのだ。それは “B” キーの位置だ。標準的なルールでいえば、B は左手の人差指で打つ。T、G、B が左手の右端で、Y、H、N が右手の左端となる。Natural Keyboard もそうなっている。だが、私はなぜか “B” を右手人差し指で打つ癖がついてしまっている。私が Natural Keyboard で “B” を打とうとすると、毎回空振りしてしまうのだ。

 もちろん、長い時間をかけて指を慣らしていけば、いずれ空振りすることなく “B” を打てるようななるとは思っているが、使い方を強制されている気がして Natural Keyboard を常用する気になれなかった。

 その点、Comfort Curve Keyboard 2000 であれば、メインキーボードの配列は湾曲しているものの、キートップの配置は連続しており、“B” を右手で打つことができる。そしてまた、過剰な機能がついていないため安価であるというのもうれしい。

 買う前には、いつものようにあちこちの掲示板やブログ、口コミの情報を一通りチェックした。その中で、Amazon.com での 「使い込んでないのに使えないキーが出てきた」 という報告が数件あったのが気になった。仮に使いやすかったとしても、すぐに壊れるのでは怖くて買えない。また、「キーストロークがノートパソコンのように浅い」 という書き込みも何カ所かで見られた。私はノートパソコンのキーボードが大嫌いで、会社でノートパソコンを使わされていた時も、社内ではわざわざ外部キーボードを接続して使っていたほどだ。

 ということで、一度店頭で触ったことがあったものの、再度店頭で確認することにした。

 確かに、今使っているキーボードよりも、キーストロークが浅い。ただ、ノートパソコンのキーボーほどの違和感は感じなかった。

 結局、耐久性については使ってみなければわからない。前々から使ってみたかったエルゴノミックタイプを試してみるチャンス。すぐに壊れたら壊れたで、ブログにネタにできる coldsweats01 と考えて、Comfort Curve Keyboard 2000 を購入することに決めた。

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2010/07/05

スーパーマリオギャラクシー2、オールコンプリート

 『スーパーマリオギャラクシー2』 をようやく完全に終わらせることができた。エンディングを見てからさらに1か月ほどかかったことになる。エンディングはライトなプレーヤーにも見られるように作られており、もっとやりこみたいプレーヤー向けに作られたその先は、難易度もやはりかなり高くなっていることを実感した。

 特に、最後のステージには相当苦労した。それぞれに難易度の高い5つのパートを、途中からのやり直しがなく (通常は途中何カ所かに復活ポイントがある)、1度のミスで失敗 (通常は3度のミスで失敗) になってしまうという設定だ。

 十数回最後のステージに挑戦しても、とてもクリアできるようには思えなかったので、まずはその一つ手前のステージで練習することにした。一つ手前のステージは、ステージ構成はほぼ同じながら、途中に復活ポイントがある。不得意なステージの手前の復活ポイントを設定しておけば、不得意なステージを集中的に練習することができる。

 さすがに同じ所を延々と繰り返すとすぐに飽きてくるので、毎日1時間~2時間ぐらいずつ練習を続けた。そして、特に不得意な3つ目と5つ目のパートをそれぞれ3~4日ずつ練習した。

 結局、最後のステージをクリアするだけで1週間かかってしまった。

 

 スーパーマリオギャラクシー2 をオールコンプリートするまで遊んで強く感じたことは、

    「スーパーマリオギャラクシー2 は、いかにクリアできるパターンをみつけられるかが勝負。」

という形で作られているということだ。もっとも、パターンを見つけてクリアするというのは、他の スーパーマリオシリーズと同様ではある。一部のボスキャラクタにランダムな要素は見られたものの、基本的にマリオを同じタイミングで同じ動作をさせると、それに対応して敵キャラクターも全く同じ動きをするように作られている。

 そのため、必勝パターンを発見して、正確な操作を行えば、思ったより容易にクリアできるように作られている。

 文章で書くと、なんかつまらないゲームのように聞こえてしまうが、しかし実際にプレイしてみると、毎回同じ動きがみられるからこそ、最初はクリアできなほど難しく思えたステージが、プレイを続けていくうちにクリアまでの道のりが見えてくる。そのクリアのパターンを発見することも、一つの快感になる。

 もし敵キャラクタが毎回違うランダムな動きをして、ただ反射神経のみが頼りのゲームだったら、そのゲームを楽しめるプレーヤーはかなり限られると思うし、大多数のプレーヤーには不条理なゲーム映ったのではなかろうか。

 もっとも、パターンが確立できるということは、一度パターンを覚えてしまうと、一気にぬるいゲームと化してしまう。すると、それ以後は遊ぶ気になれなくなってしまう面を持ってしまうという欠点を持ってしまう。

 

 とにかく、1か月以上にわたってほぼ毎日楽しませてくれた スーパーマリオギャラクシー2 は、私にとっては十分に元は取れたゲームだったと思う。

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