パソコンの冷却、その後 (マザーボードを冷却せよ)
前回、排熱を誘導するためのカバーをビデオカードに付けたところ、マザーボード上のチップセットの温度が上がってしまった。
今回は、その対策をとる。
具体的には、送風を直線的に遠くまで送ることができる SilverStone AP121 を、前面から側面へ移動させた。側面に設置していた付属のLEDファンは、元々あった前面へ戻ることになった。
前面から吸気した外気を、直接 CPU クーラーにぶつけるつもりで AP121 を前面に配置した。ところが、どうやらその効果は、ほとんどなかったようなのだ。
というのも、前面に配置したため AP121 の出す騒音が思いのほか大きく、AP121 だけ外付けのファンコントローラーで回転数を制御したのだ。すると、AP121 の回転数をかなり落としても、CPU の温度が変わらなかったのだ。つまり、私が考えていたような効果は、得られなかったのだ。
それならばと、温度の上がったチップセットに直接外気をぶつけて、チップセットの温度を下げた方が得策だと考えた。
この配置転換は、予想以上に効果的だった。
チップセットの温度は、私が期待した以上に下がった。さらに、ビデオカードの温度も下がったのだ。これは、うれしい誤算だった。
CPU 温度: | 45℃ ~ 46℃ |
ビデオカード温度: | 47℃ ~ 48℃ |
マザーボード温度: | 37℃ ~ 38℃ |
ハードディスク: | 37℃ ~ 38℃ |
CPU の温度は変わらずに、マザーボードの温度が、およそ-5℃となった。ビデオカードの温度も-1℃~-2℃になった。
ふた昔以上前であれば、パソコンケース内全体の空気の流れ(エアフロー)を良くすれば、CPU もマザーボードもビデオカードも冷却できた。しかし今は、緩やかなエアフローでは冷却できないほどに、CPU もビデオカードも大量の熱を発する時代だ。冷却はエアフローではなく、『冷却したい部分に直接風を当てて冷やす』 時代なのだと実感した。
ここまでで、十分に満足すべき結果になった。が、しかし、まだ続きがあった。
| 固定リンク
「パソコン・インターネット」カテゴリの記事
- 私が VDR-R2000 を買った理由(わけ)(2011.09.26)
- 犯人は Cookie だった(2011.09.05)
- DVDドライブをUSB 3.0でつないでみた、が・・・(2011.07.26)
- DVDドライブを外付けに変更した(2011.07.25)
- マウスを買い替えた(2011.07.03)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッド を使ってみて(2012.02.16)
- ニンテンドー3DS専用拡張スライドパッド を買った理由(わけ)(2012.02.15)
- 『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』 は Wii を買ってでもやる価値あり(2011.12.15)
- スーパーマリオ 3Dランド 完全制覇(2011.11.21)
- TPPに関して思うこと(2011.10.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント