パソコン内の冷却をいろいろ試した (第6段階)
ファンの大規模な配置転換を終え、また新たに追加した SilverStone SST-AP121 も当初の計画通りに設置した。
その SST-AP121 の効果であるが、いちおう、あった。CPU の温度がアイドル時、高負荷時、共に2℃程度下がった。SST-AP121 の効果であることを確認するために、SST-AP121 を停止した状態で CPU の温度を確認した後、SST-AP121 を全開にして CPU 温度の低下を確認した。もっとも、SST-AP121 以外では試していないので、SST-AP121 だったからこそ CPU の温度が下がったとまでは言えない。
ここであらためて今回行った変更と結果を、簡単にまとめてみた。
- 付属のファンのみ (フロント2基+リア1基)
- 付属ファン+AINEX CFZ-120PM (フロント2基+リア1基+サイド1基)
- 付属ファン+CFZ-120PM (フロント2基+リア1基+サイド1基)+厚紙カバー
- 付属ファン+CFZ-120PM+SST-AP121 (フロント2基+リア1基+サイド1基+トップ1基)+厚紙カバー
というそれぞれの条件での結果を、大まかにまとめると下の表のようになる。ただし、精密に測定したものではなく、おおよその傾向を示すものである。
CPU | ||||
---|---|---|---|---|
条件 | アイドル時 | 高負荷時 | マザーボード | ビデオボード |
1. | 50℃ | 70℃ | 42℃ | 50℃ |
2. | 50℃ | 70℃ | 38℃ | 47℃ |
3. | 48℃ | 68℃ | 38℃ | 47℃ |
4. | 46℃ | 66℃ | 38℃ | 47℃ |
(室温は正確には記録していない。いずれも最高気温が35℃を超えた日の日中に測定。室内はおそらく30℃前後だったと思われる。
高負荷は、Windows Live ムービー メーカーを使ってかけた。DSC-HX5V で撮影した約3分間の動画を、ムービー メーカーを使って 1080p の WMV に変換する作業を行った。変換時間はおよそ3分。変換中に一番高い温度を示した。)
今回、2基のファンを追加することで、CPU、マザーボード(チップセット) そして ビデオカードの温度を、3℃~4℃ 下げることができた。これだけだと、かけた費用に対して十分な効果がなかったようにも見える。
だが、もう一つ重要な要素が残っている。『騒音』 問題だ。
次回は、騒音問題を中心に話をしたいと思う。
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