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2010/07/26

Windows 7 で使い方が変わった (その1)

 使い始めはあまりにもそれまで使っていた Windows XP と違いすぎて、どこに何があるかわからず、かなり苦労しっぱなしの Windows 7 だった。

 それでも1週間も使い続ければ、「どこに何があるのか」、「どれをどう使うか」 がだんだんわかってくる。すると、Windows XP とは違う使い方をしたほうが使いやすいことに気が付いた。

 

 まず変えたのは、『クリック方法』 だ。

 Macintosh に始まり、Windows 3.0、3.1 を経て、Windows XP に至るまで、アイテムは

    「クリックで選択、ダブルクリックで開く」

という使い方を続けてきた。

 Windows 95 からすでに 「ポイントで選択、クリックで開く」 という使い方は実装されていた。Windows 95 の時代にはすでに Web ページとハイパーリンクが一般的になる兆しを見せており、クリックでリンクを開くハイパーリンクのインタフェースを、Windows 95 ではデスクトップにも取り入れようとしていたのだろう。

 私も Windows 95 で 「クリックで開く」 をしばらく試していた時期があった。しかし、Windows 95 の見せ方に問題があったため、どうしても 「クリックで選択」 したくなり、誤操作を連発させた。

 その Windows 95 の見せ方の問題については、当時の上司と議論したことをよく覚えている。私が考える Windows 95 における 「クリックで開く」 インタフェースの問題点は、

    「ポイントしてもアイコンに変化がない」

ということだった。アイコンをポイントして1秒待てば、アイコンが選択状態になるのは頭では分かっていた。しかし、ポイントしても変化を示さないアイコンを見て、体がアイコンを選択しようとしてクリックしてしまうのだ。クリックすれば当然アイコンを開いて(実行して)しまうため、立ち上がったプログラムを終了させる時間と手間が生じてしまう。

 Windows 7 になって、真っ先に気が付いたのは、この 「ポイントするとアイコンが変化する」 点だ。具体的には、ポイントした瞬間にアイコンがボタンのように浮き上がって見える。ボタンのように見えれば、クリックするだけで何かしらを実行してしまう気持ちになるため、選択しようとしてクリックすることを防げる。これはまさに Windows 95 の時に、私が上司に話していたアイデアであり、私のアイデアが的外れではなかったということが確認できた。だからどうなるわけではなく、一人でニヤニヤするだけの話なのだが。

 よって、現状、Windows 7 を 「ポイントで選択、クリックで開く」 で使っている。もちろん誤操作はしない。

 なにしろ、1日の作業の多くをブラウザーで行っているため、クリックで開く にすっかり体が慣れてしまっている。Windows のスタートメニューからのプログラムの実行もクリックだし、プログラム内のメニューの実行もクリックだ。Windows 上での操作でダブルクリックはすでに少数派であるように感じられる。

 さらに、歳のせいかダブルクリックがおっくうになってきた。なので、Windows XP の時も、クリックで選択した後に、Enter キーでアイコンを開く 操作が多くなっていた。

 

 デスクトップやフォルダーでの 「ポイントで選択、クリックで開く」 への切り替えにともなって、しかしやはり使いにくいと感じる部分も出てくる。それが、

    「ポイントで選択」

の部分だ。ポイントで選択 だと、マウスポインタの位置が重要となる。しかし、作業中に邪魔にならないよう、ポインタを無造作に移動させることは日常的に行う。すると、ポイントしてせっかく選択したファイルなどのアイテムが、無造作に移動させたポインタのせいで、選択が解除されてしまうことが頻発してしまうのだ。

 この 「ポイントで選択」 の使いにくさに対しても、Windows 7 はちゃんと解決策を準備してくれていた。フォルダーの詳細設定に、

    「チェックボックスを使用して項目を選択する」

オプションが用意してある。このオプションをオンにすると、ファイルやフォルダーの項目の左端やアイコンの左上に選択のためのチェックボックスが表示される。チェックボックスをオンにすれば当然選択されるし、キーボードで選択すれば自動的にチェックボックスがオンになる。

 この機能を使うことで、

    「クリックで選択、クリックで開く」

というちょっと目には矛盾する操作方法が実現されている。これは私には目からうろこの機能だった。

 この 「チェックボックスで選択」 機能は、キーボードと併用しなくても簡単に複数の選択がやりやすいという利点もある。

 その反面、以前のように別なアイテムを選択すれば、前のアイテムの選択が自動的に解除されることがないため、選択を解除するためにもチェックボックスをクリックしなければならないのは、めんどくさい点である。そんな時は、無理にマウスを使わずに、キーボードで選択アイテムの変更をすれば、自動的に最後のアイテムのみ選択される状態になる。簡単な工夫で解決できる問題なので、私は気にしていない。

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