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2010年11月の5件の記事

2010/11/24

知らぬが仏、知ってガクブル (後編)

 前回、今使っている外付けハードディスクケース CENTURY 裸族の一戸建て(CRIS35EU2) が、遅い転送速度でしかパソコンに接続できないことに気が付いたことを話した。今回はその続きだ。

 裸族の一戸建て 内部の回路やコネクタにもしかしたら何か問題があるのかもしれないと思い、壊すのを覚悟で 裸族の一戸建て を分解することにした。

 ファンが付いている部分のパーツを外してから、外枠を無理やり外していくと、側板を外すことができた。

 側板を外した状態で、ハードディスクを入れて、出し入れ口を閉めると、なんと・・・・・・。

 2010112201 (クリックで拡大)

 信号端子と電源端子が、かろうじて先っぽ同士でギリギリつながっている状態になるではないか。
(((( ;゚Д゚)))ザクグフゲルググ

(なお、上の写真は、後述するバネを取り外した後に、バネが付いてた時の状況を再現させて撮影したものだ。)

 これで、認識されないハードディスクが起こる理由がわかった。ハードディスク側の接続端子の位置が微妙に前後すると、端子同士が指先同士でさえつながらなくなるためだ。

 こうなる原因は、はっきりしていた。

 出し入れ口のふたを開けた時に、ハードディスクを押し出すバネがケースの奥に設置されていて、そのバネがかなり強力なのだ。出し入れ口側にも押し込むバネが付いているのだが、押し出す側のバネのほうが圧倒的に強いため、接続端子部分がほとんど外れた状態になってしまうのだ。

 ぼやいていても仕方がないので、押し出す側の強力なバネを2つとも取り外した。

 そしてこれが、取り外したバネだ。

 2010112202 (クリックで拡大)

いかにも、強力に見える。実際に強力だ。そして私にはこの強力すぎるばねが、どう見ても設計ミスにしか見えなかった。

 SATA の接続端子はもともと簡単に外れるタイプの端子なので、押し出すバネがなくとも、ハードディスクケースを傾ければ、ハードディスクは簡単に出てくる。バネを取り除いても何の問題もない。

 バネを外した状態で、ハードディスクを入れてみる。接続端子は完全に収まっている。この状態で軽くハードディスクケースを振ってみても、接続端子がずれる様子もない。

 2010112203 (クリックで拡大)

 ただ、ハードディスクをがっちり押さえられていた前後の強力なバネのうち、後ろからの押さえがなくなったため、ハードディスクが 「カタカタ」 と、ハードディスクケースの中で動いてしまうようになってしまった。ハードディスクが稼働中に振動して、ハードディスクケースとぶつかり合うのは、明らかによくない。

 そこで、ハードディスクケース内の隙間に薄いスポンジをはさむことにした。そのため、ハードディスクの出し入れが若干めんどくさくなるのだが、ハードディスクや中のデータが破損するよりはずっと良い。

 いまだ現役製品として売られている CENTURY 裸族の一戸建て(CRIS35EU2) であるが、私は絶対に お勧めしない

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2010/11/22

知らぬが仏、知ってガクブル (前編)

 2年ほど前から使っている外付けのハードディスクケース CENTURY 裸族の一戸建て(CRIS35EU2) を、今でも使っている。定期的なバックアップで使っているため、常時電源が入っているわけではない。

 そのハードディスクケース 「裸族の一戸建て」 について、つい最近驚愕の事実を知った。今回の記事は、その話だ。

 

 この 裸族の一戸建て。以前の記事でも書いたように、「クチコミの評判はよくない」 。さらに、自分で使っていても、なぜかうまく認識できなハードディスクがある。SATA なので認識しないはずはないのだが、どういうわけか特定のハードディスクだけ認識しないのだ。そのうえ、初期不良に遭遇したこともあり、品質には初めからかなり疑問を持っていた。

 その疑問が具体的な形となって表れたのは、『インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー』 (IRST) のインストールだった。

 IRST では、接続されているストレージデバイスの転送接続速度が表示される。そして、問題の 裸族の一戸建て で接続しているハードディスクの転送速度が、なんと、

1.5 Gbps

と表示されていたのだ。何度接続しなおしても、その値は変わらなかった。

 ハードディスク自体は、3.0 Gbps に対応してる。現に、同じハードディスをもう一つのハードディスクケース 玄人志向 GW3.5AI-SUE で接続をすると、IRST でちゃんと “3.0 Gbps” と表示される。つまり、明らかに 裸族の一戸建て が 1.5 Gbps にダウングレードしてパソコンと接続しているのだ。

 裸族の一戸建て は USB 2.0 でもパソコンと接続できるため、そのあたりの変換回路の関係で、1.5 Gbps に制限しているのかもしれない。また、古いeSATA の規格では、接続速度が 1.5 Gbps に決められていたので、その影響かもしれない。

 とはいえ、裸族の一戸建て より前に買った 玄人志向 では、ちゃんと 3.0 Gbps で接続できるのだから、私としては納得しずらいところだ。

 裸族の一戸建て に失望したこともあり、もしかしたら内部的に問題が起こっているのかもしれないと思い、思い切って 裸族の一戸建て を分解することにした。

 そして、それがさらなく驚愕の事実を、私は知ることとなる。

(つづく)

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2010/11/15

エラー: Event ID 4107 CAPI2

 以前にハードディスクの突然死に遭遇してから、頻繁に “イベント ビューアー” でシステムのエラーが発生してしていないかを確認する癖が付いた。最低でも1日に1回は確認するようにしている。

 タイトルに書いた

ソース: CAPI2、イベント ID: 4107

に最初に気が付いたのは7月中旬のパソコンを買って間もなくだった。

 その後、7月下旬、8月中旬、9月下旬、と散発的に、このエラーが発生した。 

 ググって調べた範囲では、このエラーは 「マイクロソフトのアップデート用サーバーにおかれているファイルの署名の問題」 のためであり、無視しても構わないということだった。発生頻度も高くないことから、私も特に対応しようとは思わなかった。

 ところが、10月に入って間もなく、この エラー 4107 が毎日大量に発生するようになってしまった。

 そのうちおさまるだろうと思ってほっておいたのだが、3週間が過ぎるとさすがに気になってしょうがない。

 いくら自分のパソコンには影響がないとはいえ、常に大量のエラーが発生しているのを目にするのは、あまり気持ちのいいものじゃない。特に私はそういう細かいことが気になってしょうがない性格なのでなおさらだ。

 あらためてこのエラーについてググってみたところ、マイクロソフトから公式の修整方法が出ていた。

Event ID 4107 or Event ID 11 is logged in the Application log in Windows and in Windows Server

日本語の説明はないようだ。

 説明の下の方に書かれているフォルダー群に含まれていたファイルをすべて削除してから、念のために再起動をした。すると、それ以後、エラー 4107 が一切記録されなくなり、私は安心をしてイベント ビューアーを見ることができるようになった。

 それが10月下旬の話だ。そして、この記事を書こうと思い、再び該当のページを見てみると、この問題を簡単に修正するためのツールが用意されていた。もっと早く提供してほしかった…。
○| ̄|_

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2010/11/08

SSD のディスク デフラグ (私の場合)

 HDD (ハードディスクドライブ) と違い、物理的に稼働する部分のない SSD にはドライブ上のファイルをそろえるためのディスク デフラグは必要ないといわれている。

 むしろ、書き込み回数に明確な制限が存在する今の SSD に対しては、ディスク デフラグは SSD の寿命を縮めるだけとも言われている。

 現に、Windows で標準にスケジュールされているディスク デフラグ機能は、SSD がシステムドライブに使われている場合に自動的にオフになる。

 ところが、実際に SSD を運用していくと、SSD でも書き込みの性能低下が起こるという報告が、あちこちでなされている。その代表的な報告がこちらだ。

博士課程大学院生の現実逃避日記

[SSD]SSDのデフラグの効果を検証

 私の理解は、以下のようなものだ。

  • Windows システムが記憶しているファイルの配置と、SSD が実際に管理しているファイルの配置は全く別物。
  • Windows システムが1つのファイルを2か所に分けて保存をすると、SSD は2つの別々なファイルと認識をして保存をする。
  • SSD がファイルを書き込む時は実際のファイルのサイズよりもかなり大きな領域を書き込まなければならない仕様になっている。
  • そのため、Windows システムが1つのファイルを細かく分割して保存しようとすると、その数倍のサイズの領域を SSD は書き込まなければいけなくなるため、SSD の書き込み性能が大きく低下する。

 なので、SSD に複数回にわたる無駄な書き込みを行わせないことで、書き込み性能の低下を防ぎ、なおかつ寿命を無駄に縮ませることを防ぐことができる。というのもまた、私の理解だ。

 Windows システムに、1つのファイルは1回で書き込ませるためには、Windows システムに 「どんな大きさのファイルでも1回の書き込みで書き込める領域がある」 と思わせなければいけない。それが、“空き領域のディスク デフラグ” が必要な理由となる。

 あくまでも 「Windows システムに1回でファイルを書き込ませるため」 のディスク デフラグであり、SSD 上のファイルの配置を整理整頓するためのディスク デフラグではない。最初に言ったように、SSD には読み込みヘッドの移動といった物理的な動作がないため、ファイルそのものがいくら分断されていても、読み込みの際の性能低下はほとんどないはずなのだ。

 以上のような理由で、『MyDefrag』 による SSD のディスク デフラグの私が使っているスクリプトは、以下のようになっている。なお、このスクリプトを使ったことで何らかの不都合が生じたとしても、私は一切の責任を負えない。

VolumeSelect    
  CommandlineVolumes()      
VolumeActions

  /* Zone 1: not updated files. */    
  FileSelect      
    LastChange( ,1 days ago)      
  FileActions      
    FastFill()      
    ForcedFill()      
  FileEnd

  /* Zone 2: recently updated files. */    
  FileSelect      
    all      
  FileActions      
    MoveToEndOfDisk()      
  FileEnd

VolumeEnd

 簡単に解説をすると

  • 1日更新がなかったファイルと、1日以内に更新のあったファイルを分けている。
  • デフラグは行わず、それぞれのゾーンの空いている隙間にファイルを詰め込んでいる。
  • フラグメンテーションせずに詰め込めるファイルを優先して、それでも隙間が空いている場合は、ゾーンの終わりにあるファイルを無理やりフラグメンテーションさせて詰め込んでいる。
  • 頻繁に更新が行われていると思われるファイルがディスク領域の先頭近くにあると、Windows システムが書き込みに使える細かい空き領域ができやすいため、更新頻度の高いと思われるファイルは、ディスク領域の最後尾に配置している。

 このスクリプトを実行することで、Windows システムがファイルを書き込むために使おうとする部分にすべての空き領域が連続するため、ファイルの書き込みが必ず1回で行われる計算になる。とはいえ、実際に私が期待する動作になっているという確認を取ったわけではないので、断言はできない。

 このスクリプトでデフラグを行った後は、さらに 『Intel SSD Toolbox』 で “Trim” を行い、SSD が無駄な書き込みをなるべく行わないようにしている。

私のスクリプトによるデフラグの効果は実際のところはわからない。それでも、各種のディスクアクセスのベンチマークテストで SSD の性能をチェックすると、新品の時に測定した時とほぼ変わらない値を示しているので、私自身は満足している。

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2010/11/01

私のお気に入りのディスク デフラグ ソフト

 Windows Vista や Windows 7 は、標準でハードディスクを定期的にディスク デフラグをするため、多くの一般ユーザーは意識してハードディスクをデフラグする必要がなくなっている。

 しかし、古いタイプのユーザーの私としては、システムやユーティリティに自動的に作業されるのは、すごく居心地が悪い。自分が意図しない動きをされるのは嫌だ。

 現在は、システムディスクに SSD を使っていることもあり、スケジュールによる定期的なデフラグは行わせないようにしている。

 しかし、多くの作業を重ねた後は、ハードディスク上のファイルが多くフラグメンテーションしてしまうので、そんなときは、自分でデフラグソフトウェアを起動してデフラグを実行している。 

 Windows 7 にも標準でディスク デフラグ ソフトが付属しているが、ユーザーが選択できるオプションがなく、実行結果も今一つ私には満足できない。

 幸い今は、無料で使える優秀なディスク デフラグ ソフトが簡単に入手できる。私がダウンロードしてインストールしただけでも、

Auslogics Disk Defrag

Defraggler

MyDefrag

Puran Defrag

UltraDefrag

と5つのデフラグソフトがある。

 その中で私が一番気に入っているのが “MyDefrag” だ。理由はひとえに、『スクリプトを書くことで、自分がやりたいようなデフラグが自由に行える』 ためだ。

 不特定多数のユーザーのことを考えれば、何も考えずに最適な実行をしてくれるデフラグ ソフトのほうが、優秀なデフラグ ソフトと言っていいだろう。

 しかし、既存のデフラグ ソフトのデフラグ方法は、結果だけを見ると、どのような意図で行われたのかまったくもってわからない。それよりは、自分の良いと思えるパターンでデフラグした方が精神衛生上よろしい。その点で、“MyDefrag” は私の希望を十分にかなえてくれた。

私が日常的に使っている MyDefrag のスクリプトはこんな感じだ。なお、このスクリプトはあくまで私が使っているというだけのモノなので、ほかの人が使って何らかの不都合が発生しても、私は何の補償もできないので注意されたい。

/* Zone 1: Place the MFT and some other special NTFS files. */

FileSelect
  SelectNtfsSystemFiles(yes)
FileActions
  PlaceNtfsSystemFiles(Ascending,MftSize * 0.01)
FileEnd

/* Zone 2: Directories. */

FileSelect
  Directory(yes)
FileActions
  FastFill(WithShuffling)
FileEnd

MakeGap(RoundUp(ZoneBegin,VolumeSize * 0.001))

/* Zone 3: not updated files. */

FileSelect
  LastChange( ,1 months ago)
FileActions
  Defragment(Fast)
  Defragment()
  FastFill()
FileEnd

/* Zone 4: not updated files. */

FileSelect
  LastChange( ,1 weeks ago)
FileActions
  Defragment(Fast)
  Defragment()
  FastFill()
FileEnd

/* Zone 5: all other files. */

FileSelect
  all
FileActions
  Defragment(Fast)
  Defragment()
  FastFill()
FileEnd

簡単に説明すると、

  1. 特殊システムファイルを先頭に配置をする
  2. ディレクトリを配置する
  3. 一か月以上更新がないファイルを配置する
  4. 1週間更新がないファイルを配置する
  5. 残りのファイルを配置する

という順番で並べている。

 頻繁に更新するファイル群を、最後に配置することで、デフラグが発生する領域を限定して、日々のデフラグする時間を大幅に短縮できている。

 もっとも、このやり方だと、ハードディスクで一番性能が高いといわれる外周部に近い領域を、更新しないファイルで埋めてしまうため、ハードディスクの性能を引き出すという点では、あまり賢い方法とは言えない。

 それでも、ファイル数の増減によって、頻繁に書き換える領域が移動するため、ハードディスクの特定の領域だけを酷使することがなくなって、故障をしにくくしているかもしれないと、勝手に期待している。

 なお、このスクリプトを利用するのはハードディスクだけだ。システムディスクとして使っている SSD に対してはまた別なアプローチをとっている。それについては次回に。

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