カテゴリー「音楽」の12件の記事

2010/05/24

COWON iAUDIO9 の使い勝手

 いろいろ比較をして最終的に選択した COWON iAUDIO9 なのだが、私自身は日常的に使っていない。オーディオCD から音楽を取り込んだ後に、きちんと取り込まれているのか確認のために操作をしたり音を聞いたりする程度だ。

 なので、音質の善し悪しや、効果的なイコライザーの設定などは、まったく分からない。私にわかるのは、使い勝手の善し悪しだけだ。

 iAUDIO9 の写真を見てもらえばわかるが、操作系が一般的な ではなく、× の形をしている。操作部分に簡単な説明をつけると、こんな感じになる。

    2010052401

 なぜこんな形になっているかといえば、この操作系をそのまま左に90度回転した状態でも使うためだ。

 iAUDIO9 の液晶画面は、縦持ちでは横240ドット×縦320ドットという縦長になっている。一般的なケータイと同じだ。だが、この状態で動画を再生すると、上下に空白が生じてしまいよろしくない。動画を再生するときは、左に90度回転させて横320ドット×横240ドットで表示させると極めて都合がよい。

 もし、操作系が であった場合、左に90度回転させると、上下操作で選択したり動画の再生ポイントを移動させたりしなければならなくなる。見せ方を工夫すれば、それはそれなりに使えるようになるとは思うが、縦向きで使っている時とあまりに操作系が違ってきてしまう。開発する人たちは、おそらくその点を一番問題にしたのだろう。

 実際、私の持っているケータイ S002 のワンセグ機能では、縦向きでも横向きでもテレビ画面を表示できる。縦向きでは、上下キーで音量調整、左右キーでチャンネル切り替え、となっている。横向きでもその操作キーがそのまま使われるため、実際に使ってみると、“上下キーでチャンネル切り替え、左右キーで音量調整” となり、いまだに操作を間違ってしまう。

 そういうことを実際に体験していると、この × 型の操作方法をそれなりに納得してしまう。あとは慣れてしまえば、 型よりも操作の間違いは少ないように思う。縦向きであれ横向きであれ、物事を進めるときは右向きに操作をすればよい。右上方向だろうと右下方向だろうと、指を右方向になぞれば選択肢が先に進むというのは、上下キーで左右に選択肢が移動するより、はるかにわかりやすい。

 とはいえ、この × 型での操作でどうしても馴染めないケースがある。選択肢がマトリクス状に表示されている時だ。

 選択肢がマトリクス状に表示される場合、よく使われる方法は、

  1. 上下左右4つのキーを使って、上下左右自由に選択肢を移動できる。
  2. 左右キーを使って、右端の選択肢でさらに右キーを押すと一段下の左端の選択肢に移動する。
  3. 上下キーを使って、下端の選択肢でさらに下キーを押すと一列右の上端の選択肢に移動する。

となる。

 だが、× 型操作系では、選択肢移動が1次元なのに単純な上下移動や左右移動にならない。実際の移動は下の図のようになる。

    2010052402

 たしかに、右上⇔左下の操作に対しては、連動しているといえる。しかし、日常的に左→右&上→下 の操作系を使っているため、何度使ってもこの移動経路には違和感がある。選択肢を左→右に移動させようと、スライダーで左下⇒右上と操作すると、今度は選択肢が 下→上 へと移動して、やはり違和感がある。

 これも “慣れの問題” と言えなくもないのだが、他ではなかなか見られない操作系のため、やはりいつまでも違和感が残るのではなかろうか。

 そういえば、フラッシュが再生できるということで、フラッシュで作られた 『テトリス』 を入れてプレイしてみた。動作という点では問題なくプレイできたものの、操作系がやはり特殊なため、楽しむという点ではちょっと厳しいかもしれない。

 最後になってしまったが、物理的な凹凸のない iAUDIO9 の操作パネルの使い勝手は、悪くない。静電方式のため、指以外触っても誤動作することがない。操作した時の反応性もよく、なかなか反応しなくていらいらすることもない。ただ、銀行のATMで操作を受け付けてくれないような乾燥肌の人(うちのカミさんとか)は、もしかしたら操作しにくいかもしれない。

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 ユーザビリティとは全く関係の無い話だが、この iAUDIO9 はちょっと不具合が多い気がする。それも、細かい不具合ではなく、ボタンを全く受け付けなくなったり、リセットさえも効かなくなる不具合が、しょっちゅう起こる。

 リセットボタンが効かなくなっても、大抵はバッテリーが切れるまでほっておけば、自動的にスリープ状態になり、充電をしてから電源を入れ直すことで、何もなかったように使うことができるようになる。

 ただ一度だけ、復帰したあとに中のファイルが全く見られなくなったことがあった。ファイルの管理領域が破損したようだった。その時は、幸いパソコンからすべてのファイルを取り出せたので、バックアップ → iAUDIO9フォーマット → ファイルの書き戻し、で復旧させた。もっとも、お気に入りリストなどは消えてしまったが。

 不具合が多いのは COWON 製品全般にいえるようなので、仕方がないと思うしかない。あの小さい筐体に、音楽再生だけでなく、画像表示、動画再生、FMラジオ、さらにはフラッシュ再生まで組み込まれているのだから。

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2010/05/20

私が COWON iAUDIO9 を選んだ理由

 以前にちょっとだけ話題に出した “携帯音楽プレーヤー” の話だ。

 我が家の子どもも小学校高学年になり、音楽に興味をもつようになった。特に、以前ちょこっとだけやってた進研ゼミのチャレンジに、オモチャの携帯音楽プレーヤが付いてたことから、いっそう携帯音楽プレーヤーに興味を持ち始めた。

 しばらくカミサンが使わなくなっていた携帯音楽プレーヤー MPIO FY800 を使っていたのだが、やはり使っていると “自分のもの” が欲しくなったのか、「貯めたお年玉で買う」 と言い出したのだ。小学生に音楽プレーヤーを持たせることの賛否はあるだろうが、“勉強をおろそかにしない”、“長時間聞き続けない” などの条件をつけて、買うことを許可した。許可したと言っても、結局実際に買うのは私自身になるのだが。

 とりあえず私が候補としてあげたのは、

などだ。

 そんな中で、子どもが出した必須条件が、

    「FM放送を録音出来ること」

だった。カミさんの FY800 を借りて使っている時に、FM放送が面白いこと、そして FM放送が録音出来ること、を覚えたようだ。携帯音楽プレーヤーには関係ない話だが、私としては、『FM放送』=『子どもが夜更かしをしないか要注意』 ということでもある。

 そうなると、携帯音楽プレーヤーの選択肢は一気に狭まる。選択肢となるメーカーは、“COWON” と “iriver” に絞られる。その他の携帯音楽プレーヤーも、FM放送を聞くことはできても、録音することが出来ない。音楽配信事業との関係からだろう。

 残った選択肢から絞り込むのは、私の都合によるものだった。私が直接使うわけではないものの、プレーヤーを管理したり、音楽を出し入れするのは、私の仕事になるのがわかっていたからだ。

 私が必要だと考えた条件は、

  1. 携帯音楽プレーヤーの物理的な操作がしやすい
  2. 携帯音楽プレーヤー内部のインタフェースが使いやすい
  3. 携帯音楽プレーヤーのシステムが重たくない
  4. コンテンツの出し入れに特別なソフトウェアを必要としない
  5. 外部メモリーカードが使える

などなどであった。

 その他にも、細かい使い勝手の情報や不具合の情報なども、各種の掲示板を読みあさって情報を集めた。

 その結果、COWON と iriver であれば、上記の条件の大部分を満たすことがわかった。

 そうなると、最後の1機種に絞り込むのは、

  • 実際に触ってみての使い勝手
  • 実売価格
  • 入手しやすさ

ということになる。

 幸い、近所のヨドバシカメラには、COWON の実機も iriver の実機も置いてあった。実際に店頭で触って、いろいろ試してみた。

 あれこれいじくりまわした結果、私が最終的な選択肢として残したのは、

  • COWON D2+
  • COWON iAUDIO9
  • iriver E150

の3機種だった。iAUDIO9 には外部メモリーカードが使えなかったが、16GB 内蔵であれば十分だと判断した。

 COWON D2+ よりも COWON S9 の方が新しい機種で、操作方法はどちらもタッチパネルだ。見た目も S9 の方が洗練されていた。それでも、操作した時の使いにくさというか、イライラ度の高さから、S9 を候補から外した。

 私個人としては、iriver E150 の単純な操作系が気に入っていた。とはいえ最終的には、実際に使う子どもが見て、触ってみることが肝心だった。いくら私が気に入っても、実際に使う者が気に入らなければ意味が無いからだ。

 子どもと一緒に店頭に行き、実際に子どもに実機を触らせてみた。そして、最終的に子どもが選択したのが、

だった。

 決め手は、“見た目のかっこよさ” と “小ささ・薄さ” だったようだ。D2+ も、外部メモリーカードが使えておすすめだったのだが、あの厚さは気に入らなかったようだ。また、E150 のシンプルな使いやすさも、子どもには見た目がシンプルすぎて気に入らなかったようだ。

 買うことに決めた、そして実際に買った iAUDIO9 のインタフェースは、個性的で、パッと見には使いやすいように見えない。

 そこで次回は、「iAUDIO9 のインタフェースは使いにくくないのか?」 という内容の記事を書く予定だ。

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2009/10/02

サラウンドヘッドホンで5.1chを体験 (後日談)

 MDR-DS7000 でより臨場感があるサラウンドを聞くには、DVDを視聴するのがよいことがわかったものの、そうそう頻繁にDVDをレンタルして映画を視聴するわけにもいかない。

 とはいえ、MDR-DS7000 の良い所は、5.1ch再生ばかりではない。無線伝送方式である MDR-DS7000 は、ヘッドホンをつけたまま家の中をあちこち歩き回れるのも、大きな特長である。

 私の住んでる部屋は、リビングダイビングとキッチンがカウンターで仕切られているため、キッチンで家事をしながらでも、リビングのテレビを見ることができる。しかし、家事をしていれば大きな音を立てることにもなるため、これまではテレビの音がよく聞き取れなかった。

 それが、MDR-DS7000 のおかげで、家事をしながらでもテレビの音をはっきりと聞きとることができるようになった。安くなったから買ったとはいえ、私にしてみれば1万5千円以上もしたヘッドホンは、けっして安い買い物ではなかった。それでも、ヘッドホンをつけたまま家中を歩き回れることを体験すると、「買って損はなかった」 と素直に思えた。

 さらに不思議なもので、MDR-DS7000 を買った当初は、どうしても音が頭の中心や頭上から聞こえてきてしまっていた。それがサラウンド感を感じられない要因でもあった。おそらく、「私はヘッドホンで音を聞いている」 という意識が強く働くためだろうと思っている。

 それがヘッドホンに慣れてきて、ヘッドホンから音を聞いていても映像のほうに集中できるようになってくると、なぜかだんだん音が画面のほうから聞こえてくるように感じられるようになってくるから不思議だ。

 目からの情報量は圧倒的に多いので、耳からの情報が目からの情報に引っ張られるということなのだろう。

 MDR-DS7000 ネタの最後に、MDR-DS7000 とは直接関係のない話をする。5.1chでの音の聞かせ方についての話し、というか私の個人的不満だ。

 あくまでも私が見た映画の範囲の話だが、どうも前後左右の音の移動の仕方が不自然に感じる場合が多い。

 どこを基点とした音を聞かせるかが、映画を作った人と私とで大きなずれがあるようだ。

 私は、その映画を見ている自分を基点とした音を聞かせてもらいたいと思っている。だが、多くの映画では、表示している映像の中心もしくは主人公を基点とした音を再生しているように思われる。

 たとえは、画面内の中央の主人公の右横を車が通り過ぎた時、私から見ると車は右前にある。私は右前から車の音が聞こえて欲しいと思うが、実際には真横から車の音が聞こえてくる。

 同様に、後方から聞こえてくる音を発生させているモノは、画面内には見えてほしくないのだが、多くの場合、画面の両端に見えていたりする。

 これは、映画をどのように見て、見ている自分を映画内のどの位置に置くかによっても感じ方が違ってくる話だと思うので、私の感じ方が正しいと言いたいわけではない。

 ただ、映像表現やストーリーだけでなく、音の表現の仕方に対しても映画製作者、主に映画監督の好き嫌いが出てきそうだということを感じた。

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2009/09/30

サラウンドヘッドホンで5.1chを体験 (後編)

 前回は、ソニー製サラウンドヘッドホン MDR-DS7000 を購入して、地上波放送の5.1chを聞いて、期待したほどの効果を感じられずに落胆した話をした。

 ちなみに、MDR-DS7000 には、“シネマ” と “ゲーム” というエフェクトがついており、それぞれ、ドルビー社とソニーの専門家達が監修をした音響効果で “映画” や “ゲーム” を楽しめるということだ。しばらく両方のモードを切り替えながら使ってみたのだが、残念ながら、その効果を私はいまひとつ感じ取ることができなかった。

 また MDR-DS7000 は、2chステレオであっても、擬似的に7.1chっぽく聞かせる仕組みが備わっている。なので、先ほどの シネマモード や ゲームモード と合わせて使うと、ヘッドホン端子からの2chステレオと、光デジタルケーブルからの5.1chサラウンドの聞こえ方に、極端な違いを私には感じられないという状況だった。

 それが大きく変わったのは、光デジタルケーブルの接続を、テレビからDVDレコーダーに切り替えてからだった。

 手持ちのDVDレコーダーは、アナログ放送を録画しかできず、ハイビジョンの記録再生もできない旧式だが、光デジタル音声出力にビットストリームで出力ができる。つまり、DVDに記録されている5.1chをそのまま MDR-DS7000 のプロセッサに直接送り込むことができるのだ。

 たまたま、地上波で録画した映画と同じDVDを持っていたので、DVDで再生して5.1chサラウンドで聞いてみた。すると、明らかに地上波放送での5.1chより臨場感のある音がヘッドホンから聞こえてきたのだ。

 「あ~、これがこのヘッドホンの本当の実力だったんだ」

とちょっとばかり感動してしまった。それほどまでに音の広がりが違って聞こえた。

 その後すぐに、もう一本光デジタル音声ケーブルを買ってきて、MDR-DS7000 のプロセッサにテレビとDVDレコーダーの両方をつなげた。

 同じ5.1chサラウンドといっても、ソースによってまったく聞こえ方が違うことがよくわかった。

 よりよい5.1chを聞きたければ、今のところはDVDを視聴するしかなさそうだ。ここ数年、ビデオをレンタルすることがなかったが、より臨場感がある音を聞くために、今度はDVDをレンタルして視聴しようかと思う今日この頃だ。

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2009/09/28

サラウンドヘッドホンで5.1chを体験 (前編)

 きっかけはこの記事だった。

ソニー、2.4GHz無線伝送の7.1chヘッドフォン (PC Watch)

 前から5.1chのサラウンドシステムを設置して見たいと思いつつ、狭いリビングにテレビが置いてある状況では、スピーカーを4つも5つも置けるはずがない私は、5.1chを完全にあきらめていた。

 しかしヘッドホンなら、設置や配線の手間も要らず、家族にも邪魔にされることなく5.1chサラウンドが導入できることに気がついたのだ。

 上記で紹介されている新製品の発売はまだまだ先のことだが、型番から容易にマイナーバージョンアップであることが予想できた。

 そこで、現行製品の情報を集めるべく、価格コムにアクセスしてみた。すると、新製品が発表されたこともあり、現行製品の MDR-DS7000 の値段が急激に下がっていた。また、MDR-DS7000 の価格コム内でのヘッドホン売れ筋1位だったので、それなりに評判がよい製品であることも推察できた。

 “サラウンドヘッドホン Wiki” でググってみると、まとめWiki サイトを見つけることもできた。このWikiにおいても、MDR-DS7000 の評価は高いことがわかった。

 価格が急激に下がり、発売当初の半額になっているのを見て、すぐに買うことにした。私のポリシーは、欲しいモノを3ヶ月待つことだが、3ヶ月待っていたのでは明らかに買い時を逸してしまうのが目に見えていたので、今回は速攻で購入した。

 現物はネット注文した翌日には届いた。

 さっそくテレビにつなげてみる。5.1chを再生させるための光デジタル音声ケーブルが付属していたのは助かった。なにしろ、光デジタル音声ケーブルを使うのは今回が初めてだったのだ。

 さっそく5.1chサラウンドを体験してみようと思って、ようやく気がついた。地上波放送、BS放送、どちらも5.1chでの放送が極端に少ないのだ。

 以前に、ハリーポッターの映画を録画した際に、5.1chだったことを覚えていた。そのため、今テレビで放送されている映画はほとんど5.1chで放送されていると思っていたのだが、番組表を検索して見ると、5.1chでの放送されている映画はほとんどない。

 5.1chでの放送は、むしろスポーツ中継が多いことにも気がついた。だが、残念ながら、私にはスポーツ中継を楽しむ趣味がない。

 幸いなことに、5.1chで放送されたハリーポッターの映画を録画して消さずに残していた。

 ワクワクして再生を開始したのだが、しばらく聞いていても 「ん~~~・・・・・」 という感想しか出なかった。私が 『期待していた』 サラウンド感を全然感じられなかったのだ。

 そこで、通常のヘッドホン端子に接続を切り替えて聞いてみると、こちらは明らかに普通の2chステレオの音で再生されていることがわかる。

 それからおもむろに5.1chの接続に戻してみると、たしかに2chステレオよりも広がった感じで音が聞こえることを感じ取ることができた。だがそれは、比較してみて気がついたことであり、5.1ch再生単独でそれを感じ取ることはできなかった。

 まー、「2~3万円のヘッドホンにそこまで期待するほうが悪い」 と言われれば、私もその通りだとは思うのだが、期待が大きかった分、ガッカリ感も大きかった。

 (つづく)

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2009/09/21

最近のPlayStation Portableの使い道は

 『戦場の絆 ポータブル』 で毎日遊んでいた PlayStation Portable (以後、PSP)だったが、さすがに2ヶ月も遊び続けると、「もうおなかいっぱい」 となっていた。PSPの使い道は、GPSと組み合わせて 『みんなの地図3』 もある。しかし、みんなの地図3を使うのは、どこか知らないところに出かける時だけだ。毎日使うというものでもない。

 さらに7月に入ってからは 『ドラゴンクエスト IX 星空の守り人』 にはまっているため、いっそうPSPに触ることがなくなっていた。

 とはいえ、せっかくあるモノなので、なにか使い道はないものかと考えていた。

 すでに発売されているゲームの一覧をながめてみたり、これから発売予定のゲームを調べてみたりもしていた。ロボットゲームが好きなので、『アーマードコア』シリーズを買おうかと思ったのだが、購入までにはいたっていない。

 そんな時に気がついたのは、PSPのメニューに最初から入っている 『インターネットラジオ』 だった。前からあるのは知っていたはずだが、それを使うという考えにはいたっていなかった。

 幸い、戦場の絆 ポータブルでオンライン対戦するための USB Wi-Fi アダプター をもっていて、PSPをパソコン経由でインターネットにつなげる環境は整っていた。

 さっそく、PSPでインターネットラジオプレイヤーを起動すると、なんの設定や認証も行うことなく音楽が流れてきた。

 私は日本の歌とクラッシックしか聞かない。とりあえず、ジャンルを JPOP に合わせて選局を行うと、タイトル領域にラジオ局のタイトルが表示される。

 ラジオ局のタイトルをながめていて驚いたのは、圧倒的にアニメ音楽を流している局が多いことだ。JPOPといいつつ大半はAnimeなのだ。

 それでも、JPOPを中心に流している局を見つけて、今はその局を中心に選局して音楽をPSPから流している。感覚的には、お店がBGMで流している有線放送を自宅で聞いている、ような感じだ。

 ちなみに、PSPのインターネットラジオの気にいっている点は、

  • ポータブル機器なので簡単に家の中を持ち歩ける
  • 無線接続なので、家の中を自由に持ち歩ける
  • 多くの局は曲のみを流していて、トークがない
  • 無料

といったところだ。

 私は音楽に関して特にこだわりはない。とりあえず、聴きなれた曲を流してくれいればいい。その意味で、PSPのインターネットラジオは私にとってとても都合がよい。ちなみに、今一番気に入っている局は、“PERIDOT RADIO” だ。

 PERIDOT RADIO は、最近の曲より少し前、私が若いころに売れていた曲を多く流してくれているのが気に入っている。

 このインターネットラジオのおかげで、それなりの値段で買ったPSPを、これまでお蔵入りしてきた古いゲーム機本体のような状態にしなくてもよさそうだ。

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2009/03/03

高級オーディオシステムでドルビーTureHDを体験してきた

 古くからの友人が、高級オーディオシステムを揃えたと言うので、視聴をしに遊びに行ってきた。スピーカーやアンプなどで総額200万円余りの高級オーディオたちだと言う。しかも購入先は、あの有名なダイナミックオーディオとのこと。

 オーディオに一番興味のあった高校生大学生時代であれば、目を輝かせて期待に胸躍らせて訪問しただろう。残念ながら今はそれほどでもないため、お祝いするぐらいのつもりで訪問した。

 まず、Blu-ray Disc (BD) と DVD-Video (DVD) の聞き比べをした。ものの、映像の違いははっきりしているものの、音の違いはそれよりははるかに小さい印象だった。金属をはじく音に明らかな違いは聞けたものの、全体としては大きな違いはないように感じた。

 BD はドルビーTureHD(=省略なし)であり、DVD はドルビーデジタル(=省略あり)だ。理屈から言えば、BD 音声のほうがダイナミックレンジが広く、抜けるような音になる、はずだ。しかし、ディスクに録音されている音の元がよくなければ、BD も DVD もたいした違いはなくなってしまう。最初に聞き比べたのはそういうものだったのだろう。

 しかし、ある作品の ドルビーTureHD と ドルビーデジタル を聞き比べて、驚きの違いを感じた。それは BD版 『AKIRA』 だった。

 BD版 AKIRA には、ドルビーTureHD と ドルビーデジタル 両方の音源が含まれている。それを切り替えながら聞き比べると、明らかに別物であるのがわかった。

 まず音圧がまったく違った。ドルビーデジタルもけっして悪い音ではなかったが、ドルビーTureHDに切り替えたとたん、同じ音量のはずなのに窓ガラスが共振をし、床の振動を足の裏に感じた。これが音源の違いなのか、再生可能なダイナミックレンジの違いなのか、私には断言できない。しかし、これだけの違いが感じられるのならば、ドルビーTureHD そして、総額200万円の高級オーディオの存在価値は確かにあると思った。

 ちなみに、PCM (=無圧縮、省略なし) 音源も含まれていたが、サラウンドではなく普通のステレオ音源だったため、ドルビーTureHD と比べると、やはりかなり聞き劣りがした。

 BD版 AKIRA での ドルビーTureHD と ドルビーデジタル の違いは、私が昨年買い換えたテレビの画力の違いを思い起こさせた。21型のブラウン管テレビから42型のハイビジョンプラズマテレビへ切り替えた、あの衝撃だ。

 友人宅のディスプレイは当然のごとく大画面で、60型のリアプロジェクターだ。年式が古いのでフルではないハイビジョンであるものの、そこは60型だ。映像の迫力は十分にある。

 ドルビーデジタル音源であれば、画面の迫力と音響がつりあっているように感じた。むしろもう少し音に迫力がほしいぐらいである。

 だが、ドルビーTureHD音源に切り替えたとたん、明らかに画面が貧弱に見えてしまう。ドルビーTureHDの音響に対しては、1988年に製作されたアニメ作品では明らかに映像の緻密さが負けているように感じられた。作品の出来と言う意味ではなく、ドルビー TureHDに対しては、単純に映像の解像度がもっと欲しいと感じた。

 もちろん、それらはすべて私個人の感想だ。誰もがそう感じるとは思わない。

 まあ、総額200万円ものオーディオシステムを所有できる人などかなり限られている。私も含めてほとんどの人は所有することはないだろう。

 私などはむしろ強い所有欲に駆られず幸いだと思った。もし、あんなシステムが欲しくて仕方なくなったとすれば、システムにかかる費用だけでなく、設置するための住居やシステムの真価を発揮させるためのコンテンツの購入などで、いくら金があっても足りなくなるのが目に見えるからだ。

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2009/01/19

DSi で音楽再生に挑戦

 せっかく ニンテンドー DSi が使えるようになったので、以前から気になっていた音楽再生を試してみた。

 というのも、カミさんの音楽プレーヤーを買い換える際に、DSi を候補の一つに考えていたからだ。音楽再生のスピードや音程を自由に変えられるため、語学の勉強にも役に立つと考えたのだ。また、使いやすい UI(ユーザ インタフェース)も魅力だった。結局、大きさが障害となって、MPIO FY800 に落ち着いたが。

 だから、もし音楽プレーヤーとして DSi を買っていたとしたら、はたしてカミさんの英語の勉強に使えていたか、確認してみたかったのだ。

 DSi の音楽プレーヤーである “ニンテンドー DSi サウンド” の仕様によれば、再生できる音楽のフォーマットは、

フォーマット:

AAC (拡張子 .m4a .mp4 .3gp)

ビットレート:

16kbps~320kbps

サンプリング周波数:

32kHz~48kHz

となっており、世間で一般的な MP3 や WMA は再生できない。

 まずは、とにかく音楽ファイルを作ってみることにした。

 調べてみると、iTunes を使えば簡単に CD から変換することができるらしいが、私は iTunes をインストールしていない。iPod を使っていないし、iTunes が大掛かり過ぎて好きになれないのだ。

 私が普段使っているツールは、“BonkEnc” だ。

 BonkEnc は多用な音楽フォーマットに対応していて、相互変換が可能なため、とても重宝している。

 AAC フォーマットへの変換はしたことがないため、とりあえず標準状態で AAC フォーマットに変換してみた。

 すると、拡張子が .aac になってしまった。もしかしたらと思い、拡張子を .m4a に変更して DSi に読み込ませてみたものの・・・、やはり 「再生できません」 といわれてしまった。

 そこで、BonkEnc の設定を変えてみた。

 まずは、FAACのエンコーダの設定 - 形式 タブ にある ファイル形式 を “MP4” に変えた。既定値は、“AAC” だ。

 変換自体はうまく言ったように見えたが、なぜか変換後のファイルができない。いくつかのオプションを変更して調べたところ、MP4 形式だと 設定 - エンコーダ タブ にある “'オンザフライ'方式でエンコード” がオンになっていると、うまくいかないようだ。既定値は、もちろんオンだ。

 この設定をオフにすることで、拡張子が .m4a のファイルを作ることができた。

 できたファイルを DSi で再生しようとすると・・・、やはり 「再生できません」 といわれてしまった。orz

 ここで少し悩んだ結果、任天堂が提供しているサンプル音楽ファイルのフォーマットを見てみることにした。ちなみにフォーマットを解析するのに使ったツールは、“video easy info” だ。

 すると、サンプルファイルのフォーマットが [MPEG4-AAC(LC)] ということがわかった。そして、私が作って DSi で再生できなかったファイルのフォーマットは、[MPEG4-AAC(MAIN)] だった。

 再生可能なフォーマットの詳細がわかってしまえば、後はそれと同じものを作れるように設定を変更すればよいだけだ。

 BonkEnc の場合、FAACのエンコーダの設定 - 形式 タブAAC object type を “LOW” にすることで、[MPEG4-AAC(LC)] を作れることがわかった。

 実際に、MP4 形式 LOW object type で変換した音楽ファイルを DSi で再生したところ、無事に再生できることが確認できた。

 各社がライセンス料を懸けて、様々なコーデックを開発するのは、よりよいコーデックが開発されるという良い面が大きいものの、映像・音楽ファイルだけを受け取っても、簡単には再生できなくなる、という悪い面に出くわすことも少なくない。

 その意味でも、自社製品である iPod で間違いなく再生できる音楽ファイルを作り出せる iTunes や、買える iTunes Store を用意している Apple は、やはりさすがだと思う。

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2009/01/13

FY800 故障?・・・、そして復旧

 ひと月ほど前に、カミさん用の新しいポータブルメディアプレーヤー MPIO FY800 を買った話をした。使い勝手に多少の難はあるものの、普通に使える範囲の使い勝手であるため、カミさんはそれ以来、持ち歩いて使っている。

 ところが数日前に、カミさんが 「プレーヤーがなんかおかしい」 と言ってきた。詳しく内容を聞くと、

「一時停止させるとエラーが出て、ふたたび再生ができない」

と言うのだ。自分でも試してみると、確かにそのとおりだった。画面上には 『ERR: ROO…』 と表示されている。

 FY800 には FM ラジオ機能もあり、FM ラジオに切り替えた後に、プレーヤー機能に戻すと、メモリ内にファイルがまったくない状態になってしまう。どうやら、ファイルシステムの ROOT 部分に障害が発生したらしい。

 幸いにして、一度電源をオフにしたり、内蔵メモリと外部のSDカードを切り替えると、ふたたび再生ができるようになるので、とりあえずしばらくカミさんには、それで対応してもらうことにした。

 私は、解決策を見つけるべく、MPIO の公式ページを見てみた。MPIO は日本から撤退してしまったが、公式ページはまだ残っている。サポートの FAQ も残っている。

 ところが、カミさんの FY800 で起こっているような障害に関する記述が見つからない。

 それではと、検索サイトから調べてみても、やはり同様な障害に関する記述を見つけることはできなかった。

 こうなると、日本から撤退した会社の製品を買ったことが裏目に出る。修理はいまだに受け付けているものの、製品についての質問を受け付けるサポートが終了している。聞きたくても聞けない状態になってしまっている。

 修理に出すとすれば最長二週間かかる。日常的に使っているカミさんにとっては、ちょっと受け入れがたい条件だ。

 情報を探しつつ、メモリが論理的に壊れたのかもしれないと思い、内蔵メモリとSDカードの両方をチェックディスクしてみた。すると、内蔵メモリーに修復されたファイルがいくつか作られていた。保存してある英会話ファイルには変化がないので、おかしいな?と思いながら、とりあえず無視した。

 さらに二つをフォーマットしなおしてみた。が、変化はなかった。内蔵メモリは、FAT だけでなく、FAT32 でもフォーマットしなおしてみたが、好転しなかった。

 ファームウェアが古いのかも?と思って、バージョンをチェックしてみると、最新のファームウェアになっていた。

 ここで完全に行き詰ってしまい、半日ほどずっと悩んでいた。

 そして、やはり修理に出すしかないのか?と考え始めていたときに、ファームウェアに関する記述のある部分が目に付いた。それは、

「ファームウェアのアップデートに失敗して故障した場合には、保障期間内であっても有償修理となります」

という一文だった。

 そう、ファームウェアは書き換え可能なのだから、当然なんらかの理由で破損することもありうるのだ。丁度、Windows のシステム ファイルが一部破損すると、システムの動作がおかしくなるように。

 チェックディスクをした時の修復されたファイルが、FY800 のシステムファイルの一部だったと考えると、つじつまが合う。

 そこで、最新のファームウェアをダウンロードして、手持ちの FY800 に上書きしてみた。上書きは問題なく終了して、FY800 も無事に “一時停止” ができるようになった。

 こういった組み込み式のシステムだと、ついつい破損しないと思い込んでしまうが、書き換えが可能なメディアに書き込まれている以上、なんらかの操作で破損してしまうことは充分にありえることなのだ。今回は、そんなことを改めて教えられた。

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2008/01/30

作り手のための著作権法とは

 今回の記事は、以前の記事よりはるかに落ち着いて読むことができた。

作り手を“やる気”にさせる著作権とは
――島本和彦氏など語る

 ITmedia News [2008年1月28日]

 世間一般には、

  • 著作権者=儲けている人=クリエイター

という認識が強いと思う。実際、私もそう思っていたし、今でもついつい勘違いしてしまう。しかし、この記事を読むと、多くのクリエイターが実は報われていないことがわかる。

「今の著作権法は、自分は何もクリエイトせずに流通を支配しているだけの人に巨額のお金が渡る。」 (東京大学大学院教授 玉井克哉氏)

 私もこの点が現在の著作権法の最大の問題点だと思っている。クリエイターに対価が支払われ、流通をサポートした人には多少の手間賃が支払われる、というのが本来あるべき姿ではないのか。

 いつの頃か、どこかで頭のいい人が、著作権法の “問題” を見抜き、流通や公開をめんどくさがるクリエイターから作品を買い叩けば、大もうけできるということに気がついたのだろう。

「著作権法にはクリエイターを守る規定がほとんどない。それに手を付けずに権利を主張するのは、旧来のメディア企業が利益を守ろうとイチャモンをつけているようにしか見えない」 (法政大学准教授 白田秀彰氏)

 この意見にも私は大いに賛成だ。確かに、既得権を守ることは個人の生活を守るために必要なことでもある。だが、あまりにも一部の人たちだけで利益を独占して、その他大多数の大きな不利益になる場合は、既得権を排除すべきであろう。

 著作権法には直接関係ないが、

「法学者の意見は必ず現状維持にバイアスがかかっているから信用しないほうがいい。できませんは『やりたくない』という意味だ」 (東京大学大学院教授 玉井克哉氏)

という意見に、「学者は公務員か?」 と思わず心の中で突っ込んでしまった。

 記事の中の細かい法律的な内容については、残念ながら私には判断できなかった。

 また、

「今の段階で著作権法はすでにスパゲッティ状態。これに新たにくっつけるのではなく、著作権法そのものの大改正がまず必要」 (法政大学准教授 白田秀彰氏)

というのが最善だというのはわかる。しかし、私の少ない経験からでも、「難しいだろうな」 と思えた。ソフトウェアの場合、プログラマはつぎはぎだらけになった古いプログラムを捨て、一から新しいプログラムを書きたがる。ところが、たいていの場合は、以前と同等の機能を実装できずに頓挫してしまう。だから、もし本当に大改正をするというなら、

「現行の著作権法は維持し、特別法や契約法で対応すべき」 (早稲田大学大学院准教授 境真良氏、一橋大学大学院教授 岩倉正和氏)

と並行で進めていくべき話なのだろうと思った。

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