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2010/09/06

スパムメールはやっぱりものすごく迷惑だった

 今年の春ごろまで、ケータイのメールにはスパムメールがまったくなかった。別段フィルターを適応していたわけでもなかったのだが、とにかくスパムメールは来なかった。

 それがどういうわけか、春ごろから急に大量のスパムメールが送りつけられるようになってしまった。

 

 私は、ケータイのメールをヘッダー部分しか自動受信していない。AU では、ケータイに送られたメールを、自動的に別なアドレスへ転送してくれるサービスがある。パケット料金を節約するために、本文はパソコンで読むことにしているのだ。もちろん、外出時でかつ緊急の時は、ケータイで本文を読むこともある。しかしそれは月に2~3件あるかないかだ。

 そんなわけで、毎日送り付けられるスパムメールではあったが、「ヘッダーしか受信していないから、たいして料金はかかっていないだろう」 と思いこんで、あまり気にしていなかった。

 

 ところが、スパムメールが大量に送り付けられるようになって2~3か月してから、ある異変に気が付いた。それは、

    「『繰り越し無料通話量』 がどんどん減っていく」

ことだった。

 以前に記事にしたことだが、ほとんどの月は、私は無料通話量をほとんど繰り越す。そして、繰り越し無料通話量がどんどんたまっていっていた。その増えていくはずの無料通話量の繰り越しが、どんどん減っていくのだ。

 原因は、大量に送り付けられるスパムメール以外に考えられなかった。

 

 そこで、それまですぐに捨てていたスパムメールを、パソコン上で1月分ためてみた。すると驚くべきことに、1ヶ月で

    700件

ものスパムメールを受信していたのだ。この数は私の予想をはるかに上回っていた。

 私の印象では、スパムメールは1日に数件。1ヶ月にすると多くても150件程度と考えていた。しかし、実査にはその数倍のスパムメールを受信していたのだった。

 

 そこで、改めてヘッダーのみを受信すると、いくら料金がかかるのか計算してみた。

 パソコン上に残したスパムメールを数件調べてみると、ヘッダーの文字数は、およそ

    1800 ~ 2000 文字

だった。1パケットは、“128バイト” であり、“0.21円” だ。これで計算すると、およそ

    14 ~ 16 パケット ≒ 3円

ということになる。“3円”、私が予想していたよりも大きな金額だった。

 3円で計算すると、『3円×700件=2100円』 となる。

 実際には毎月の通信料に2000円もかかっていないため、実際の受信サイズはパソコン上のヘッダより小さいのかもしれない。とはいうものの、毎月の無料通話量 1000円 を大きく超える金額であることに変わりはない。

 「たかがスパムメール」 と侮っていたが、実はとんでもない負担を強いられていたことに、改めて腹立たしく思った。

 

 これだけ具体的な数字が出てしまっては、私もパソコンからのメールをすべてフィルターで遮断せざるを得なくなった。それまでは、受け取れなくなるメールを心配して、受け取り拒否のアドレスを個別に指定していたのだ。

 8月1日に、パソコンメールからの受け取りをすべて拒否する設定にした。そして、必要だと思われるアドレスのみを、個別で受け取り指定に記述した。

 それから1か月。最初の二日間は数件のスパムメールが届いたが、三日目からは、スパムメールが一切届かなくなった。

 そして、8月分の無料通話量は、半分以上が繰り越された。

 それにしても、2~3か月分の無料通話量を無駄に使わされてしまった。私の対応が甘かったことは素直に認めるが、やはり無駄に貴重な通信料を使わされるスパムメールには、ほんとに腹が立つ。

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