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2010/07/23

せっかくだからオーバークロックを試してみた

 なにやら世間一般では、『ファイナルファンタジー XIV ベンチマーク』 が流行っているらしい。バリバリにチューンしたパソコンでもなかなか高いスコアが出ないのだとか。

 そんなニュースを聞いて、「私もそれなりに高性能なパソコンを買ったのだから、それなら私もいっちょ試してみるべ」 と思い立った。

 と、その前に、以前に遊んでいた、ファイナルファンタジー XIV の前作に当たる 『ファイナルファンタジー XI』 のベンチマークを久々に試してみることにした。以前のパソコンで ファイナルファンタジー XI を遊んでいたのはもう数年前で、8年前に買ったパソコンは何のアップグレードも行わないままプレイしていたので、かなり画面の描画が重たかったのを覚えている。もちろんベンチマークも試しており、はっきりとは覚えていないが、おそらくファイナルファンタジー的にいうところの 「楽」~「ちょうど」 あたりだったように記憶している。

 そんな古いパソコンから一足飛びに最新のハイエンドに近い性能に切り替えたのだから、当然ベンチマークの結果にも期待がかかる。

 はたして、結果は 7800 の 「計り知れない」 だった。しかも、公式ページの評価は低解像度での評価なのに対して、今回の結果は “高解像度” のものだ。思わずふいてしまった。 !!(゚ロ゚屮)屮

 

 いよいよ本日のメインイベント、「FF XIV ベンチマーク」 への挑戦だ。

 今回はアーカイブを解凍するだけで実行可能になっていた。楽でよい。

 実行すると、ベンチマークがウィンドウモードで始まった。前作の FF XI の時は、動作を軽くするため、およびサーバーとのデータのやり取りをハックできないように、ゲームはフルスクリーンでしか動作しなかった。それに合わせてベンチマークもフルスクリーンオンリーだった。その後 FF XI をウィンドウモードで実行できるような非公式のツールが広く普及してしまったため、最終的には FF XI もウィンドウモードで実行できるようにしたようだ。今作は、そんな経緯からか、最初からウィンドウモードをサポートしているようだ。

 何のトラブルもなく最初のベンチマークが終了した。結果は、4500 の 「やや快適」 と 「快適」 の間といったところだ。以前のパソコンと前作の FF XI の組み合わせでの 「ぎりぎりプレイ可能」 状態に比べれば雲泥の差だ。あらためて今回買ったパソコンの実力を実感した。

 と、ここで終わってもよかったのだが、せっかくメーカーパソコンではなく、パーツ一つ一つを自分で選んで、汎用品の組み合わせで組み立てたパソコンなのだ。ここはひとつオーバークロックをして、ベンチマークのスコアをどこまで伸ばせるか、挑戦してみた。

 とはいうもの、もともとオーバークロックなどはせず、定格で使い続けるつもりだったので、CPU クーラーもメモリーも必要最低限の性能のものを選んでいる。なので最初いから、それほどオーバークロックできるとは期待していない。また、細かい微調整を行いつつ限界を極める、というようなことをやるつもりもない。

 幸い、今回選んだ ASUS のマザーボードには、『CPU Level Up』 という上位の CPU の型番を指定するだけで、上位 CPU に近い性能までオーバークロックしてくれるという便利アイテムがもれなくついてくる。そこで i7-860 を使っている私は、一つ上位の i7-870 を指定して、FF XIV ベンチマークを走らせてみた。

 結果は、およそ 4500 と変わらず・・・。 ○| ̄|_
どうやら、ノーマルの状態でもビデオカードの性能がボトルネックになっていて、CPU にはまだまだ余裕があるようだ。実際 CPU メーターを見ながらノーマル状態でベンチマークを走らせてみると、CPU の使用率が100%になることはほとんどなかった。

 とすれば、CPU は定格のまま、ビデオカードのオーバークロックに挑戦となる。

 ビデオカードは、世間一般でも人気の高い 『ATI Radeon HD 5770』 だ。ビデオドライバーも、AMD が出している公式のものだ。チップメーカー公式ドライバーにもかかわらず、オーバードライブ機能が標準で装備されているのが、私の常識ではなかなか理解できない。とはいえ、せっかく付けてくれているものを使わない手はない。

 私のビデオカードの場合、定格でのクロックは、

  • GPU クロック: 860MHz
  • メモリ クロック: 1200MHz

だ。ドライバーのオーバークロックツールには、自動的に使用可能な最大のクロック数を探してくれる機能があり、私は事前にそれを試していた。ドライバーが指定したオーバークロックの設定は、

  • GPU クロック: 950MHz
  • メモリ クロック: 1200MHz

だった。メモリ クロックは上がっていない。

 そこで、950/1200 という設定で FF XIV ベンチマークを走らせてみた。だが、最初の1/4程度進んだところで、パソコンが見事に固まってしまった。ベンチマーク以外に実行していたものはないとはいえ、ハードウェアのリセットをかけるというのは何度やっても心臓によくない。

 次は、GPU クロックを 5MHz 下げて 945MHz としてベンチマークを実行した。これもハングしてしまった。

 そうやって、ハングするごとに 5MHz ずつ GPU クロックを下げていった。

 FF XIV ベンチマークが最後まで実行できるようになったのは、

  • GPU クロック: 935MHz
  • メモリ クロック: 1200MHz

だった。そして、その時のスコアは、4770 だった。

 パソコンがハングするという危険を冒しながら、9%弱のオーバークロックを行った結果、スコアの上昇は6%しかなかった。最初からある程度予想された結末だが、がっかりしたのも正直なところだ。

 もともとオーバークロックはせずに定格で使うつもりだったので、ドライバーの設定はすぐに定格に戻した。なにしろ、高度な 3D を使ったゲームをするわけでもなく、いまのところ GPU を一番活用しているのは、システムの Aero UI だ。そして、Aero UI だけならば、Radeon 5770 を定格で使ってさえもオーバースペックといえるのだから。

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