ご飯パン作りのアレンジ (ご飯つぶし編)
前回、メガハウス “米パン” でレシピ通りにご飯パンを作った。レシピ通りに作れば、十分においしいご飯パンができるものの、個人的にいくつか気になる点もあった。
そこで、ご飯パンを作る毎に、少しずつ作り方を変えていった。ご飯パン作りも10回を超えると、自分なりによさそうだと思える手順が、だいぶ見えてきた。
今回から何回かに分けて、私が実際にやっている 『ご飯パンの作り方』 を紹介しようと思う。
最初行う ご飯のつぶし方 から、アレンジしている。
米パン のレシピには、
- 150g のご飯を全量を一度に投入
- ポットのハンドルを (左に20回転+右に5回転)×6セット (約2分)
- 多少つぶが残る程度で可
とある。
レシピ通りに行うと、『多少』 ではなく、結構ご飯つぶが残ってしまう。また、ご飯 150g 全量を一度に処理すると、すりつぶすためのハネから半量程度のご飯がはみ出してしまい、つぶされずに残るご飯の量がけっこう多い。
ここで一度発想を変えて実験してみた。
- ご飯つぶが残らないくらいに徹底的にこねる
- ご飯つぶをつぶさない
のどちらが、よりおいしい ご飯パン が作れるか、それぞれ2~3回ずつ試してみた。
結論から言うと、『ご飯つぶを徹底的につぶした』 ご飯パンのほうが、私にはおいしく感じられた。
徹底的につぶした ご飯パンは、全体的にもっちりしていて、ご飯の甘みもより強く感じられた。それに対して、ご飯つぶを残したほうは、食感にむらがあるように感じられ、ご飯の甘みも少ないように感じた。
そこで私は、ご飯つぶを徹底的につぶす形にアレンジをした。
具体的には、150g のご飯を3回か、できれば4回に分けて、ご飯つぶをつぶしていくようにした。1回に投入するご飯の量を50g以下にすると、下の写真のように、すりつぶしているときにハネからご飯つぶがはみ出さない。
1回のご飯の投入で、
ハンドルを (左に20回転+右に5回転)×2セット
回せば、たいていほとんどのご飯つぶがつぶれてくれる。
つぶしたご飯はかき集めて、いったんポットの外に出す。そして、次の50g以下のご飯を投入する。
ちなみに、ご飯をかき集めたり、取り出したりするのは、“しゃもじ” が有効だ。特に表面にディンプルがあり、ご飯がくっつきにくい素材のものは、つぶした後のご飯もくっつきにくい。私は、100円ショップで買った大小2本組のしゃもじを使っている。
こうやって、150g のご飯を数回に分けて、すべてのご飯をすりつぶした後、ポットに全量を戻す。白玉のようなご飯団子が、ポット内に3~4個転がっている状態になる。
(つづく)
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