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2010/09/22

パソコンの冷却、その後 (正圧への挑戦)

  SilverStone AP121 を買うきっかけになったのは、SilverStone 社が YouTube に投稿したプロモーションビデオだった。そして、再度そのビデオを見ていた時に、ふと脇で紹介されている同社の別のビデオが気になった。それが、下のビデオだ。

 このビデオで、私が最も驚いたのは “上面のファンを吸気にしている” ことだった。

 以前から、パソコンケースを 『正圧 (Positive Air Pressure)』 にするとよい、という話はなんとなく聞いていた。実際、私が前に使っていた8年前に買ったパソコンでは、ケースファンは後部に1基だけだった。あとは、電源のファンがパソコンケース内から吸気する形になっていた。パソコンケース内に吸気するファンはなかった。当時はこの形は珍しいものではなく、むしろ一般的だった。パソコンケース内の空気を強制排気することで、パソコンケース内を負圧にする。パソコンケース内が負圧になることで、ケース前面のハードディスク前面に設けられた吸気口から自然吸気する。そういう設計だ。

 しかしながら現実には、吸気口として設けられた開口部だけではなく、DVD ドライブの隙間やフロッピードライブのディスク差込口、パソコンケースの合わせ目といったあらゆる隙間にホコリがたまっていった。8年間に、3台の DVD ドライブで DVD-R に書き込みができなくなったことは、負圧でホコリが DVD ドライブに集まりやすくなっていたことと、無関係ではなかったと思っている。

 話を今のパソコンのことに戻そう。

 上面ファンからの吸気が “アリ” だとわかったので、私も早速試してみた。しかも、せっかく CPU に近い部分での吸気ということで、SilverStone AP121 を上面に取り付けてみた。こんな感じだ。

R9proe05
(クリックで拡大)

 そして結果はというと・・・、残念ながら CPU の温度は下がらなかった。逆に、側面から AP121 を外したため、マザーボード(チップセット)とビデオカードの温度が上がってしまった。

 それでも、上面からの吸気で CPU の温度が上がらないことが確認できたことは、有益だった。さらにもう一つ、上面からの吸気が有益だと思えた点があった。

 私が使っているケースには、後部に多くの穴が開いている。
   R9proejp17m (クリックで拡大)
上面から排気していた時は、どうやら、ここから吸気していたようなのだ。ティッシュの切れ端をかざして確認した程度なのだが。ここから吸気されては、ホコリを吸い込むことになるし、なにより後部に排出された温排気を再度パソコン内に取り込むことになる心配がある。そのため、この小さな開口部をセロハンテープでふさいでいた。

 それが、上面から吸気したところ、この後部の穴から排気していることがはっきりとわかった。やはりティッシュの切れ端で確認したわけだが。coldsweats01

 

 上面から吸気しても、排熱に問題はなく、CPU の温度が上がらないことを確認できたので、恒常的に上面から吸気することにした。ただし、AP121 は側面に戻して、上面ファンには付属のファンを配置した。
R9proe06
(クリックで拡大)

 

 この時点で、各ファンの定位置はほぼ決まった。

 しかし、ここまでの作業をしている間に、「あること」 に気が付いてしまったのだ。そのために、またしばらく試行錯誤を繰り返すことになってしまった。(次回に続く)

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