シンガポール旅行 (上空からの台湾の夜景)
8月頭に行ってきた “シンガポール旅行” についての感想、その6回目、最終回。
なお、私は
- 旅行はさほど好きではない、というか苦手
- 観光地をただ見て回るるより、自分で何かを体験するほうが好き
- 文化的遺産よりも、テクノロジー的なモノを見るほうが好き
- 雄大な大自然よりは、人工的な建造物のほうが好き
という性格を持っていることを踏まえて、記事を読んでもらいたい。
シンガポールでの滞在も無事に終了して、予定通りの時間に、予定通りの便に乗って帰路に就いた。
帰りも行きと同じ “ボーイング767” だったため、やはり座席の背もたれを傾けることができない。夜に出発をして明け方に到着する飛行であったが、私は早々に機内での睡眠をあきらめた。幸い、座席ごとにモニターが設置されているため、好きな映画を好きな時間帯で見ることができた。
もともと夜更かしには慣れていたし、見たいと思っていた映画を見ることができたので、その点ではラッキーだったといえる。
だが、私にとって一番ラッキーだったのは一通り映画を観終わって、「だいぶ日本に近づいてきたな」 と思った時だった。
ふと窓から下を見下ろすと、実にきれいな夜景が広がっていた。モニターで運行状況を確認すると、ちょうど台湾の南にさしかかったところだった。そう、台湾の夜景だった。
私は、あわててカメラを取り出して写真を撮り始めた。下の写真は、そのうちの1枚だ。おそらく台北の夜景だ。
写真にしてしまうと、私が感動した情景が10分の1も伝わらないと、ホントに残念に思ってしまう。この時、地平線の雲の中ではカミナリが発生していた。ほぼ30秒おきに、大きな光の塊が雲の中に浮かび上がっていた。動画では撮影できたものの、写真に撮影することはできなかった。残念だ。
その後、外は徐々に明るくなっていき、つまんで食べたら甘くておいしんじゃないかと思えるような雲の塊や、
浜名湖、
御前崎、
下田、
そして、富士山、
と、これまでに旅行したところが次々に目に入ってきて、思わず興奮してしまった。
これまで何度もこの辺りを飛行機で飛んでいるのに、なぜか今回のような感動はなかった。はっきりとした理由はわからないが、もしかしたら明け方で太陽光線が低い位置から当たり、景色の立体感が強く感じられたのが、今までにはない感動を与えてくれたのかもしれない。
変な話ではあるが、今回のシンガポール旅行で一番良かったと思えたのが、帰りの飛行機から見た、これらの夜景、風景だったように思える。
(シンガポール旅行記 終)
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