パソコン内の冷却をいろいろ試した (第1段階)
7月になって連日の最高気温が35℃を超える猛暑日が続くようになった。エアコンのない我が家では室内も猛暑日だ。幸い、室内を風が抜ければ、体感温度はぐっと下がる。自然の風がなくとも、扇風機を回せば、まぁ、なんとかなる。それでもだめならば、水風呂に入って火照った体を冷やす。
しかし、パソコンはそうはいかない。いくら外気を当てたところで、空気の温度が変わるわけではない。ましてや水風呂につけるわけにもいかない。
私のパソコンのケースは、“Sharkoon ミドルPCケース SHA-R9PROE-JP ブラック”
だ。このケース、本来はケースファンがオプションなのだが、なぜか日本向けの製品には、
- フロントファン: 2基
- リアファン: 1基
が付属している。ただし、ファンの性能は高くなく、
- 回転数: 1200rpm
- 騒音値: 25.2dB(A)
- 最大風量: 34.8CMF
という、12cm ファンとしてはむしろ風量が少ない割には騒音が大きいファンとなっている。
それでも、マザーボードに付属の “PC Probe II” を使って監視している限りでは、CPU や マザーボード の温度は40℃前後で推移していた。そのため、特にファンの性能不足は感じていなかった。また、ファンの出す騒音についても、やはり ASUS の “Fan Xpert” を使い、アイドル状態ではファンの回転数を落としている。ファンの騒音が気になるのは、なんらかの重たい作業を行っている時だけだ。
ところが連日の猛暑で、CPU や マザーボード のアイドル時の温度もどんどん上がるようになってしまった。特に、マザーボードの温度が常時40℃を超えるようになってしまったため、「これはまずい」 と思い、何らかの対策を施すことにした。
いきなり追加のファンを買って増設しても、万が一効果がないと悲しい思いをするため、まずは手持ちの余っている 9cm のファンでいろいろ試すことにした。大昔に古い PC 用に買ったものだが、回転数が高すぎて騒音もひどかったため、買ったままお蔵入りしていたファンだ。なので、9cm と付属のファンよりも小型だが、風量は付属の 12cm ファン以上ある。
パソコンケースでファンのついていない吸気口は、
- 側面 x 2 (上、下)
- 上面 x 1
と3か所ある。
左の写真 (クリックで拡大) は、代理店の実装例写真だ。私のパソコンと装着されているパーツは異なるものの、配置はかなり近いので拝借した。
2つの赤い四角が、側面に設置された吸気口の位置だ。2つの青い矢印は、前面に設置されている2つのファンからの吸気を示す。私のパソコンの CPU クーラーはサイドフロー式のモノを使っているため、CPU クーラーの空気の流れを緑の矢印で示した。
上記の 9cm ファンを側面や上面に押し当て、吸気させたり排気させたりして、CPU と マザーボード の温度変化を見た。
すると、側面・上 から吸気してやると、わずかに CPU の温度が下がる様子を見せた。どうやら、側面にファンを追加してやることで、CPU の温度を下げられそうだ。
さっそく新しく 12cm のファンを買うことにした。
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