パソコンの冷却、その後 (まとめ)
数日間、猛暑日が続く中、パソコンケースのサイドパネルを開けたり閉じたり、ファンを取り付けたり外したり、空ティッシュ箱を加工したり、ホームセンターにネジを買出しに行ったりして、ようやくパソコンを納得できる状態にできた。
調整後のパソコンの現状は、以下の通りだ。
制御方法 | 対象ファン | 設定値 |
---|---|---|
PWM 制御 | CPU クーラー ファン 後部排気ファン |
Fan Xpert 標準 |
電圧制御 | 前面吸気ファン×2 側面吸気ファン 上面吸気ファン |
100% |
CPU 温度: | 45℃ ~ 46℃ |
ビデオカード温度: | 46℃ ~ 47℃ |
マザーボード温度: | 37℃ ~ 38℃ |
ハードディスク: | 37℃ ~ 38℃ |
(温度はいずれも、外気温が35℃を超えている時間でのおおよその値。また、CPU 、ビデオカード、およびハードディスクが、ほぼアイドル状態での値。)
CPU 温度を基準とすると、ビデオカードの温度は、+1℃。マザーボードの温度は、-9℃~-10℃ となった。
また、今回の一連の作業で真っ先に行った 『ビデオカードの温排気をコントロールする』 ためのカバーは、最終的に取り外した。せっかく一生懸命に作ったモノではあったが、パソコン内部の空気の流れを考えれば、できるだけ余計なモノがない方がよいだろうと判断をして、ビデオカードカバーを撤去した。パソコンケース上面より吸気しているので、CPU の下に配置してあるビデオカードから排出される温排気は、それほど CPU まで上がってこないだろう、という判断もあった。
実際にビデオカードカバーを取り外して、CPU の温度変化を観察したところ、CPU の温度変化は確認できなかった。なので、ビデオカードカバーはそのままお蔵入りとした。
今回は、なるべくお金をかけずに工夫とアイデアで、かなり自分自身で納得いく結果が出せたと思っている。特に、PWM 制御以外のケースファンを、常に100%で稼働させることができるようになった満足感は大きい。PWM 制御ファンに比べて、汎用ファンはユーティリティーによる細かい回転数の制御ができない。どうせ細かい制御ができないのであれば、『制御なし』 で使いたいと前々からずっと思っていたのだ。
CPU の温度については、もう少し温度を下げたいと思っているものの、おそらくは今使っている 92mm ファンクラスの CPU クーラーの能力としては目いっぱいのところで使っていると感じられるので、現状で良しとすることとした。
この状態にしてからは、「もっといじりたい」、「もう少し何とかできるんじゃないか」 という気持ちがなくなってしまった。ファンが劣化して異音を発するようになるまでは、この状態で使っていくことになりそうだ。
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余談:
実作業中は、ケース上面のファンを吸気口から離した状態で安定して取り付けられなかった。しかし皮肉なことに、フィルターで風切り音を消す解決策を見つけた後に、安定して設置する方法を思いついてしまった。
ファンを止めるためのネジを、ホームセンターに買いに行った時だった。ネジが取り付けられる磁石が置いてあったのを、なんとなく覚えていたのだ。ちょうどこんな感じの奴だ。
ケース上面ファンの問題を解決した後に、そのことを思い出して、「あ、あれを使えばファンを好きな位置に確実に固定できたんじゃん」 ということに気が付いた。
絵として書き加えたものであるが、こんな感じだ。
(クリックで拡大)
このアイデアは、次に何か似たような問題が発生した時に生かそうと思う。
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