カテゴリー「携帯・デジカメ」の54件の記事

2009/07/28

ストラップ

 更新を2週間もサボってしまった。coldsweats01

 私も多くのゲーマーと同様に、“ドラゴンクエスト IX” (以後 ドラクエ) を一生懸命やりすぎて、なかなか他の事に手が回らなかったのだ。さすがに、掃除、洗濯、買い物、など日常生活に必要なことは最優先なので、家事の合間にドラクエをやろうとすると、どうしても家事以外のことに手が回らなくなってしまった。coldsweats01

 さて、今日の本題。

 現在我が家には、ニンテンドー DSi (以後 DSi) と PlayStation Portable (以後 PSP) がある。

 DSi や PSP にストラップを通す穴はあるものの、通すためのストラップは付属してない。

 確かに、ストラップ、特にケータイ用のストラップは、路上で配っていたり、いろいろなものの景品として付いてきたりするので、家の中を探せば数個は見つかるのだが、いかんせんその手のストラップは短かったり、余計なキャラクターがついていたり、貧弱ですぐに切れそうだったりする。

 大型家電量販店に行って、ケータイストラップ売り場に行けば、さまざまなストラップが売られている。しかし残念ながら、商品として売られているストラップは、“高い”、高すぎなのだ。一番安いモノで300円+消費税。だが、一番安いものは、手首まで通せないようなすごく小さいものしかない。普通に手首に通せそうなストラップでデザインのよさそうなものは、平気で1000円ぐらいしている。高い。

 それならばと100円ショップに行ってみると、これまたよさそうなストラップがない。首から提げるような長ーいモノが大半で、手首サイズのモノはまともなデザインのものがない。

 そんなこんなで、しばらくあり合わせのストラップを DSi と PSP につけていたのだが、やっと自分の希望に合うストラップを見つけることができた。

 それは、Wii リモコン専用ストラップ だ。

 我が家にも Wii があり、Wii リモコンに付属しているストラップは、けっこう気に入っている。長さ、強さ、デザイン、すべて私の満足いくものだ。

 その Wii リモコン専用ストラップを、ゲーム売り場で見つけたのだ。

 はじめは単品を買おうとしてたのだが、4色4本セットの方が単価が安いことに気がついて、4本セットを購入した。

 Wii リモコンには買ってきた色つきのストラップをつけて、リモコンの区別がつけやすいようにした。3人以上で同時プレイする時は、Wii リモコンを受け渡す必要があるので、その時にストラップの色を説明したほうが、ジジババには伝わりやすいと思ったのだ。

 そして、それまで Wii リモコンで使っていたストラップを PSP につけた。DSi は基本的に子供の持ち物なので、子供が好きな色の新しいストラップをつけてあげた。

 後日談になってしまうが、店頭で Wii リモコン用ストラップを買ってきたあとに、こんなページを見つけた。

 補修部品で買えば、色付きではないが、必要な本数だけを安く買えたのだった。もっとも、何倍も高いわけではないし、色付きのストラップはなにげに気に入っているので、後悔しているわけではない。

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2009/03/30

デジカメ用USB電源ケーブルの作成 (その3)

 3回続けた 『USB電源ケーブル作成』 だが、今回でいよいよ完成する。

 前回、導線を端子に半田付けするまでを紹介した。

 半田付けした導線が周囲の金属板と接触しないように絶縁テープを巻いて、黒いパーツを端子部分にかぶせて、USBプラグの外側に端子部分を押し込んだ状態が、これだ。(写真をクリックすると拡大)

  2009032606

 実は、白い端子部分を金属パーツに押し込む際に、ケーブルを持って押し込もうとしたために、1度半田付けした端子部分をポッキリ折ってしまった。weep  それで、USBプラグを1セットだめにしてしまった。orz

 なので、白い端子部分を押し込むときは、ラジオペンチなどを使い、白いプラスチック部分をつかんで、ケーブルや端子に力がかからないように押し込む必要がある。

 最後に、もう一つの小さな金属パーツをかぶせて、あらかじめケーブルに通しておいたカバーを取り付ければ、『USB電源ケーブル』 の完成である。(写真をクリックすると拡大)

  2009032607

 さらに、ACアダプター側にもUSBプラグを取り付けた。

 USBプラグ同士をアダプターでつなぐと、こんな感じになる。(写真をクリックすると拡大)

 2009032608

 この状態でも、きちんとデジカメを駆動させたり、バッテリーを充電させたりすることができることは確認した。

 さらに、今回の目的である外部バッテリーを使ってデジカメを駆動させている写真がこれだ。(写真をクリックすると拡大)

  2009032609

 バッテリーがはずされているのに、モニターがついているのを見てもらえるだろうか。

 これでもうすぐ役目を終える Xacti の予備バッテリーを買わずにすみそうだ。端子やアダプターの値段、秋葉まで行く電車賃、作成する手間を考えると、安い互換バッテリーを買ったほうが、手間もかからず、かかる費用もたいして代わらなかったようにも思う。

 しかし、今回 USB電源ケーブルを作ったことで、次に買うデジカメ用のUSB電源ケーブルを作る際の経験になったし、バッテリー容量は予備バッテリーより外部バッテリーのほうが2倍も大きい。

 ケーブルでつながる不便さが、はたして実使用ではどのくらいわずらわしく感じるのか。来月行く旅行でテストすることになるだろう。その後に、またレポートできるのではないかと思っている。

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2009/03/28

デジカメ用USB電源ケーブルの作成 (その2)

 前回の続き。

 必要なパーツを買いそろえたので、早速、USB電源ケーブルの作成に取り掛かる。

 ACアダプタにつながっているのデジカメにつなぐためのケーブルを、ACアダプターから 20cm の所で切断した。こんな感じ。(写真をクリックすると拡大)

  2009032601 ⇒ 2009032602
  切断前       切断後

 デジカメに繋ぐ側の長さは 約120cm あり、ポケットの中のバッテリーからデジカメに繋ぐには十分な長さがある。

 購入した USBプラグ のパーツはこんな感じ。(写真をクリックすると拡大)

  2009032603

 左から2番目のパーツに導線を繋げる。左の黒いパーツは導線を半田付けした部分にかぶせるパーツ。真ん中がプラグの外側になるパーツで、右から2番目のパーツは、真ん中のパーツの中ほどにかぶせるパーツ。一番右は、抜き差しするためのカバーとなるパーツ。

 半田付けする作業の前に、一番右のカバーをあらかじめケーブルに通しておかないと、大変なことになる。私も一度半田付けが終わった後に、カバーを通していないことに気がついて、半田付けをもう一度やり直したのは、実は秘密です。coldsweats01

 理由はないが、導線が中で2本平行に入っているタイプのケーブルだとばかり思っていたが、むいてみてビックリ。中が + で、外が - の同軸ケーブルだった。(写真をクリックすると拡大)

  2009032604

 束ねると意外と太くなり、USBプラグの接続端子とつりあわない。そこで、束ねた先端を少し細く刈り込んでから半田で固めた。

 USBプラグの端子に半田付けした状態が、これ。(写真をクリックすると拡大)

  2009032605

 簡単に半田付けしたように書いたが、実はテスターを使って何度も + と - を確認しながら半田付けしている。ケーブルを切断する前にACアダプターからの出力で+と-を確認して、外部バッテリーのUSB端子の+と-を確認して、USBの仕様書で端子の+と-の仕様を確認した。切断してからは、デジカメに接続する端子とむき出しになった導線を何度もテスターでつながりを確認した。

 何しろ、電圧を逆に加えたらデジカメやバッテリーが壊れないとは言い切れない。そこだけは慎重に慎重を重ねて半田付けをした。

 ちなみに上記のパーツにはちゃんと1~4までの番号が振ってあり、1番端子には+の導線、4番端子には-の導線を繋げばOKだ。

 そして、テスターで電圧を測定してわかったことだが、ACアダプターには 4.7V と書いてあるにもかかわらず、測定値は 5.0V だった。

 USB の電力供給も 5.0Vが標準なので、これで安心して外部バッテリーをつなげることができる。

 後ちょっとで完成だが、もう一回続く。

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2009/03/26

デジカメ用USB電源ケーブルの作成 (その1)

 前回、ACアダプターのケーブルを切ってUSB電源から電気を供給するためのケーブルを作った人の記事を、紹介した。

 私もその記事に触発されて、「作ってみよう」 と思い立った。もっとも、「作ろう」 といってもUSBプラグ(オス)とソケット(メス)の先端を買ってきて・ケーブルを切断して・繋ぐだけ、だから、たいしたことでもないのだが。と、思っていた、実際に作り始めるまでは・・・。

 まず、USBプラグとソケットが簡単には売っていなかった。近所のヨドバシカメラはそれなりに大きく、自作パソコン用の売り場も充実しているのだが、USB端子の単体は置いていなかった。LANケーブルのコネクタは山のように置いてあるのだが・・・。

 仕方ないので電車賃をかけて秋葉原まで行った。

 最近では秋葉原まで来ることも少なくなり、年に1~2回ほどしかこなくなった。しかも、電子パーツ屋に入るなど、それこそ何年ぶりだろう。

 久しぶりに入ったパーツ屋だったが、やはりなぜかはわからないが、店に入っていろんなパーツや工具を見ているだけでワクワクしてくる。

 結局、目的のUSBプラグは、千石電商で見つかった。ところが、USBプラグは見つかったものの、USBソケットが見つからない。さすがにUSBソケットはパソコン本体やUSBハブに使うのが一般的なため、ケーブルに繋ぐためのパーツは出回っていないようだった。

 仕方なく、デジカメに繋ぐケーブルだけでなく、ACアダプタ側にもUSBプラグを接続して、ケーブルとACアダプターはUSBプラグ同士を繋ぐためのアダプタを使って繋ぐことにした。

 ということで、USBプラグを失敗したときのことcoldsweats01も考えて数個、USBプラグ同士を繋ぐアダプタも買って、家路についた。

 (つづく)

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2009/03/23

汎用品をつかってくれればと思う

 前回、ケータイやポータブルゲーム機のための外部バッテリーを追加で買うことになった話をした。

 せっかく二つも外部バッテリーがあるので、よく使うデジカメの外部バッテリーとしても使えないかと考えた。何しろデジカメは使用頻度が高い。デジカメには小型のバッテリーしか使われないため、たいていメモリーを使い切る前にバッテリーがなくなってしまう。

 予備のバッテリーも用意していたのだが、最初から使っていたほうのバッテリーが使えなくなってしまい、今は予備バッテリー1つの状況になってしまった。

 その一方でそろそろデジカメを買い換えることを考えているため、今後使わなくなっていくデジカメのための予備バッテリーをこれから買うのも無駄に思える。

 そこでせっかくの外部バッテリーをデジカメの外部バッテリーに使えないかと考えたのだ。

 しかし、これが大問題だ。なぜなら、デジカメの外部端子は特殊な端子が使われる場合が多いからだ。

 たとえば今使っている サンヨー Xacti C4 のACアダプターの端子は、漢字の “日” 字のような端子を使っている。

 ラジカセなどでよく使われる ◎ 型の端子であれば何とかなりそうだが、特殊な端子では自作するのも一筋縄ではいかなそうだ。

 そう思っていたら、こんな記事が検索で引っかかった。

【Xacti】 ACアダプタ改

 これの発想の転換には私は気がつかなかった。coldsweats01

 ケーブルを切ってしまったらACアダプターが使えなくなるとばかり思い込んでいたが、切ったケーブルにUSB端子をつけるのだから、ACアダプター側にもUSB端子をつければ今までどおりに使えるではないか。

 次のデジカメとして、パナソニック LUMIX DMC-TZ7 を考えている。

 取扱説明書によれば、この LUMIX TZ7 がまた、外部電源をかたくなに拒んでいるかのような仕様になっている。

 まず、「ACアダプターが別売り」。そして、「ACアダプターを本体に接続するためにマルチ変換アダプターが必要」。そのうえ、「端子がすべて特殊」。

 という、利用者にケンカを売っているとしか思えないような仕様だ。

 確かに汎用品を使うと、よく理解していないユーザーが変なものを接続してしまい、思わぬ故障の原因になることを避けたいのだろうということは、私もモノの開発に携わった者としては、容易に想像できる。

 しかし、外部バッテリーのような便利なものがすでに世の中にあるという現実を拒否して、自分たちにの都合だけで利用者から利便性を奪うというのは、やはり今の私には納得できない。

 あのマイクロソフトでさえ、主力のオフィスソフトのファイル形式を独自のバイナリーから、誰もが使えるXML形式に替えてくるほどに今や “汎用性” が商品のセールスポイントになる時代だ。

 自社独自のモノを使い、ユーザーが買い換えたら使い回しができずにゴミになってしまうような製品作りは一刻も早くやめてもらいたいものである。

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2009/03/21

またもや二回目の法則

 来月に家族で二泊の旅行をすることになっている。その旅行に使おうと、友人からPSP(プレイステーション ポータブル)を借り、GPS付きで地図ソフトも買った

 ただ、気になるのはPSPのバッテリーだ。旅行中の日中にずっと使うとすれば、おそらくバッテリーは持たないだろう。

 そこで思い出したのが、以前にケータイ用に買った外部バッテリーだ。これが使えれば、PSPの使用時間が倍近くに延ばせるはずだ。

 PSPにはUSB端子がついているので、早速USBで外部バッテリーをつないでみたが、充電されているようには見えない。システムのバッテリー状態を見ても内蔵バッテリーが使われている、と表示される。

 そこで改めて調べてみると・・・。私が借りたPSPは “PSP-1000” で、PSP-1000はUSBからの充電に対応していなかった。orz

 仕方がないので、手持ちの外部バッテリーをPSPの電源端子につなぐための変換端子をネットで探した。さらに、どうせだからと子供が持っているDSiの電源端子につなぐための変換端子も探した。

 すると、“ケータイ+PSP+DSi” の端子セットが見つかった。

【DSi対応】USB端子用マルチ充電コード(docomo-FOMA,SoftBank-3G,au-CDMA,au-WINPSP,DSi対応)

 それを買おうと思っていたのだが、ふと左下の 『セット販売』 というのが目に付いた。クリックしてみると、上記のUSBケーブルと外部バッテリーをセットで買うと安くなるというものだった。

 以前の外部バッテリーはケーブルが取り外しできないことに買ってから気づき、さらにもう少しだけお金を出せば、海外でも使えるバッテリーもあることに気がついた。それほど頻繁に海外に行くわけではないが、行った時に使えると使えないでは状況がぜんぜん違ってくる。

 そこで思い切って外部バッテリーをもう一台買うことにした。一番大容量のやつだ。

今だけDSiコネクター付【DSi対応】リチウムポリマー内蔵AC充電器HYPER(USBタイプ)ACLK-40G+USB端子用マルチ充電コードMC-02B【海外対応】【リンケージ】

 外部バッテリーが2台あればもっと安心だし、PSP と DSi の両方に同時に使えると、とりあえず自分に言い聞かせて。

 やはり以前に、一回目はたいてい失敗をして、二回目でようやく満足できる、という話をしたことがある。今回もそのとおりになってしまった。

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2009/01/31

通信費、やばかった (^_^;)

 ケータイを使いはじめた頃は使用料が気になって、毎日のようにサポートページで前日までのケータイ使用料をチェックしていた。

 だが5年目となり、ケータイ使用料も毎月ずっと安定していたため、使用料をチェックする機会がすっかり減ってしまっていた。それがまずかった。

 毎月13日は、前月の使用料の詳細が出る。その日かその次の日にサポートページをチェックして、前月の使用料明細をエクセルに書き写している。前々月以前と比較をするためだ。その時に、前日までの使用料もチェックしている。

 今月の13日に、子供に持たせているケータイの通信費がいつもより多めなのに気がついたが、冬休みに出かけた時にいじったのと、子供の居場所を知らせる機能が入りっぱなしになることの影響だろうと、それほど気にしていなかった。

 そして前日30日に、ふと気になってケータイの使用料をチェックした。

 自分が持ってるケータイの使用料はいつものように、無料通信料の範囲内に収まっていた。

 ところが、子供のケータイの通信費がなんと 10000円 を超えていたのだ。coldsweats02

 無料通信料の繰り越しが7000円分あったが、それでも通信費の超過が3000円を超えていた。なにかの間違いだと思いたかったが、まずは落ち着いてなにがあったのかの調査をした。

 子供が帰宅してから、まず子供のケータイをチェックした。

 子供のケータイはジュニアモードにしているため、多くの制限がかかっている。メールの送信は、登録されているアドレスにしか送れない。返信もできない。Webサイトへのアクセスも制限されているため、一切できないようになっている。そのために、なんで大量のパケット通信が行われたのか不思議でしょうがなかった。

 だが、私が一つ見落としていたものに気がついた。

 それは “EZナビ” だった。子供の現在位置を知るために “安心ナビ” をつかっているため、EZナビは制限することができない。そのために、EZナビを使って現在位置を表示させたり、好きな場所の地図を表示させたりできるのだった。

 ところがこのEZナビ、とんでもないパケット食い虫なのだ。地図の表示位置や倍率を変えるだけで、大量の図をダウンロードする。そのためにパケットの使用量がハンパなく多くなる。

 とりあえず多額の通信費の理由が推測できたので子供に尋ねてみると、子供は 「知らない」、「やってない」 の一点張りだった。ただその態度から、知らずに使っていたことを感じさせた。

 嘘をつくことはよくないことだが、自分の経験からこういう場合は、下手に上からしかりつけられるよりも、黙っていられた方がこたえる。

 子供は自分の性格と良く似ているので、初犯の今回はちゃんと説明しなかった私の落ち度でもあるので深く追求はせずに、「EZナビを使うとお年玉で買ったDSiが買えるぐらいのお金がかかるんだよ。だから勝手に使っちゃダメだよ。」とだけ言って、それ以上は追求しないことにした。

 とはいえ、通信費に10000円、余剰分だけでも3000円を超える支払いが発生しているのでこのままにはできない。そして幸いなことに、私はこういう場合の対処法をすでに知っていた。

 ケータイを使いはじめた頃に作った “パケット使用料と最良の割引サービスを割り出すグラフ” を久しぶりに引っ張り出した。

 すると、10000円に相当するパケット量、42000パケットに対しては “PacketOneミドルパック” が最安となる。私がミドルパックを使うのは初めてだ。“パケット割” を使ったことはあったが、私自身はミドルパックを必要とするほどにパケット通信をしたことはなかった。

 申し込みも月末ということで、サポートページからでは間に合わない。子供のケータイから直接オペレーターに電話をして 『当月のみ』 でミドルパックを申し込んだ。月末の申し込みでも、1日にさかのぼって適用されるauケータイの助かるところだ。

 これで10000円の通信費が2400円で済み、くりこし無料通話料も温存された。

 もう一つ、料金安心サービスに加入していなかったのも私のミスであった。無料でサービスが受けられるので、お知らせサービスにさっそく加入した。

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2008/12/10

バッテリー内蔵充電器を購入、それとちょっぴり反省

 子供のクリスマスプレゼントを偵察するために行った家電量販店で、ふと目に付いたものがあった。

 パナソニックが出している “USB モバイル電源” なるものだ。

 少し前に記事にしたように、カミさん用に新しいポータブルメディアプレーヤー MPIO FY800 を買った。その FY800 は、パソコンとの USB 接続でのみ充電が可能であり、USB ケーブルしか付属していない。

 家で使う分にはそれでも困らないが、旅行などの長期の外出では困ったことになる。それゆえ、USB 接続で充電できる AC アダプタを買わなければ、と思っていたところだった。

 だが、この USB モバイル電源、案外と高い。1セットで4000円ほどだった。大元となるのが、充電式 EVOLTA(ニッケル水素)電池と充電器なので、まあ、仕方がないといえば仕方がなかった。

 ただ、家には以前使っていたデジカメ用に買ったニッケル水素電池が大量にあるので、私には USB 出力できるケースだけがあればよかった。

 しかし、まぁ、パナソニックとしては、USB 電源ケースではなく、充電式 EVOLTA を売るために、USB 電源ケースを付属させているので、USB 電源ケースだけはさすがに売っていなかった。

 そこでせっかくだから、ケータイ用の外部電源売り場まで足を伸ばした。

 実は昨年、函館まで旅行をしたときに、北斗星を使った。昼間観光をして、そのまま北斗星に乗ったために、ケータイを充電することが出来なかった。おかげで、翌日にケータイがバッテリー切れになってしまったことがあった。

 そのときも帰宅した翌日に、ケータイ用の外部電源を買おうかと思ったのだが、私にはそう頻繁にあるケースではなかったし、外部電源も思ったよりは高かったので、買わなかったのだ。

 今回は、メディアプレーヤーへの充電という確実な需要があるため、多少高くても買うつもりだった。

 単三電池2本を使ってケータイに充電するタイプの電源ケースは、多数発売されているのだが、パナソニックの USB 電源ケースのように、USB の出力端子を持つものは、探した限りでは見つからなかった。

 そこで、バッテリー内蔵型のモノを買うことにした。

 小一時間比較をして最終的に購入したのが、


リンケージ製 リチウム電池内蔵AC充電器 ACL-03W

だった。

 マルチコネクタを買ったのは、我が家の特殊な事情がある。私のケータイは AU だが、カミさんのケータイは ドコモ だからだ。

 家に帰ってから、私とカミさんのケータイ、そして、FY800 に接続が出来て、充電が出来ることを確認できた。

 本来ならば、これで話は終わりなのだが、実は大失敗をやらかす危険を、私は犯していた。

 同社のリチウム電池内蔵AC充電器シリーズには、ACL-04W という USB 端子を持つタイプもある。

 私が店で見比べていたときに、ACL-03W のケーブルが接続されている部分に、ACL-04W では USB 端子がついていることに気がついた。そのため、

「ACL-03W は ACL-04W の USB 端子に、ケータイ用のケーブルが刺さったものだ」

と勝手に思い込んでいたのだ。

 ところが、家に帰って、パッケージを開けてみてビックリsign03。なんと、出力用のケーブルが直付けされていたのだ。

 これにはさすがにあせった。ACL-03W には miniUSB 端子も付属していたので、miniUSB → USB A 端子の変換プラグを用意しなければいけないと、思ったほどだ。

 ところが、あらためて FY800 の USB 端子を見てみると、なんと、miniUSB 端子だった。happy02

 今回は幸いにして、余分な出費を強いられなかったが、安易な思い込みはやはり危険だなと、反省させられた。

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2008/12/09

そろそろ買い換えたいデジカメが出てきた (後編)

 Xacti C4 も決して悪くはないのだが、デジカメの性能がまた一段と進んできたのも事実だ。

 そして私の目に飛び込んできたのが、

キヤノン PowerShot SX1 IS

発売されるというニュースだ。レビュー記事も出ている。

 PowerShot SX1 IS で私が気に入ったのは、

  • フルHDでの撮影が可能
  • 手ブレ補正装備
  • 1000万画素

という部分だ。

 ハイビジョン対応のテレビを見ていると、自分が撮る映像もやはり HD で撮りたくなる。ところが、HD 対応ビデオカメラは、写真撮影が苦手だ。すると、ビデオカメラとデジタルカメラの二つを持ち歩かなければならなくなるため、めんどくさくなる。

 その意味で、PowerShot SX1 IS であれば、これ1台で HD ビデオ撮影と高精細写真が撮影できて、とても合理的だ。

 とはいえ、PowerShot SX1 IS の問題は、その大きさと重さだ。PowerShot SX1 IS は、重さが実測で 680g以上あるとのこと。

 そこでいくつかのデジカメとビデオカメラの仕様を抜き出してみた。

機種タイプ重量高さ奥行き
Xacti C4 動画デジカメ 159g 34mm 108mm 69mm
Xacti HD1010 動画デジカメ 268g 55mm 113mm 90mm
E-100RS デジカメ 575g 120mm 86mm 153mm
PowerShot SX1 IS デジカメ 585g 128mm 88mm 88mm
iVIS HF11 ビデオカメラ 380g 73mm 64mm 129mm
HDC-SD100 ビデオカメラ 320g 65mm 72mm 138mm

(重量は電池やメディアを抜いた場合)

 やはり、Xacti C4 の軽さと小ささは群を抜いている。動画は SD だし、写真は400万画素なのだから、当たり前なのだが、私も私の家族もこのサイズと軽さに慣れてしまっている。

 そして、PowerShot SX1 IS だが、以前に持ち運びがおっくうになった E-100RS の長いレンズ部分を半分に切った感じだということがわかった。撮影するときはレンズが飛び出すし、太陽光よけのフードをつければ、実質的に E-100RS と同じぐらいのサイズになると思われる。

 また、最近のメモリカード ビデオカメラとも比較してみた。

 すると、ビデオカメラの方が PowerShot SX1 IS よりも一回り小さくて軽い。ハードディスクを内蔵したタイプは、+100g程度なので、それでも PowerShot SX1 IS より軽い。

 いまは PowerShot SX1 IS だけの技術であるが、あと1~2年もすれば、同等の性能を持った HD ビデオカメラが登場するのではないかと思っている。

 そうやって比較すると、「Xacti としては大きくて重たい」 といわれている Xacti HD1010 は、充分に小型化されているように見える。

 ただ、Xacti HD1010 の手ブレ補正は光学式ではないし、ワイド側が38mmとそれほど広くないのが、気に入らないところだ。

 最近のコンパクトデジカメは、ワイド側が28mmや32mmから始まるモノが多くなってきている。Xacti C4 もワイド端は38mmのため、室内で撮影するときは苦労すことが多い。28mmのワイド端は、やはり魅力だ。

 その意味では、ビデオカメラの 『ワイド端 42mm』 というのは、問題外ということになる。ビデオカメラももっとワイド端が広がらないうちは、私が買うことはないだろう。

 いずれにしろ、ビデオカメラも記録媒体がフラッシュメモリーやハードディスクになった時点で、デジカメとの境があいまいになってきている。これまでは、動画と写真が両立していたのが Xacti だけであったが、PowerShot SX1 IS が発売されたことで、今後は 「動画はHD、写真は1000万画素」 といったデジカメが、増えていくのではないだろうか。

 消費者としては、楽しみである。

 ということで、デジカメの買い替えは、まだまだ先のことになりそうだ。

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2008/12/08

そろそろ買い換えたいデジカメが出てきた (前編)

 私がはじめてデジカメを買ったのは1996年のことだ。リコーの DC-2L という機種だ。当時は、カシオが QV-10 というエポックメイキングな製品をだして、デジカメがまさに離陸しようとしていた時代だった。そんな中で、少しでも画質が良い機種ということで、私は DC-2L を選んだ。

 1998年には、オリンパスの C-900ZOOM を買った。これは、当時のコンパクトカメラの中では、かなりお買い得なカメラだった。

 だが、子供の大きくなるにつれて、じっとしていない子供を撮影するには、撮影後の記録に数秒かかる C-900ZOOM では、思うように撮影できなくなってきた。

 『じっとしていない子供の決定的瞬間を撮る』、『保育所や幼稚園のイベントで大きくズームして撮る』 ことを目的として、オリンパスの E-100RS を2001年に買った。

 何しろ1秒間に最大15枚撮影できて、光学ズームが10倍、手ブレ補正も装備している。今となっては、ごく普通に、もっと小型のカメラにも装備されている機能だが、当時はこれ以外に選択肢はなかった。

 E-100RS に、これまた当時は画期的に大容量だった 1GB マイクロドライブを載せて、連射しまくった。おかげで決定的瞬間をずいぶんと撮影できた。

 E-100RS は VGA 解像度で動画も撮影できた。そのために、この頃から子供を動画で撮影することも多くなってきた。

 ビデオカメラも持っていたのだが、1994年に買った8mmビデオカメラだった。メモリへの撮影記録に慣れてしまうと、テープでの撮影は、どうしてもする気になれなかった。

 十二分な機能、性能を持っていた E-100RS だったが、いかんせん筐体が大きすぎる。旅行などにもって行くときは、その大きさがずいぶんと邪魔になってきた。

 そんなこともあって、サンヨーが Xacti C4 を発売したときは 「これだ!」 と思った。そして 2004年に Xacti C4 を買って、今に至る。

 なにしろ Xacti C4 は、動画も写真も平均以上のものが撮れる。しかも小型だ。E-100RS で、「機能・性能が良くても、大きくて重たいと持っていくのがおっくうになる」 ということを学んだ結果の選択だった。

 Xacti C4 であれば、胸ポケットに入る。Xacti C4 だけで、動画も写真も OK だ。

 それでも、不満がなかったわけではない。光学ズームが5.8倍しかなく、写真の手ブレ補正もない。

(次回に続く)

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2008/12/01

スパムメール、撤退

 1時間に何通も来るようになっていったスパムメールであったが、AU のメールフィルターの設定で、ほぼ来なくなった。

 それでも1日に1~2通は、フィルターをすり抜けて届くようだが、この程度ならば充分に許容範囲だ。

 具体的に効果があったのは、ここで説明されているドメイン認証規制” のようだ。

 実際のところ、フィルターを設定してからも、ずっとスパムメールが届き続けたので、当初は、

「なんだ、メールフィルターなんて効果ないじゃん」

と思っていたのだ。

 メールフィルターの効果がわかったのは、翌日になってからだ。メールフィルターを設定した翌日は、スパムメールがぱったりとやんだのだ。

「あれ? これって、昨日は AU のメールサーバーがおかしくなってたってこと?」

と思ったりもして、ドメイン認証規制を外してみた。

 すると、ドメイン認証規制を外したところ、半日ほどして、大量のスパムメールが届くようになった。

 どうやらドメイン認証規制は、有効に働いているようだ、ということが確認できた。

 ふたたび、ドメイン認証規制を有効にすると、やはり、半日ほどしてからスパムメールが届かなくなった。

 サーバーへの働きかけなので、設定が有効になるまでにしばらく時間がかかるのは、私にとっては理解できるのだが、やはり最初は戸惑った。

 ましてや、一般の人であれば、サーバーへの設定も、端末への設定も、区別しないで使っているはずだ。端末の設定は設定した瞬間から有効になる のに、メールフィルターの設定はなかなか有効にならないのは、一般ユーザーにしてみたら、理解しにくいのではなかろうか。

 サーバー側の設定変更については、『設定が有効になるまでに時間がかかります』 といった説明を、設定後に表示する。サーバー側の設定が変更されて有効になった時点で、『XXX の設定が有効になりました』 といったメール等での連絡が必要なのではないかと思った。

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2008/11/27

スパムメール、襲来

 これまでケータイのアドレスには、月に1~2件ほどのスパムメールしか来てなかった。

 ところが、昨日から1日に10件以上のスパムメールが飛び込んでくるようになった。どこからか私のメールアドレスが流出したか、英数字を順番に並べて作成したアドレスで、エラーにならなかったアドレスのリストが、広まったものと思われる。

 私はケータイのアドレスを地方自治体と警視庁の安全メールにしか登録していないので、おそらく後者によって広まったものだろう。もっとも、役所は素人がコンピュータ管理をしていたりするので、前者の可能性もゼロではないが。

 いずれにしろ、ひっきりなしにメールの着信音が鳴るので、うるさくてかなわない。

 そこで、これまでやっていなかった AU のメールフィルターの制限を強化することにした。

 まずは、指定拒否をすることにした。送られてきたスパムメールの送信アドレスを指定拒否リストに登録していった。

 AU では、ケータイからだけではなく、パソコンからもメールフィルターを設定できる方法を用意してくれているので、とても助かる。

 いざ指定拒否リストを埋めていくと、スパムメールの送信アドレスがほとんどばらばらなことがわかった。まぁ、スパムメールをばら撒くことを生業にする輩は、任意のメールアドレスを送信元に偽装するぐらいは、お手の物だろう。

 残念ながら、指定拒否リストはあまり有効でないようだ。とはいえ、“すべて受信拒否”を基本として、受信するアドレスを指定するのも怖い。新規の相手を登録するのを忘れて、ずっと受け取れないままになる危険性があるからだ。

 AU が用意している “ドメイン認証規制” もオンにしてみたのだが、ほとんど効果がなかった。

 そこで、フィルターを使って受け取らないようにするのは、無理だと考えて、発想を逆転することにした。

 もともと、パケット代を節約するために、ケータイメールは自動では件名と送信アドレスしか受信していない。だから、多少のスパムメールであれば、パケット代はあまり問題にならない。

 一番の問題は、着信音だ。

 そこで、“無音” の着信音を登録して、それを既定の着信音とした。音量で無音にしなかったのは、私のケータイでは、音量はアドレスごとの設定が出来ないためだ。

 基本を無音着信音として、アドレス及びアドレスグループに対して、個別に着信音を設定した。これで、アドレス帳に登録されていないアドレスからのメールは、着信しても着信音が鳴らなくなった。

 着信音さえ鳴らなければ、スパムメールが飛び込んできても、気になることはない。登録されているアドレスからのメールが来たときに、一緒に登録外からのメールもチェックをして削除すれば、私としては OK だ。

 にしても、Gmail を筆頭に、最近の各社のパソコンメールには、強力なスパムメールフィルタ機能が装備されていて、振り分け機能もかなり細かく設定できる。

 それに対して、AU のメールフィルタはずいぶんと大雑把で、細かい設定に出来ない。さらに、『迷惑 E メール防止方法』 として提示されているのが、

  • E メールアドレスの変更
  • E メールヘッダ情報表示
  • (貧弱な)メールフィルタ機能

だけというのは、とても残念だと思った。

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2008/08/20

どこでも使えてチャージのいらないおサイフケータイがいいのだが

 私もおサイフケータイを使えるようにした、という話を以前にした。その後さらに1回、計2回しかまだ使っていないのだが。

 私が使えるようにしたのは 電子マネー方式 ではなく、ケータイクレジットと呼ばれる 後払い方式 だ。なぜ、ケータイクレジットを選んだかというと、単に年会費がかからずに使えるという理由だけだ。自ら選択したわけではない。

 だが、よくよく考えてみると、後払い方式というのは合理的だ。使った分だけ後から支払うのだから、紛失や機器の故障を心配しなくてすむ。

 近年の日本は、テレホンカード以降、事前にお金を払う “プリペイド方式” に抵抗感がなくなっている。逆に、米国では購入した品物や受けたサービスに対して対価を支払う、という考えが定着しているため、プリペイド方式はあまり受け入れられないという話も、よく聞く。高い確率で社会を信用できる社会と、確実に信じられるのは自分だけという社会の違いだと、私は理解している。

 とにかく、今の日本社会では、プリペイド方式の電子マネーが主流だ。関東圏では、“Suica”、“Pasmo” といった電子マネーを持っていれば、多くの場所で現金を持たずに買い物が出来る。

 おサイフケータイ は、その電子マネーの機能を持つ。電子マネーなので、事前のチャージが必要だ。クレジットカードと一体になっている Suica カードが持つ “オートチャージ” 機能が、モバイルSuica には、ないようだ。

 一方、私が使っている ケータイクレジット ならば、事前のチャージも、チャージの残高も心配する必要がない。もちろん、利用金額を心配する必要はあるが(笑)。

 使うときはどちらも読み取り端末にかざすだけで使える。にもかかわらず、一方は事前のチャージやチャージ残高の確認が必要で、残高不足に悩まされたりする。他方は、銀行の残高に気をつける必要はあるが、使うときにチャージや残高に悩まされることはない。

 使い勝手で考えれば、明らかに ケータイクレジット の方が使い勝手がよいといえるだろう。もちろん、同じ場所で使えるという、非現実的な前提での話なのだが。

 モバイルSuicaEASYモバイルSuica を使えば、年会費が要らない。しかし、駅の券売機でのチャージが出来なくなり、店頭でしかチャージが出来なくなる。どうかんがえても Suica カードより使い勝手が悪くなる。

 多くのところで使えるが、年会費を取られて、いちいちチャージしなければ使えない “モバイルSuica”。年会費は無料で、使った分だけ後から支払えばよいが、使える場所がかなり限られる “QUICPay”。

 世の中、なかなかすべてに都合のいいようには、いかないものである。

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2008/08/08

おサイフケータイを使えるようにしてみたけれど

アナリストの視点:
「おサイフケータイ」ビジネスの将来像

 松枝秀如(矢野経済研究所)
  ITmedia [2008年8月4日]

 私も最近 おサイフケータイ を使い始めた。QUICPay という電子マネーだ。

 使い始めようと思った理由はいくつかある。

  1. 今使っているケータイがおサイフケータイに対応していた。
  2. 使っているクレジットカード会社がおサイフケータイサービスを手数料無料で始めた。
  3. サイフを忘れたときの支払い手段として、あれば安心だと思った。
  4. おサイフケータイの支払いでクレジットカード会社のポイントがつく。
  5. あらかじめ貯めておく方式ではなく、使った分だけ後から支払うタイプだから。
  6. 単純に、テクノロジーに対する興味。

などである。

 ただし、使えるようになって1ヶ月でまだ、1回しか使っていない。

 理由はハッキリしている。上記のレポートにも書かれているように、使える場所が圧倒的に限られているのだ。ヨドバシカメラでも 「使えます」 と Web ページでは紹介されているが、いざ使おうとしたら 「すみません。ここのレジは QUICPay に対応してないんです。」 と言われて、結局現金で支払った。

 まぁ、新しいモノが生まれるときは、どの会社も自分の特許やライセンスをデファクトスタンダードにしようと必死になる。大昔、オートバイは、アクセルもブレーキもクラッチも、メーカーごとにばらばらだったそうだ。オートバイメーカが大小あわせて100社もあった時代の話だ。それがやがて統一されて、今はどのメーカーも同じシステムになっている。パソコンも PC-9801 があり、FM-Towns があり、X68000 がありと、どのメーカも独自路線で頑張っていた時代があった。

 そう考えれば、いずれ電子マネーのシステムも一つの共通なものに統一されるだろう。サービス会社にとっては 『どれに』 が問題であり、利用者にとっては 『いつ』 が問題だ。1利用者の私としては、こういうものはとっとと統一をして、いちいち確認を取らなくても使えるように、早くなって欲しいとだけ思っている。

 実は、iPhone が話題になっているとき 「iPhone には、おサイフケータイ機能がついていないから、たいして売れないんじゃないか」 ということを言うパソコン・ケータイ関係の記者が多くいたとか。それほどに、パソコン・ケータイ系の記者達にとっておサイフケータイは、重要度の高いものらしい。

 専門化ともいえる記者達が依存するぐらいに利便性が高いのなら、やはり一つ自分でも試してみなくてはなるまい、と思ったのが、上記の理由6だったりする。

 結局、自分が今使える電子マネーが QUICPay のみで、モバイルスイカではないという部分もあるだろうが、今のところ、おサイフケータイがなければ困るようなものではないことは、わかった。

 私がモバイルスイカを使わないのは、単純に年会費がかかるからだ。年会費がかかるぐらいなら、今使っている IC カードのスイカで、ぜんぜん問題ない。

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2008/07/19

よく調べなかった自分が悪いのだけれど

 ひさびさに、やってしまった。

 事の始まりは、カミさんが出かけたときの写真をケータイに撮ってきたことだった。写真は、カミさんのケータイで取れる最大サイズの 1160×870 で、撮られていた。ファイル サイズは 1MB になる。

 印刷をするためには、いったんパソコンに取り込まなくてはいけない。ところが、カミさんのケータイをパソコンに接続するためのケーブルがない。メールで送るには、ファイル サイズが大きすぎて、通信料がばかにならない。

 そこでいったん私のケータイに 赤外線通信 で転送してから、パソコンに取り込もうと考えた。ところが…。赤外線通信で送信するメニューが使えない…。後で説明書を確認したら、赤外線通信で送信できるファイル サイズは、300KB までだった。wobbly

 仕方なく、外部メモリを買ってくることにした。幸い、最近の SD系メモリ の価格下落には、信じられないものがある。価格コムによると、メーカーさえ問わなければ、2GB の microSD カードが700円だ。2001年に、1GBのマイクロドライブを、5万円近くで買ったことが、虚しく思い出される。think

 さっそく近くの家電量販店で、2GB の microSD カードを買ってきた。SD カード アダプタもついているので、いざというときには、デジタルカメラ や Wii にも流用出来そうだ。

 まずは自分のケータイに挿して、写真をコピーしてみる。…、…。 よし、出来た。

 いよいよカミさんのケータイで、……。

 メモリ スロットに miniSD って書いてあるじゃん…。だめじゃん…。gawk

 う~ん。たしかに事前によく調べておかなかった私が悪いのだけれど、何かこう、釈然としないものを感じる。

---------------

 思い起こせば、メモリカードの規格には、ずいぶんと振り回されてきた。

 最初のデジカメは、PCカードスロットを持っていて、コンパクトフラッシュ にアダプタをつけて使っていた。

 二台目のデジカメは、今や目にすることもない スマートメディア だった。

 三台目のデジカメは、スマートメディア と コンパクトフラッシュ のデュアルスロットだった。この三代目のデジカメのために、今や使い道のない 128MB のスマートメディアと 1GB のマイクロドライブを、ずいぶん高い価格で買ったものだ。

 四台目のデジカメは、今使っているデジカメであり、メモリカードは SDカード だ。なので、最近のメモリカードの価格下落の恩恵が受けられる。とはいえ、2GB までの対応だ。

 今の主流は、2GBを超える SDHCカード に移りつつある。スマートメディア対応の二台目のデジカメを新製品で買ったのが、1998年。ちょうど10年前だ。10年前は 32MB のスマートメディアが普通に大容量だった。2008年の今は、32GB の SDHCカードが普通に売られている。10年で1000倍に大きくなったわけだ。

 それだけ容量が違うと、仮に同じ規格であっても、10年前と同じメディアが実用的かは疑わしい。画像1枚あたりのファイルサイズが大きくなっているだけに、10年前のメディアを常用するのは難しいだろう。

 だが、例えば今回のように、1MBの画像を数枚コピーするだけならば、32MBのメディアであっても十分に使うことが出来る。

 技術の向上、市場の要求、によって、より小型のメディアが必要とされるのは仕方のないことかもしれない。

 でも、1消費者、1利用者として考えた場合、その昔に大金を出して買ったものが、たかだか2~3年で使い道がなくなってしまうというのは、やはりどこか間違っているとしか思えない。

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2008/04/18

よくないからと遠ざけるのが良いことなのか

 やはりこの人物は、リーダーには向かないと、私はつくづく思った。そう 現内閣総理大臣 福田康夫 氏のことだ。

 4月17日の政府の教育再生懇談会で、

子どもが携帯電話を持つことについて「ろくなことがない。悪い大人に利用されるだけだ。人間関係にもマイナスだし、教育上も良くない」と、持論を展開した。
(asahi.com)

だそうだ。ケータイなどの新しい技術に警戒感が強いタイプに見られる発言だ。

 この理論でいくならば、

  • 車は犯罪者に利用されるだけで、事故にもつながるからよろしくない
  • 包丁は殺人に利用されるのでよろしくない

ということになってしまう。

 このニュースを聞いて、ふとこんな話も思い出した。

 私の出身地は宮城県北部の田舎町だが、子供の頃にこんな話を聴いたことがあった。

 「この町(私が住んでいた町)は、今でこそ周辺から多くの人たちがやってくるが、それはJR東北本線の駅があるから。最初に東北本線を通す計画のとき、この町が選ばれたのは、この町が貧乏地域だったから。当時は蒸気機関車で、排煙の火の粉で火事になることもあったという。そのために、裕福な町や村は汽車が通るのを嫌がり、貧乏村だったこの町に線路を押し付けられた。」

というものだ。

 結果として、当時の最先端技術であった鉄道を押し付けられた町が、中心都市仙台のベットタウンとして発達をして、鉄道を通さなかった北部の市部は発展が遅れた。

 新しい技術のマイナス面ばかりを気にして、その技術が及ぼすプラスの部分を想像することができなければ、損をするのはその地域の子孫達だ。

 今、出会い系サイトや裏サイトの暗黒面ばかりをやたらと強調して、今後標準装備となってく技術(ケータイ)から子供たちを遠ざけるのが、社会のリーダーとして正しい姿とは、私にはとうてい思えない。

 心身によくないモノをなくすことはできない。どんなに否定しようとも、世の中から消し去ることは出来ない。ならば、遠ざけるよりも、いかにうまく付き合っていくかを考え、子供たちに教えていくことこそ重要なのではなかろうか。

 社会的に必要とされているかを考えずに、一面的な暗黒面のみをことさら強調して、新しい技術を否定するのは、影響力の大きいリーダーのするべき態度ではないと、私は信じている。

 また一方で、下の内容から、権力者としての危険な考えも伺える。

首相は「子どもを守るということに対し、もっと厳しい対応が大事」と指摘。
委員からは「フィルタリング(閲覧制限)を義務化しないと徹底されない」との意見が出た。
(asahi.com)

 福田氏のいる席での発言だ。フィルタリング義務化の話は、当然、福田氏の意向に沿ったものだといえるだろう。

 フィルタリングの義務化は、福田氏だけの意向ではなく、政治家全般が考えているようである。この義務化の怖いところは、子供の安全の大義名分の下に、情報統制が行われてしまうところにある。

 歴史的に見て、悪法が悪法の顔で成立することはなく、後に悪法と評価されるすべて法律は、「国のため」「国民のため」と称して成立されている。

 政治屋、役人にとって、国民に政治の裏側や事前活動が知られることは、極めて都合が悪い。今回の “後期高齢者医療制度” のやり方を見てもわかるように、「由らしむべし 知らしむべからず 」 が政治屋と役人のやり方だ。

 ちなみに、「由らしむべし 知らしむべからず 」 を調べていたら、この人こんなことを書いていた

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2008/04/16

無期限くりこしがようやく役にたった

 私はAUのケータイを使っている。

 そのAUは2006年8月より “無期限くりこし” を始めている。基本料金に含まれている無料通話分の使い残りを、翌月以降に繰り越して使えるというものだ。ただし、料金プランごとに上限額が決められているため、無限に貯められるわけではない。

 サービス開始からすでに2年近くたっているのだが、残念ながら私がこれを、有効に使える機会がなかった。

 普段は最低額の基本料金でも、無料通話分が余る使い方しかしてない。

 一方で、旅行や帰省といった、いつも使っているPC+光回線の環境が使えないときは、ケータイを使って情報収集をする。すると、その月だけ、パケット使用料が跳ね上がる。

 跳ね上がったパケット使用料は、その月の無料通話分はもとより、積み立てた繰り越し分では追いつかず、必ずその月だけのパケット割引サービスを利用するハメになっていた。

 それが、先週に行って来た箱根旅行で、無期限くりこし が初めて役に立ったのだ。

 繰り越し分の無料通話分がほぼ限度額まで貯まっていたことで、天気情報やスポット情報など、いつものように旅行中にケータイを使って情報収集をしていたにもかかわらず、今月はパケット割引サービスを利用しなくてよさそうなのだ。

 一般的な 無料通話料金繰り越しサービス の説明として、

無料通話料金繰り越しサービスが、必ず得だとは限らない。
むしろ、毎月無料通話分を使い切って、多少追加料金が出るくらいのほうが、結果的に安く上がる。

といった解説がされる。ここの記事などは実にわかりやすく説明してくれている

 ところが私はすでに最低額のサービスを選択しており、余った無料通話分を繰り越すしか選択の余地はない。そして今回、ようやくその繰り越し分が役に立った。

 私のように、数ヶ月に一度、大量にパケット通信を行うような利用者には、この 無期限くりこし は有効であることが、今回やっと確認できた。

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2008/03/21

子供を忘れ去るケータイ中毒ママ

 昨日も “CBSドキュメント” を見ていた。話題の一つとして、麻薬の治療法を取り上げていた。私が注目したのはその治療法ではなく、その治療法を受けている一人の女性のコメントだった。

「麻薬精製中に爆発事故を起こし、三人の子供を当局に取り上げられてしまった。それでも麻薬を止めることができなかった。子供を失っても、麻薬ディーラーのところに行くことしか頭になかった。」

というのだ。これを聞いて、つい先日読んだブログの一つを思い出した。

まさゆきブログ「世界一小さい新聞」
ケータイママの「瞬間子捨て」時代
 [2008年3月14日]

 注意を払うべき子供をすっかり忘れて、手に持っているケータイにひたすら没頭する。確かに私も街中で時々目にする光景だ。

 ケータイに限った話ではないのも事実だ。公園でママたちが話しに熱中するあまり、子供たちが危険な状態にあるのも気がつかない。パチンコに熱中するあまり、駐車場の車内に置いてきた乳児を死亡させてしまう、等など。

 ただ、場所や相手の都合に依存しないケータイへの過度の集中は、公園での雑談やパチンコなどよりも致命度が高いようにも思う。

 以前すでに “ケータイ依存症” についての記事を書いている。しかし、ここまでくると “ケータイ中毒” と言い換えたほうが、私のイメージにはピッタリとする。

 依存症 も 中毒 も言い方を変えただけで、意味は同じだ。しかし、私が受け取るイメージは、依存症と中毒で異なる。なんというか、“中毒” のほうがより実生活に支障をきたして、周囲への迷惑度も高いイメージがある。あくまで私のイメージでしかないが。

 とにかく、起きている間ずっとケータイを手放せない人、友人と話をしているときもケータイから目を離せない人、ケータイを操作していると周りのことが一切気にならなくなる人、達は、一度生活スタイルを見直したほうがよいのではないかと、他人事ながら心配してしまう。

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2008/02/06

突然の有害サイト規制義務化の行き着く先は

 相変わらず中央省庁のやることはお粗末だ。

時流超流     
突然の「携帯官製不況」
有害サイト規制を義務化した総務省の拙速

 田中成省 中島募 鈴木雅映子
  NBonline [2008年2月4日]

 日本のマンガやアニメーションが世界に通用する日本の重要なコンテンツになったのは、政治家や役人の干渉を受けなかったためだとよく言われる。実際、私もそのとおりだと思う。

 私がよく知るコンピュータ業界でも、“第五世代コンピュータ計画” や “Σプロジェクト” といった役人主導の税金の無駄遣いがあった。とにかく役人は何でもやりたがるが、成功させるために必要なことを知らない。失敗の責任も取らない。

 そして今度の有害サイト規制の独断だ。「義務化するのは未成年者だから影響は小さい」 とでも思っているのだろうか。上述したマンガにしてもアニメにしても、その価値をいち早く受け入れたの未成年=子供達だ。

 この規制がこのままの形で続けば、ケータイビジネスはおそらく “死ぬ” だろう。素人の私から見ても簡単に想像がつく。

 もちろん、ケータイキャリアだけが儲かるような今のケータイビジネスの形は良くないと、私は思う。ケータイキャリア、コンテンツオーナー、そして利用者が、すべてハッピーになる形にしないと、やはりケータイビジネスは拡大しないと思う。

 ところが今回の規制は、そのバランスをとる以前の問題だ。今やメールやWebページアクセスは、パソコンよりもケータイのほうが多い時代だ。特に若い人たちにとっては。より多くの人たちの利便性を奪ってこのままで済んで欲しくない。PSE問題 のように最後は見直しが避けられないのではないかと期待したいところだ。

唐突な決定の背景には、政治家や警察庁などからの圧力が影響したとも噂される。

 これが本当のことだとしたら、自分達の地位や権限を守るためには、業者やなによりも国民の利益を平然と無視する “お役人” の “面目躍如” である。

 そして、このサイト規制義務化がどんどん進んでいけば、やがて国家権力による情報の検閲に行き着いてしまうのではないかと心配で仕方がない。

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2008/01/18

私のケータイ予想 -ニンテンドーDS と iPhone-

 前回までの “私のケータイ予想” を書いた後に、こんな記事を見つけた。

デジタルエンタメ天気予報
DS、PSPがテレビから(さらに)奪うもの
 野安 ゆきお
  NBonline [2008年1月11日]

 ニンテンドーDS が2,000万台を突破していると聞いて、「もしかしたら、iPhone がダントツに普及するシナリオもあるのかも知れない。」 と思った。

 というのも、ニンテンドーDS は、16,500円で売られている。ケータイのような “1円” で販売されることはない。にもかかわらず、日本だけで 2,000万台以上も売れるのだ。

 ケータイの累積加入台数は、2005年11月末で約9,000万台。2007年末だと約1億1千万台といったところだろうか。しかも、これらの数字は、毎年、数十種類新機種が発売されての累計だ。

 もし仮に、1機種で2,000万台以上出荷されたとしたら、その機種だけで全体の20~25%のシェアを持つことになる。街中でケータイを使っている人を見ると、4人に1人は、そのケータイを使っているということだ。

 「ニンテンドーDS と ケータイ は関係ないじゃん」 といわれるかもしれない。

 しかし、ニンテンドーDS は毎日持ち歩いている携帯機器だ。その点で、ケータイに近い存在でもある。

 そして、もし iPhone が、ニンテンドーDS と ケータイ が合体した様なものになれば、単一機種でケータイ市場の20%を占めることが出来る可能性が出てくる。

 ニンテンドーDS がここまで普及した理由は、ニンテンドーDS でしか体験できないモノが、数多く存在するからだ。

 そして Apple には、iPod (iTunes) という強力な武器がある事を見落としていた。(なにしろ、自分自身がオーディオプレーヤーに興味がないもので。)

 iPod の日本における出荷台数を調べてみた。JEITA によれば、デジタルオーディオプレーヤーの2006年の出荷台数は、約640万台。BCNランキングによれば、iPod のシェアは60~65%程度。とすると、iPod の日本での1年間の販売台数は、約400万台ということになる。

 もし、iPod 購入層の10%が iPhone を買ったとすると、1年間で40万台 iPhone が売れる計算になる。ケータイ全体では、1年間で約1000万台なので、40万台は 4% になる。

 1年間で数十種類のケータイが、発売される事を考えると、4%、40万台 は、十分に成功した部類に入るのではなかろうか。

 前回までは、「iPhone は日本では成功しないのではないか。」 と発言してきたが、こう考えると、「iPhone は案外日本でも成功するのではないか。」 とも思えてきた。

 自分で書いておきながら、自分自身の頭が、だんだんこんがらがってきた……。

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2008/01/17

私のケータイ予想 -サービスと費用-

 前回、前々回と、ケータイのハードウェアやそれに伴うインタフェースの変化について、私なりに予想してみた。

 しかし、ケータイの普及やトレンドを考える上で、提供されるサービスやそれにかかる費用を抜きにしては語れない。

 サービスとしては、

  • 通話
  • 通信 (メール)
  • インターネット接続 (Web ページ閲覧)
  • 位置情報 (GPS)
  • 電子マネー (モバイル SUICA等)
  • ラジオ、テレビ受信
  • コンテンツ配信 (画像、音楽、映像、ゲーム、ニュース等)

といったものが、提供されている。“テレビ電話機能” は、すでにサービスが提供されているが、ほとんど使われていないらしい。今後の回線の高速化と低料金化すれば、多く使われるようになるかもしれない。

 こういったサービスを使う場合、通話料か通信料がかかる。(ラジオ、テレビ受信にはかからない。)  さらに、サービスによっては、サービス提供料もかかる。

 通話料、通信料については、今、値下げの見直しを行うように、各ケータイ会社は国に迫られている。

 その利用料金の見直しの要になっているのが、ケータイ本体の価格だ。

 ほとんどのケータイ本体は、発売後数ヶ月が経つと、新規ユーザーに 0円 や 1円 で販売される。また、既存ユーザーには、数千円から一万数千円の費用負担が求められる。本来、数万円するケータイ本体が、それよりもはるかに安い価格で販売できるのは、“販売奨励金” があるためだ。

 そして、その販売奨励金の廃止を求められての、通信料、通話料の見直しだ。詳細についてはこちらを参照されたし。一言で言えば、

毎月の通話料に販売奨励金が含まれている。だから、ケータイを買い換えない人は、頻繁にケータイを買い換える人のケータイ本体代金を肩代わりしている。

ということなのだ。

 “自分が使うケータイの代金は自分で払う” 事を原則とするならば、ケータイを長く使っている人は、もっと毎月の利用料金が安くなるはずだ、というのだ。

 徐々にそういう方向に向かっていくだろうと、私は予想している。各種調査でも、ケータイにかかるお金で影響で、遊び、洋服、音楽、映画、ゲーム、といったものにかけられる額が少なくなっていると出ているためだ。

 利用料金の安いソフトバンクが、昨年後半から急速に利用者を伸ばしていることも、私が今後ケータイの利用料金は継続的に下がっていると予想する理由だ。

 販売奨励金がなくなっていき、利用料金が下がり、ケータイ本体の価格が上がる。となれば、多くのケータイ利用者は、過剰なまでの高性能だが高価な端末は避け、必要最低限の機能を持つ安価な端末を選択するようになるだろうと、私は予想する。

 ここで再び iPhone の話になる。上記のように高価な端末は、高額な負担を伴う時期に iPhone が発売されれば、前回の使い勝手の変化と相まって、いっそう高嶺の花となると、私は予想する。

 これは、iPhone に限らず、今人気のワンセグケータイや高性能デジカメ付ケータイにも当てはまると思っている。現在は、高額な販売奨励金のおかげで、高性能・高機能ケータイが多くの人に選択されているが、購入時に数万円の出費を迫られれば、あえて高額なケータイを選ぶ人はごく限られた人たちになるだろう。

 すると、ケータイも他の家電品と同様に、付加価値の高いものが飛ぶように売れる時代から、なるべく安いものが売れる価格競争の時代に入っていくと予想される。

 そうなると、体力のないケータイメーカーは、撤退を余儀なくされ、最終的には、3~4社だけが残るようになるかもしれない。

 そのとき iPhone は生き残れるだろうか?

 Macintosh のように少ないながらも圧倒的な支持を得られれば生き残れるかもしれない。しかし、コンテンツ・クリエーターではない、コンテンツ・ブラウザーの iPhone が、Mac のような独自性を出せると、私には想像できない。どちらかというと iPhone は、第二の Newton になりそうな気がする。

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2008/01/16

私のケータイ予想 -タッチスクリーン-

 前回、大画面化とそれに伴うインターフェースの変化について書いた。

 今回は、そのときの話題の一つでもあった、“タッチスクリーン” に関した話をする。

 タッチスクリーンは、Nintendo DS によってすっかり市民権を得たように思う。タッチスクリーン自体は、かなり以前より、自動券売機の画面、ザウルスやPocketPCといった小型情報端末に使われてはいた。

 しかし、タッチスクリーンに、より複雑な操作ができることを多くの人たちに体験させたのは、Nintendo DS だと思う。そして、その Nintendo DS によって多くの人たちに、タッチスクリーンの “快適さ” と “不自然さ” の両方を体験したのではなかろか。

 タッチスクリーンを使えば、ペンを置いた位置を直接操作できる。ペンの位置に文字や絵を描画できる。これは、“紙と鉛筆” という子供の頃からの体験と同じものであり、なじみやすい操作方法だと思う。

 似たような操作に、スライドパッドやタブレットといったものもあるが、両者とも操作面と描画面が異なるため、手元を見ながら結果を見ることができないという、不自然な欠点がある。

 この点から見ると、機械に詳しくない人たちが多く使うケータイに、タッチスクリーンがもっとも適しているように思える。

 ところが、タッチスクリーンには、一見自然な操作に見えるがゆえの不自然さが、どうしても残ってしまう問題がある。それは、

  • タッチスクリーンにガラス(プラスチック)の厚みがあるため、タッチしているところと、表示されている部分に、わずかなズレが見えてしまう。
  • タッチスクリーン上の操作を内部で処理してから表示しているため、操作先端よりわずかに遅れて、ポインターがついてきたり、線がかかれたりする。

という部分だ。操作系が 紙+鉛筆 に近いがために、この二つの微妙なズレは、人によっては、かなりストレスになる。これは、タッチスクリーンそのもの改善と、ケータイの処理速度の高速化で解決するしかないだろう。

 実は、ヘビーユーザーにとっては、もう一つ大きな問題がある。

 タッチスクリーンは、フラットで、状況によってどのような機能にも変わりえるのが強みだ。ところがそのフラットであることが問題になる場合がある。タッチタイピングに文字入力だ。

 ヘビーユーザーであれば、画面を見なくてもケータイに目的の文字を入力することができる。1=あ行、2=か行、… と決まっているからだ。11=あ、12=い、… という2タッチ方式を好むユーザーも少なくない。

 パソコンのキーボードもそうだし、ケータイの数字ボタンでタッチタイピングができるのは、目安となるキーに印がついているからだ。ケータイの場合は “5” キーに出っ張りがついているはずだ。タッチスクリーンでは、その目印が付けられない。さらに、ボタンを押した時の物理的な感触もない。

 そのような観点から、ハードウェアには興味のないケータイのヘビーユーザーには、タッチスクリーンは嫌われるのではないかと思っている。

 そこでいよいよ iPhone の話だ。Apple が米国で発売した情報端末 iPhone は日本でも注目の的だ。日本では、NTT ドコモが発売するという情報もある。

 そして、この iPhone は全画面タッチスクリーンで、ほとんどのケータイが持っている数字ボタンがない。すると、私が上記で指摘した問題が当然出てくる。ゲームであれば、許容できた、ペン先と描画のズレ や 描画処理の遅延も、日常生活の一部となっているケータイで果たして、大部分の人に許容されるのか。過去に ザウルス や ポケットPC を使ったことのある私は、許容されないと思っている。

 それ以外にも iPhone がこのままでは日本で成功しないと思う理由は、以前に記事にしている

 さらに、iPhone の日本語入力方法も問題にされそうだ。iPhone のiPod版である iPod タッチ には、日本語入力機能がある。それは、パソコンにおけるキーボードからのローマ字入力であり、予測変換がついているとはいえ、現在のケータイでの日本語入力になじんでいる人が、違和感なく簡単に移行できるとも思えない。

 今のケータイの日本語入力方法が、ベストな方法だとは思っていないが、大多数のユーザーの慣れ というものは無視できない。

 次回は、サービスと費用について考えてみる。

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2008/01/15

私のケータイ予想 -大画面化-

 米国にいる友人とメールのやり取りをしていて、「今後のケータイはどうなっていくと思う?」 と聞かれた。

 そこで、せっかくだから、そのことで一つ記事を書いてみることにした。ただし、私はケータイ事業にかかわったこともないし、ケータイ向けサービスの仕事をしたこともない。むしろ、4年前までは、「ケータイ?いらないね」 と思っていたほどだ。

 なので、ここでの私の予想は、各種メディアからの情報、自分が経験してきたパソコン関係の知識、及び自分の希望も込めての想像である。間違っても(間違わないと思うけど)、確実な予測などと思わないように。

---------------

 まず、ハードウェア、ソフトウェアについて考えてみた。

 予想をするに当たって、まず、これまでの経緯を考えてみる。

  1. 通話
  2. 通信(メール、日本語入力)
  3. 着信メロディ
  4. 画像、映像再生
  5. カメラ
  6. インターネット接続
  7. 高音質音楽再生
  8. アプリケーション(ゲーム、ツール)
  9. GPS
  10. テレビ(ワンセグ)
  11. 電子マネー

 他にもまだいろいろあるだろう。とりあえず、ケータイを選択するにあって重要な要素となると思ったものを、私なりに選択した。

 ケータイの進化を考えると、どうしてもパソコンの進化とダブって見えてしまう。もちろん完全には一致しない。それでも、

  • 大画面化
  • マルチメディア化(画像、映像、音楽)
  • ネットワーク接続(インターネット接続)

といった、パソコンが20年かかって身につけたものを、ケータイは10年ほどで手に入れてしまった。

 ここから私が想像するのは、

  • さらなる大画面化
  • 大容量化、処理速度の高速化
  • 通信速度の高速化

である。当たり前といえば、当たり前の予想だ。

 しかしながら、それらの変化に伴い、付随的な変化も起こると予想している。

 現在は QVGA (320×240) が標準的な画面サイズになっている。ワンセグケータイの普及により、さらにワイドになったケータイも多い。そして “さらなる大画面化” となれば、VGA (640×480) SVGA (800×600) ということになる。実際、ワイドVGA (800×480)のケータイはすでに発売されている。

 さらなる大画面化で気になるのが、画面上での操作だ。

 現在のケータイにおける操作は、1.カーソルキーによるフォーカスの上下左右移動、と 2.数字によるショートカットキー、がほとんどだ。しかし、VGA、SVGA となり、画面内の情報が現在の数倍になった場合、カーソルキーや数字キーだけで快適な操作が可能なのか?

 そうなった場合、私は、ケータイもパソコン同様に、GUI (グラフィカル ユーザー インタフェース) が出てくるような気がしている。

 そして、GUI に必要な装置は、ポインタを動かすための機器だ。パソコンでの主流はマウスだ。しかし、小型で持ち運びを前提にしているケータイではマウスは不適当だ。すると、考えられるのは、

  • スライドパッド (ノートパソコンに多く使われている)
  • トラックボール (ホイール+スライド タイプも含む)
  • タッチスクリーン

 コストと設置面積を考えれば、スライドパッド が最有力候補か。すでに一部のケータイでは、数字キーの部分をスライドパッドもどきにしているものもある。

 使いやすさの点では、トラックボール系は定評がある。ケータイの横に親指で操作できるタイプのものなら、使いやすそうだ。ただし、稼動部分が増えるために、コストと故障率が心配だ。

 タッチスクリーンは、Nintendo DS ですっかりおなじみになっている。意外と今だと、万人に受け入れられやすいかもしれない。ただし、コスト、耐久性、見易さ、という問題もある。実際、すでにタッチスクリーン型のダブル スクリーン ケータイが発売されたが、あまり売れなかったようだ。

 もちろん、さらなる大画面化をしても、操作方法がこれまでと変わらない可能性も十分ある。解像度が上がっても、ケータイの大きさから、画面の面積そのものは極端に大きくはできないため、高解像度では、文字が細かくなりすぎて読みにくくなるためだ。

 だいぶ長くなったので、次回に続ける。次回は、タッチスクリーンと iPhone について書く予定だ。

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2008/01/08

インタフェースは道具である

 Apple の iPhone の日本国内販売のことが記事になっていた。

日本にアイフォンは必要か?
ケータイ先進国の消費者はそっぽを向くかも

 BusinessWeek:NBonline [2008年1月7日]

 「日本では、たいして成功しないのではないか」 と、私も予想している。

 要は私自身が、iPhone に、ほとんど魅力を感じていないからなのだが。ただし、私自身は、実際に iPhone をさわったことがない。これまでの各種メディアから伝わる情報からの印象のみからの判断だ。だから、自分で実物をさわると、評価が180度変わる可能性もある。

 とはいえ、元々、ケータイも含めて、モバイル通信端末にはあまり興味がなかった。ケータイを持つようになった今でも、あまり変わっていない。イベントのない月は、ケータイの最低額の契約プランでも、無料通話料があまるほどだ。

 私は iPod も持っていない。日常的に音楽を聴く趣味がないからだ。前にも記事にしたことがあるが、集中して何かをするときは、お気に入りの音楽さえも気が散って仕方がないのだ。だから、ブログを書くときも、音楽やテレビを消して、なるべく雑音のない状態で書いている。

 外で動画を持ち歩いてみる趣味もない。たまにワイドショーで、携帯型のDVDプレーヤーを使って、長い通勤時間に映画を見る人もいるらしいが、私には無縁だ。

 ようするに、いくら優れたインタフェースであっても、そのインタフェースで使わせようとするモノに興味がなければ、インタフェース自体には価値がないのである。

 Apple の製品は、いずれも優れたインタフェースが高く評価されている。Macintosh、iPod、そして iPhone だ。しかし、インタフェースはしょせん道具だということも忘れてはいけない。最終的にやりたいことがある必要がある。それは、電子メールであったり、検索サイトを使った情報の閲覧であったり、音楽を聴くことであったり、電話をかけることだ。

 ほとんどの人は、目的もないままにインタフェースだけを使って満足しない。(ごく少数、いじっているだけで満足する人たちもいるが、それは特殊な例外だ。)

 最初に戻って、「iPhone は日本で成功するか?」 という問いに対しては、「iPhone が他の一般的なケータイと同じかそれ以上のことをすべてできるならば、iPhone は成功するだろう」 といえるだろう。現状では、3G に未対応、GPS 非搭載、など “できない” ことを考えれば、「成功しない」 と考えるのが妥当だろう。

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2007/11/28

需要があるのか疑問

 なにやら、KDDI が変なサービスを始めた。

au、携帯でデザインしたハガキを自宅でプリントできるサービス
 ケータイWatch [2007年11月26日]

 このサービスを使うユーザーのプロファイルを考えてみた。

  • 年賀ハガキを出す習慣がある
  • 手書きで一言添えたい
  • AU の WIN端末を使っている
  • エプソン製の複合プリンターをもっている
  • パソコンを持っていない

 対応しているエプソン プリンターは、メモリーからのダイレクトプリントが可能な機種ばかりだ。デジカメの写真を、パソコンを使わずに、プリンターで印刷しているユーザーを、ターゲットにしていると考えられる。

 ところで、すこし外に目を向ければ、コンビニや写真屋の店頭でデジタル画像を簡単に印刷できる。ということは、インク交換、インク詰まり、紙詰まり、などの維持コストをかけてまで、プリンターを所有しているということは、それなりの量と質の写真を印刷していると想定できる。

 こういったことを考えると、このサービスを希望するユーザー層は、ニッチであるとしか、私には思えない。

 まぁ、対応プリンターがエプソン製であることを考えると、エプソン側から働きかけたのだろうと、私は予想した。家庭でのプリンターの利用を、何でもいいから作り出そうと言う発想が見え隠れする。しかし、自社のプリンターを使わせることしか考えていないために、全体としてみると、ニーズが明後日の方向を向いてしまったのではないかと推察している。

 AU としては、ケータイだけで年賀状を出せるサービスをすでに始めているので、自宅でプリントサービスは、完全に新規のサービスというわけでもない。手書きのコメントをしたいユーザーに対応した、補完的なサービスとも言える。

 とはいえ、やはり私には、このサービスを使うユーザー層が思い当たらない。

 写真屋などに頼めば、きれいな年賀状ができる。パソコンをもっているのなら、年賀状印刷ソフトを使ったり、どこからか挿絵を持ってくれば、自分オリジナルの年賀状が印刷できる。ケータイしかもっていない若い世代であれば、年賀状を出す習慣がなくなりつつある。

 もちろん、世の中何がヒットするかわからない。私が気に入らなくても、世間的にヒットしているものはいくらでもある。

 それでも、もし私がこのサービスの担当責任者であったとしたら、迷わずストップをかけていたと思う。その昔、まだ会社で働いていた頃、私から見たらどう考えても売れるとは思えないアプリケーションを、必死に開発しようとしている部長がいた。運が悪いことに、私はその開発部隊に回されてしまった。仕方なく、製品の方向性を修正するよう訴えたが、結局聞き入れられなかった。私は半ばサボタージュするかたちで、他の部署に移動した。問題のアプリケーションが世に出たのは、私が会社を辞めてからだったが、風の噂で、目も当てられないほどの売り上げ数だったという話を聞いた。

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2007/10/29

JAVA、たいへんです

 前回、一番知りたかった “終了コマンド” を覚えて、「さぁ~、本格的に電卓開発を始めるぞ~ (^o^)丿」 になるかと思いきや、実は、オープンアプリ開発を小休止している。

 Flash コンテンツによる電卓の作成 に始まり、JAVA の開発環境整備、JAVA によるサンプル オープンアプリ の作成、と立て続けの行ってきたため、プチ燃え尽き状態になっている。それだけではなく、最近、家事やプログラミング以外のことがおざなりになっていた。よってしばらく、そちらに重点を置く必要が出てきた。プログラミングのためのまとまった時間が取れなくなっている状態だ。

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 それはさておき、前回の二つのサイトのサンプルを自分なりに理解していくと、

「自分の思い通りに画面を作るのはたいへんだわ」

というのを、つくづく思い知らされた。

 Visual Basic であれば、フォームにボタンやテキストボックスを貼り付けておき、それらのオブジェクトをソースでいじれば、それなりに見栄えのいいものができた。

 別に オープンアプリ や JAVA に限った話ではないのだが、オープンアプリ では、表示させたいオブジェクトをすべてコードで記述する必要がある。自分の考えている 電卓 のボタン一つ一つをコードで記述することを考えて、ちょっとめまいがしてしまった。

 会社で仕様を作っていた頃、それほど仕事熱心ではないプログラマーに、独自のユーザ・インターフェースをよく嫌がられたことを思い出した。

 いざ、自分でプログラミングすることになって、嫌がっていたプログラマーの気持ちが “ほんの少し” 理解できた気がする。もっとも、当時、中途半端に理解してしまっていたら、変に妥協してしまっていたかもしれない。その意味で、当時は理解できていなくて正解だったかもしれない。

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 いずれにしろ、しばらくまとまった時間が取れなさそうなので、次の JAVA、オープンアプリ ネタを書くのは、当分先になりそうだ。

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2007/10/27

JAVA、終われません (後編)

 私が オープンアプリ の作り方を覚えるに当たって、まず参考にさせてもらったのが、こちらのサイトだ。

【アプリ×ゲット】 アプリ開発講座

 開発環境も、この講座に従い “J2ME Wirless Toolkit 2.2” から使い始めた。もっとも、サンプルを一つ作った直後には開発環境を、以前話した “NetBeans IDE 5.5.1” + “Mobility Pack” に切り替えたのだが。

 さて、この アプリ開発講座、ずぶの素人の私でも簡単にサンプルアプリが作れてしまう優れものだ。

 しかしである、サンプルには “終了コマンド” がない。私がまっさきに実装したい 終了コマンド のサンプルがないのだ。

 NetBeans IDE には、フォームでアプリを作成する機能がある。そしてフォームには、終了コマンド を含めた主要なコマンドを、ドラッグアンドドロップで組み込むことができるようになっている。フォームで組み込んだコマンドは、自動的にソースに記述されるので、該当部分をコピーペーストして、最初に作ったサンプルに組み込んでみた。

 ダメだった。JAVA をまだよく理解していない頭では、構文エラーばかり起こしてまともに動くコードはかけなかった。

 仕方がないので、インターネット上を検索してみる。

 そうしたら、ちゃんとあるではないか。私が期待していたサイトが。

My First JAVA   ~ J2ME MIDP で遊ぼう by 山下利夫

 このサイトの 第3回 に、ずばり “終了コマンドの実装” そのものが紹介されている。そして、こちらのサイトのお世話になって、ようやく “ボタンで終了してオープンアプリ プレーヤーに戻れる 「Hello World」” を作ることができた。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

今回の覚書:

 終了コマンドを実装する手順。

  1. クラス定義に  implements CommandListener  を記述
  2. Command クラスのオブジェクト exitCommand を生成
  3. addCommand() メソッドでコマンドを追加
  4. setCommandListener() メソッドでコマンドの受け取りを登録
  5. commandAction() メソッドの中にイベントの処理を記述
  6. notifyDestroyed() メソッドでアプリケーションを終了

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2007/10/26

JAVA、終われません (前編)

 タイトルは、実は正しくない。正しくは、“オープンアプリ(JAVA)、終われません” となる。

 JAVA による オープンアプリ 作りを始めて、私がまっさきに覚えたかったのは、

  • オープンアプリ を終了すること

だった。

 というのも、とあるフリーのよくできたゲームをダウンロードしたのだが、そのゲームには終了コマンドがなかった。終話ボタンで オープンアプリ プレーヤーごと終了することはできるのだが、ゲームだけを終了して オープンアプリ プレーヤー に戻ることができなかった。そのため、他のオープンアプリ ゲームに移るときは、

  • 終話ボタン
      ⇒ オープンアプリ プレーヤー終了
       ⇒ オープンアプリ プレーヤー起動
        ⇒ ゲーム起動

という手順を踏まなくてはならず、これが意外とうっとおしい。

 というわけで、自分が作る オープンアプリ は、何がなくても 終了コマンド だけは実装することに決めていた。(つづく)

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2007/10/25

JAVA、はじめました

 Flash コンテンツによる電卓作成の話で時間を稼いでいる間に、私自身は予告したように、“オープンアプリ(JAVA)” での電卓製作を始めた。

 もっとも、電卓製作といいつつ、実際にはようやく サンプルを動かせるようになった程度だ。電卓 Ver.2 までの道のりは長そうだ。

 なにしろ JAVA をこれまで体験したことがなかった。JAVA の基礎からはじめたのだ。これが、C言語やC++言語である程度の規模のアプリケーションなりツールなりを作った人であれば、それまでの経験と勘で、すぐに オープンアプリ を作れるようになるのだろう。しかし残念ながら、私のプログラム経験の大部分は Visual Basic 系であり、C言語の知識は、コンソール用程度でしかない。

 幸いにも今は、インターネット上に様々な情報が公開されている。その中には、JAVA 初心者向けの情報も数多くある。それらの情報をかき集めることにより、数日でなんとかサンプル アプリを動かせるまでになった。

 開発環境も Sun Microsystems が無料で提供してくれている。しかも、本格的な統合開発環境だ。これは私のやる気を、ずいぶん高めてくれた。

 これで順調に、自分が目的としている “お買い物用電卓 Ver.2” が、サクッとできてしまうと、ブログのネタがなくなってしまうところだが、もちろんそんなに世の中、甘くない。しっかりと、大量のブログネタを私に与えてくれた。(苦笑)

 ということで、今度は JAVA と オープンアプリ の苦労話が続いたりする。(つづく)

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2007/10/24

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その7

 7回続けた Flash Lite コンテンツ制作顛末記 も、今回で最終回。

 実は、ボタン フォーカスの順番を =ボタン(+ボタン) から始めるための実装で、Flash コンテンツならではの動作を体験して、最初戸惑い、最後は妙に納得した。

 ボタン フォーカスの回の話では、

  1. 最初の計算の前には 計算履歴ボタン を作らず
  2. 最初の計算の時にあらためて 計算履歴ボタン を作る

という話をした。簡単なフローで書くと、

初期準備
 ↓
演算子ボタン表示
 ↓
数字入力処理ループ(1)
 ↓         ↑
演算子待ちループ┘
 ↓(入力)
計算履歴ボタン表示
 ↓
数字入力処理ループ(2)
 ↓           ↑
履歴入力処理ループ│
 ↓                     │
演算処理ループ      │
 └───────┘

こんな感じだ。数字入力ループが二つあるのがわかるだろう。

 最初、計算履歴ボタン を表示させた後に 数字入力処理ループ(1) に処理を戻したのだ。すると、どういうわけか、計算履歴ボタンにアクセスできない。trace() を使って、デバッグすると、計算履歴を表示するフレームを実行しているのを確認できる。しかし、できた Flash コンテンツを実行してみると、計算履歴ボタンにアクセスできない。

 ここで30分ほど悩んだだろうか。

 ふと、Flash 基本はパラパラマンガだということを思い出した。そう、フレームを戻したことで、時間が戻ったのだ。いったん表示させた 計算履歴ボタン は、それよりも前のフレームに再生位置が戻ったため、一瞬表示されるものの、すぐにあわてて引っ込んだ状態になっていたのだ。Flash に詳しい人ならばすぐにわかることなのだろうが、フレームの順番をブログラムの実行順序ぐらいにしか考えていなかった私にとっては、「目からうろこ」 であった。

 VisualBasic で養ったノウハウが、ここではまったく通用しないことをあらためて感じさせられる現象だった。

 最終的に作業を終えたのは、日曜日の24時近く、まもなく月曜日になろうかという時間だった。作業を終えたときは、出来上がったばかりの “お買い物用電卓” を、ケータイでいじりながら、一人でニヤニヤしてた気がする。

 次は、オープンアプリ(JAVA) でなにかを作ってみたいと思っている。オープンアプリでは、数字キー以外のキーも自由に使えるようなので、Flash コンテンツよりも、ユーザインタフェースに工夫ができると思うからだ。

 もっとも、それができるのが、いつになるのかはわからない。(^_^;)

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

今回の教訓:

 再生フレームを戻すと、特別な処理をしていない限り、その後に記述されているボタン、画像 や テキストが、一度表示されるものの、フレームが戻ったときに、なかったことにされる。

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2007/10/23

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その6

 日曜日の午後になると、主要なプログラムの実装も終わり、一通り使えるようになった。

 この時点ではまだ、“演算子ボタンによる連続計算” ができる仕様だった。つまり、“1+1” と入力した後に、“+” を入力すると、履歴に “2” が表示される。同時に、入力窓の上に “2  +” と表示されて、前の計算結果との計算できる状態になる。

 この状態でしばらく使ってみたのだが、どうも使い心地がよくない。

 例えば、“1+1” と入力した後も、ボタン フォーカスは依然 +キー に残る。計算を完結するには、↑キーを一回押して =キー にフォーカスをあわせる。そして、決定キー を押さなくてはならない。↑キー を押してから =キー。この操作がどうもしっくりこないのだ。

 “1+1+” と入力すれば、↑↓キーを使わずに答えが出て快適なのだが、次の計算を新規に始めるためには、一度、*キー を押して、オールクリアしなければならない。これはこれでめんどくさいし、間違いの元になる。

 そこで再度、自分がこの電卓を使うときのシナリオを考えた。

  • ほとんどの計算は、数値が二つ。
  • 三つ以上の数値をつかった計算は、まれ。
  • 計算結果を履歴から持ってくれば、割引後の単価も容易に計算できる。

だいたい、こんな感じだ。

 そして、思い切って =キー を落としてみた。二つ目の数字入力後の演算子ボタンを、すべて =キー とした。

 実際に使ってみると、意外や、心地よい。“数値入力 → 決定キー → 数値入力 → 決定キー” と、リズミカルに計算ができた。

 もっとも、各キー と 各ボタン の役割をすべて熟知している自分だからこそ快適なのであって、なにも知らない人が使えば、「なんで = がないの? なんで 演算子ボタン で計算できないの?」 ということになる可能性が高い。

 でも、もともと自分だけが使うことを目的に作った電卓なのだ。これで良しとした。

 次回は、Flash コンテンツならではの動作で、私が戸惑い、かつ妙に納得した動作について。

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2007/10/22

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その5

 さて、土曜日の夜には、パーツの並べ方もわかり、ActionScript で数値入力ができるまでになっていた。いよいよ本格的な実装を始めたのだが、ここで一番大きな問題にぶち当たった。

 ボタン フォーカスの問題である。

 入力に使えるキーは、“数字”、“*” と “#” のみ。ボタン フォーカスの移動には、“↑”、“↓” そして “決定” キーしか使えないのが、Flash Lite 1.x の仕様だ。数字以外の入力操作は、“↑” “↓” キーで選択、“決定” キーで実行するしかない。当然、ボタン フォーカスの順番は、使い勝手の良し悪しを大きく左右する。

 ところが、Flash Lite 1.x では、フォーカスの順番を好きなように決められない。画面内のボタンの配置がすべてを決める。“↓” キーを押したときに、ボタンフォーカスは、上に配置されているボタンから下に配置されているボタンに、フォーカス移動する。同じ高さに配置されていれば、左に配置されているボタンから右に配置されているボタンに、フォーカスが移動する。例外はない。

Focus01 最初の計画では、起動した時に(今はなき)“=” ボタンにフォーカスを持たせる予定だった。(左図の赤い四角)

 そして、そこから↓キーで各演算子ボタン、↑キーで履歴の一番下にフォーカスを移動する予定だった。

Focus02 ところが、なにも考えずに実装をすると、左二番目の図のように、最初の↓キーで、履歴の一番上にフォーカスが表示されてしまう。六番目の履歴が左上にあるので、Flash Lite 1.x の仕様どおりだ。しかしそれは、私のやりたいことではない。

 なんとかフォーカスの位置、特に最初のフォーカスの位置をコントロールしたかったが、どこを探してもその答えはなかった。

 そこで私は、発想を変えた。最初のフォーカスが最上左のボタンに来るのであれば、=ボタン(最終的には+ボタン)が、最上左に来るようにすればよいと考えたのだ。もちろん、ボタンと計算履歴の位置は変えない。そんなことをしたら、見た目が悪くなり、使い勝手も悪くなってしまう。

 Flash は、再生するフレーム(=画面)が、映画のフィルムのように順番に並んでいる。そして、実行すると1番目のフレームから順番に表示されていく。これを利用した。ユーザーが計算をする前には、計算履歴ボタンを表示しないことにしたのだ。

 履歴ボタンさえなければ、最初の↓キーで =ボタン(+ボタン)にフォーカスが移動する。そして、最初の演算子が実行されたところで、計算履歴ボタンを表示することにしたのだ。演算子ボタンを押しても、ボタン フォーカスは移動しない。今、ボタン フォーカスがあるボタンよりも、上に新しくボタンが表示されても、ボタン フォーカスは移動しないのだ。その結果、私の希望通りに、=ボタン(+ボタン)から↑キーで、計算履歴に移動できるようになった。

 では、なぜ =ボタン をなくしたのか? その話は、次回で。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

今回の教訓:

 ボタン フォーカスは、最上左が一番目。以後↓キーで、上→下、左→右 の順番に移動していく。

 任意の順番でフォーカスを移動させたければ、

  • フォーカスが移動した後にボタンを作成する
  • 透明なボタンを配置して、on(rollover)、on(press)、on(release)、on(rollout) を駆使して、表示用の擬似ボタンにフォーカスがあるように見せる

などの、工夫が必要。

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2007/10/20

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その4

 今回は、ActionScript の話。

 Flash コンテンツで、少しでも高度なことをやろうと思えば、Flash コンテンツの言語、ActionScript を使うことが欠かせない。そして、私が使った PalaFla! は、無料で使えるソフトにもかかわらず、ActionScript に対応している。

 しかし世の中、すべてが都合よくは行かない。

 ActionScript の文法、関数、プロパティ、および演算子の使い方については、私には問題ではなかった。プログラミングは、主に VisualBasic でやっていたが、C言語の基礎の基礎ぐらいは勉強したことがあったからだ。

 問題だったのは、開発環境そのものだった。

 VisualBasic、すなわち VisualStudio の至れり尽くせりに慣れてしまったため、構文のミスや変数のスペルミスにずいぶんと悩まされた。

 ParaFla! にも 構文チェック 機能がある。それでずいぶん助かった。しかし、変数のチェックや、関数を入力したときにポップヘルプでガイドを表示してくれるわけではない。対応する { } を色つきで表示してくれるわけもない。要は私が便利なものに慣れ過ぎてしまったことが、問題だったのだ。

 いうなれば、CAD での製図に慣れてしまった人が、いきなり製図版とT型定規とコンパスで製図することになったようなものだ。ついつい 「あっちならこんなの簡単にできるのだが・・・」 と思ってしまう。

 それ以外にも、Flash Lite 1.x の ActionScript には、使える関数が少ないことに悩まされたりもした。たとえば、Int() で整数部を切り出せても、小数部を切り出す関数がない。そのものずばりの関数がなくても、他の関数の組み合わせで何とかなるので実質的には困らないのだが、苦労はした。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

今回の教訓:

 PalaFla! と Flash Lite 1.x ActionScript は、最低限のモノしか準備されていない。効率よくプログラミングするには、変数の一覧やフローチャートの準備をしっかりとやったほうが良い。

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2007/10/19

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その3

 今回は、キー入力 と ボタン アニメーション の話。

 数字、* と # は、ケータイのキーから入力するつもりだったので、フォーカスが持てる Flash としてのボタンにするつもりは、はじめからなかった。ただでさえ、演算子や関数のボタンを多めに考えていたので、数字ボタンまでフォーカスをもってしまうと、わけがわからなくなると思ったからだ。

 さらに、Flash Lite 1.x では、ボタンのフォーカスを制御する命令がない。しかも、フォーカスの移動順序を制御することもできない。フォーカスの移動順序は、“上から下” そして “左から右”。それだけだ。後日にあらためて記事にするが、フォーカスの制御不可 ということで、1本記事が書けてしまう。

 “数字、*、# ボタンは表示だけ” と決めたのだが、一方で、キーを押したときに、「表示上の対応するボタンをアニメーションさせたい」 とも考えた。キーを押せば、数字が入力されたり、消えたりするので、何が起こっているかわからなくなることはないと思う。しかし、*や#は、キーの表示と機能が異なるので、キーを押したときに何が起こったのかをわかりやすく表現するために、対応するボタンをアニメーションさせたかったのだ。

 最初は、押されたイメージを 非表示 で貼り付けておいて、キーが押されたときだけ 表示状態 に切り替えればよいと思った。ところが、Flash Lite 1.x では、画像のプロパティが変更できない。というか、画像にプロパティがない・・・。 ○| ̄|_
どうやら、Flash Lite 1.x プロパティで表示・非表示が切り替えられるのは、ムービークリップ (PalaFla! では スプライト) だけのようだ。

 というわけで、キーを押したときのアニメーションのためだけに、ムービークリップを12個貼り付けることになった。ちなみに、この12個のボタンアクションを外して Flash コンテンツにしてみたところ、25.5KB が 16.4KB になった。この差 約9KB の通信費を計算すると、AU WIN で 約14円 となる。ケータイでダウンロードしてもらうことを考えたら、ボタン アニメーションは、ないほうがよかったようだ。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

今回の教訓:

 Flash Lite 1.x では、ムービークリップしかプロパティを変えられない。画像を消したり、出したりするだけにも、ムービークリップが必要。そして、ムービークリップにすると、Flash コンテンツのサイズが大きくなる。

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2007/10/18

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その2

 土曜日の朝は、電卓の仕様作りから始まった。仕様書といっても、メモのようなものだ。自分のアイデアを忘れないように書き留めておく程度だ。プログラムするのは自分だし、会社で仕事をしていたときのようなレビューもないし(笑)。

 30分ほどで仕様書もどきを書き上げ、さっそく電卓作りに入る。(これだけ読むと、半田ごて片手に基盤にパーツを付けて電卓を付けるみたいだ。(^_^;))

 仕事でソフトウェア製作していたときの経験から、GUIアプリケーションは “見た目” を作ることに、作業時間の50%~60%を取られる。逆に言えば、見た目さえ完成させれば、目的のソフトウェアの半分はできたことになる。ということで、ユーザインタフェースの製作からはじめる。参考にしたのは Windows Xp 付属の電卓だ。ビットマップは、Paint Shop Pro 7J を使って作った。

 まず、240×320 の背景を作る。ケータイの表示できる最大の大きさが QVGA の 240×320 だからだ。ただし、KDDI の技術情報から、アイコン類にジャマされずに表示できる範囲は、240×268 ということなので、表示するボタンや文字は、すべて 240×268 の中に入るように配置する。

 半日かけて、PSP 上で自分のイメージするデザインを完成させる。さっそく、ParaFla! に読み込ませて、見た目だけの電卓を完成させた。Flash コンテンツに変換をして、ケータイにケーブルで転送する。実行する ・・・・・・・・・・、実行できない・・・。○| ̄|_

 やはりケーブルで転送したのがよくなかったのかと思い、インターネット上のサーバーにファイルをアップロードして、そこからケータイにダウンロードしてみた。やはりダメだった、実行できない・・・。○| ̄|_

 小一時間悩む。

 Flash Lite 関係のサイトをいくつか読んでみる。すると、「背景のサイズは 240×240 にしましょう」 という記述が、あちこちにあることに気がつく。「そうか、背景サイズが大きすぎると再生できないのかも。」 と思い、背景のサイズを 240×268 にしてみる。もともと、表示範囲は 240×268 で作ってあるので、上下を 26ドットずつ落とすだけだ。

 背景を 240×268 にしてから、あらためて Flash コンテンツに変換した。ケーブルでケータイに転送する。今度は無事に 電卓 が表示された。なにも動かないが、初めて自分で作った Flash コンテンツをケータイに表示させた瞬間だ。

 次は、ボタンの組み込みだ。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

今回の教訓:

 Flash コンテンツの背景は、

240×268

にしないと、ケータイで表示できない。

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2007/10/17

Flash Lite コンテンツ製作顛末記 その1

 金曜日の午後。“お買い物用電卓” 製作を Flash コンテンツですることを決めた。

 まずは、開発環境の準備だ。Adobe の Flash ページを覗いてみた。「え~と、オーサリングツールは・・・、今は “Flash CS3 Professionl” なのね。で、値段は、と・・・。」
(  ゜д゜ ) → (つд⊂)ゴシゴシ → (  ゜д゜ )
8万8千円って・・・。以前はもっと安かった気がしたのだが・・・。
○| ̄|_

 とてもじゃないが、実機テストのための通信費すらケチっている私にとっては、問題外の外の価格だ。

 途方にくれながら Wikipedia の Adobe Flash ページを見ると、「なんだ、無料の Flash オーサリングツール があるんじゃん」 ということがわかった。さっそく、“ParaFla!” のお世話になることにした。無料な上に、スクリプトが使えて、ケータイ Flash にも対応している優れものだ。

 さっそく準備を始める。

 ParaFla! をダウンロード。Adobe サイトから、リファレンス類をダウンロード。

 こんな感じで、金曜日の夜は過ぎていった。まるまる二日間にも及ぶ 電卓 Flash 製作は、まだ始まったばかりであった。(つづく)

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2007/10/16

出来上がった “お買い物用電卓”

 出来上がった “お買い物用電卓” がこれだ。

ダウンロード ShopCalc.swf (25.6K)

 興味が出たら、ぜひケータイにダウンロードして使ってみていただきたい。そして、感想をコメントに書き込んでもらえれば、さらにうれしい。

 パソコンでダウンロードしてから、ケータイにケーブル転送すれば使える。メールに添付してケータイに送っても、私のケータイでは使えた。ダウンロード URL http://mast.cocolog-nifty.com/main/images/ShopCalc.swf をメールでケータイに通知して、ケータイから URL にアクセスすることも可能だ。

 動作を確認は、手持ちの W52P と A5507SA でしている。Flash Lite 1.1 に対応しているケータイならば、おそらく動くと思われる。

 ケータイでの使用を前提にしているため、パソコン上での使い勝手には若干の無理がある。パソコン上だと、ボタンがずれているように見えるが、ケータイ上だとなぜかきれいに表示される。

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 使い方:

 数字入力は、ケータイの数字を押す。そのまま 入力窓 に表示される。

 “#”キーを押すと、小数点を入力できる。

 “*”キーは、C(クリア) と AC(オールクリア) キーを兼用している。入力窓の上に、入力済みの数字と演算子が表示されていて、かつ、入力窓に 0 以外の数字が入力されている場合は、クリアキーとして働く。クリアキーは、入力窓のみを 0 に戻して、入力済みの数字と演算子は、そのまま残す。
 入力窓が 0 のときは、オールクリアキーとして働く。入力済みの数字と演算子を消去して、入力窓も 0 に戻す。
 一つ目の数字と演算子を入力済みで、二つ目の数字を入力中の場合、*キーを二回押すと、まっさらな状態になる。
 *キーで、履歴を消去することはない。履歴を消去する方法は準備していない。

 演算子の選択は、カーソルキーの↑と↓を使う。一度↓を押すと、黄色い枠が +ボタン に表示されるはず。黄色い枠がついたボタンが、決定キーで実行できるボタンだ。

 一度、演算子ボタンを押すと、入力した数字と演算子が、入力窓の上に表示される。入力窓は 0 になる。再度、数字を入力して、演算子ボタンのどれかを押すと、計算結果が履歴の一番下に表示される。二回目の数字入力後の演算子ボタンは、すべて “=” として機能する。

 一回以上計算した後は、履歴の計算結果が使える。カーソルキーの↑を押していくと、黄色い枠が履歴窓に移動する。目的の計算結果に黄色い枠をもっていってから、決定キーを押すと、計算結果が入力窓に入力される。

 “割引”キーは、割引を計算する演算子。「X 割引」 の X を二つ目の数値で入力する。「Y %引き」 のときは、Y を10分の1にして二つ目の数値にする。
 元の金額を A 円、割引を B とすると、{A -A×B÷10} を計算する。

 “単価”キーは、100グラムあたりの単価を計算する演算子。肉や魚はよく “100グラム当たり いくら” で売られている。それに特化した演算子が 単価キー である。
 総額 C 円、重さ D グラム とすると、{C ÷ D × 100} を計算する。頭の中で100倍にしてもよいのだが、よく使う計算なのであえて作ってみた。

 “+/-” と “1/x” キーは、それ以外の演算子と動作が異なる。この二つのキーを押した瞬間に、入力窓に表示されている数値を計算して、即座に入力枠に表示をする。入力済みの一つ目の数値と演算子には影響しない。影響もされない。

 “+/-”キーは、入力窓の数値の符号を反転させる。ほとんど使わないと思ったが、念のために付けた。

 “1/x”キーは、入力窓の数値の逆数を入力窓に表示する。割る数字と割られる数字を間違えたときに、よく使うので付けた。

 パソコン上でマウスを使って操作をするときだけの制限。
 数字、小数点および、C/CA はマウスでクリックできない。一見ボタンのように見えるが、実際はボタンのように見せている絵である。逆に履歴は、ボタンに見えないが、クリックで入力窓に入力できる。

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2007/10/15

探して、なければ、作ってしまえ

 食材を買いによくスーパーに行く。その時によく使うのが “電卓” だ。電卓 といっても、専用機ではなく、ケータイの電卓機能だ。ところが困ったことに、ケータイ標準の電卓機能は、機能が貧弱で、使い勝手も悪い。

 そこで、公式サイトや一般サイトを回り、自分の目的に合った電卓ソフトを探してきた。だが残念ながら、私の欲しい機能を持った電卓ソフトは見つからなかった。

 私が電卓に一番欲しい機能は、“答えの履歴” だ。商品の単価を比較するためには、同時に複数の計算結果が表示されていて欲しい。ところが、ほぼすべての電卓ソフトは、計算結果を一つしか表示しない。メモリー機能すら持っていない電卓ソフトが99%だ。mimicry FLASH で、唯一、履歴を残す電卓ソフトを見つけたのだが、残念ながら、公開が止まっているようだ。

 探しても見つからないならしょうがない。ないモノは自分で作ればいい、とばかりに、自分が欲しい機能を持った電卓ソフトを、自分で作ることにした。

 AUのケータイでアプリやツールを動かすためには、三つの選択肢がある。

 EZアプリは、KDDIに認可された人しか開発ができない仕組みになっている。よって、私のような日曜プログラマーには、問題外の外だ。

 オープンアプリならば、開発も公開も自由だ。開発環境も JAVA ということで、入手しやすい。こちらの記事によれば、開発環境はほぼ無料だ。

 Flash コンテンツは、広く一般的に使われているもので、公開されている情報も多い。

 結局、決め手になったのは、ケータイへダウンロードする方法だ。オープンアプリでは、サーバーを経由してケータイにダウンロードしなくてはならない。当然、通信費がかかる。Flash コンテンツならば、手持ちのケーブル接続でケータイに書き込めば、通信費はゼロである。開発中に何度もケータイにコピーしては、実機で確認することを考えて、お金がかからない Flash コンテンツを選んだ。

 土日の二日間を丸々使って、ほぼ自分が使いたい機能を持った電卓ソフト、“お買い物用電卓 『Shopping Calculator』” が出来上がった。(次回に続く)

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2007/10/09

【工作】 コンバージョンレンズ アダプタ

 我が家では、三年前から “サンヨー Xacti DMX-C4” を使っている。最新機種と比べると見劣りのする性能だが、我が家にとっては十分な性能だ。

 先日、こんな記事を見つけた。

デジカメにワイドコンバージョンレンズをつける&サンプル画像

 DMX-C1 は C4 の前の型で、外形はまったく同じだ。

 ところで、今は使ってないが、ずっと以前に “オリンパス C-900ZOOM” を使っていた。そして、C-900ZOOM 用に、コンバージョンレンズ “レイノックス OCR-900” を買った。残念だったのは、せっかく買った OCR-900 は、ほとんど使うことなく、C-900ZOOM と共にお蔵入りになってしまった。

 今回、上の記事を見て、そのお蔵入りになったコンバージョンレンズを思い出したのだ。さっそく DMX-C4 用コンバージョンレンズアダプタを作るべく、行動を開始した。

 まずは、コンバージョンレンズを取り付けるステップアップリングを買いに、近くのヨドバシカメラに行った。35mm→37mm リングが欲しかったのだが、30mm→37mm リングしかなかった。何とかなるだろうと思い、30mm→37mm ステップアップリングを購入。882円也。

 家に帰ってさっそくステップアップリングを取り出してみると・・・、金属製だった。○| ̄|_   上記の記事には、「耐久性はアルミ製のほうがあるが、加工の手間を考えるとプラ製が良い。」 と書いてある。上記の記事にあるように、ステップアップリングの雄ネジを切り取る必要がある。一日ほど途方にくれる。

 加工しないことにはそれ以上先に進めないので、気を取り直して作業を始める。やわらかいアルミと言えども金属だ。カッターナイフでは歯が立たなかった。(当たり前)  ニッパーで切り落とそうとしたが、やはり硬くて切り落とせなかった。

Conv01 工具箱を覗くと、以前プラモデル製作用に買った小型のノコギリが目に付いた。「鋼ならアルミぐらい切れるだろうと」 思い、切り始める。なんとか雄ネジ部分を切り落とすことができた。切り残した部分はヤスリで削って、出来上がったのが左の写真の “元ステップアップリング” だ。

 次は、DMX-C4 に取り付けるための平パッキンを買いに行った。ところが、なかなか見つからない。三件目のそれまで行ったことのないホームセンターでようやく見つけた。189円也。

 加工したステップアップリングに取り付け、さらにコンバージョンレンズに取り付けた写真が、下の写真だ。左側の写真がカメラに取り付ける側。右側の写真が被写体に向ける側だ。

Conv02_3 Conv03_2

 装着してテスト撮影をしてみた。

 まず、テレコンバージョンレンズ。ワイド端では、当然のように四隅が蹴られる。テレコンバージョンレンズは、テレ側でしか使わないので気にしない。テレ側では、問題なく撮影されている。レンズ周辺部での歪みもほとんどない。

Tele01_3 Tele02_2

 多少問題だったのは、ワイドコンバージョンレンズだった。ワイドコンバージョンレンズは、当然、ワイド端で使う。ところが、ワイド端で四隅にわずかな蹴られが出てしまう。

Wide

 ただ、もともと優秀なレンズではないので、周辺部が流れるのはわかっていたし、印刷するときは、上下方向を少し切るので、「まあいいかな」 と思うことにした。

 それよりも、これまで 5.8倍ズーム(220mm相当) 相当だったのが、テレコンバージョンレンズを付けて、8.7倍ズーム(330mm) 相当になったのはうれしい。これまで、運動会などで、わずかにデジタルズームを使っていた。画質が劣化するデジタルズームを使わなくて済むのは、特に、動画撮影にありがたい。

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2007/10/02

ケータイ、電源ボタンの罠

 新しいケータイを使い始めて、2週間になる。新しいケータイになって、使えるアプリやゲームが増えたため、以前からの誤操作の素がいっそう気になりだした。

 それは “電源ボタン” だ。

 ケータイの電源ボタンは、使っているアプリの “中断” や “終了” を実行するボタンになっている。ほとんどの場合、電源ボタンを押すと、“中断”、“終了” そして “キャンセル” のダイアログが表示される。その状態でカーソルは、一番上の 中断 にあるのだから、素直に決定キーを押せば、アプリが中断される。

 ところが私は、勢いでついつい 電源ボタン を押してしまう。電源ボタン を押すと、それは、“終了” と同じ意味になる。そのままの状態で保持しておきたかったアプリやメールが終了してしまうのだ。

 さらに不思議なことに、中断 をキャンセルして、もとのアプリやメールに戻ろうとするときも、ついつい 電源ボタン を押してしまう。○| ̄|_
おそらく、無意識のうちに、表示されているダイアログを終了させようとしているのだろう。もとのアプリに戻るときは、クリアボタン を押さなければいけない。

 このような混乱は、ひとえにボタンの数が少ないケータイによるところが大きいと思う。一つのボタンに、状況に応じて、いくつかの意味を持たせている点だ。さらに、ある程度ケータイに慣れてきて、なるべく少ない手順で操作を済ませようとすると、誤操作がいっそう増える。

 もっとも、“使い方に戸惑う”、“使い方を勘違いする” のは、ケータイばかりではない。Windows においても、よく見られる現象だ。

 初心者が、マウスの右クリックなのか、左クリックなのかを戸惑うのは、やはり、クリックが複数の意味を持つようになったためだ。

 ドキュメントを保存しないでアプリケーションを終了しようとすると、「保存しますか?」 ダイアログが表示されて、【はい】、【いいえ】 そして 【キャンセル】 ボタンが出てくる。【はい】 はわかりやすい。しかし、【いいえ】 と 【キャンセル】 はどちらも否定的な意味がある点で、ユーザーを惑わしやすい。

 ケータイの電源ボタンについていえば、Windows のウィンドウ右上の最小化ボタンと終了ボタンが一緒になっているようなものだ。目の前からアプリが消えると言う点は似ているが、中身は正反対の機能だ。行っている作業を “保持する” のか “破棄する” のか。

 このあたりの機能の割り振りは、ケータイが情報端末機能を持ち始めた頃からだと思うので、いまさら大きく変えられないだろう。下手に変えると、既存の多くのユーザーを混乱させるだけになってしまう。パソコンの日本語入力が、いまだに “スペースキー” と “Enter” で 変換 と 確定 を行っているのと似ている。

 すべてのユーザーを満足させるためには、結局、カスタマイズができるようにするしかない。しかし、ほとんどのユーザーは、カスタマイズができても “規定値” の状態で使い続ける。そこで、ソフトウェア側でユーザーの使い方を見て、勝手にカスタマイズすると、今度は Microsoft Office のように 「ボタンがなくなった」、「メニューがなくなった」 と騒がれる。

 つまり私も、今のケータイのインタフェースには不満だが、どのようにすれば不満が少なくなるのか、具体的な解決方法は見つけていない。ということなのだ。

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2007/09/28

オリジナル ケータイ ホルダー

 以前に “気に入ったケータイ ホルダーが見つからない” という記事を書いた。その後、100円ショップで購入した適当なケータイ ホルダーを使っていた。前に持っていたケータイにぴったりで、それなりに満足していた。

 ところが、新しいケータイに変更したところ、新しいケータイは以前のものより二回りぐらい大きく、今までの100円ケータイ ホルダーに入らなくなってしまった。

 これまでも何かよいケータイ ホルダーはないものかと、思い出してはネット上を探していたのだが、どれも “高い” のだ。値段が、私が期待している額より一桁高いのだ。

 たとえば、“カッコイイ ベスト タイプ” や “わきの下にぶら下げるタイプ”、“別なわき下タイプ”、そして “腕に装着するタイプ”。どれもなかなかによさそうなのだが、いかんせん “高い”。ケータイを入れるためだけにしては、贅沢すぎると思えて、購入するのがためらわれる。

 仕方なくあちこちの100円ショップを探し回り、ようやく現在のケータイが収まる少し大きめの100円ケータイ ホルダーを見つけた。ところが、新しい100円ケータイ ホルダーには、ベルトに通す部分しかなかった。

 2~3日はベルトに通して使っていたのだが、いちいちズボンのベルトを開いて通していたのでは、着け外しがめんどくさくてしょうがない。

 「そういえば、以前にもらって、使っていないフックがあったな」 と思い出して、まず、フックをケータイ ホルダーに取り付けた。フックを取り付けるものなのど当然ついていないので、結束バンドをベルト通しにつけて、フックを引っ掛けることにした。これで、ズボンのベルト通しに、すぐに取り付けることができるようになった。

 そして何とか 「腕に装着したい」 と思い悩んだ末に、短いベルトのようなものをケータイ ホルダーのベルト通しに付けて、腕に装着することにした。

 100円ショップに行き、“腕に回せるぐらいの長さで”、“ワンタッチで閉じたり開いたりできる” ベルトのようなものを一生懸命探した。

 そして見つけたのが・・・・・・・・・・、“犬猫用のワンタッチ首輪” だった。(^^;)  長さが20~30cmで変えられる、ワンタッチで閉じたり開いたりできる止め具がついている、とうってつけのモノだった。できれば、もう少し幅の広いものが欲しかったのだが、それは贅沢というものだ。 

Holder_2 それらを装着して完成した “オリジナル ケータイ ホルダー” が左の写真だ。見た目はよくないが、使う分には支障がないので、自分では満足している。何よりも、200円ちょっと という非常に安価に、自分が欲しい形のものが手に入ったということに、満足している。

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2007/09/21

ジュニアケータイを使ってみて (移動経路通知)

 前回は、安心ナビ エリア通知 についての感想を述べた。

 今回は、子供に持たせている ジュニアケータイ 独自の機能 “移動経路通知” についての感想である。

 実は、この 移動経路通知、前回の エリア通知 と組み合わせると、すこぶる具合がいい。移動経路通知 も エリア通知 も月額利用料が要らない。必要なのは 通信費のみ なのがいい。

 エリア通知で日常の繰り返しをカバーできる。親は、子供の帰宅時間を気にすることなく、通知を待っているだけでよい。そして、短縮授業だったり、いつもと違う行動が発生したときは、移動経路通知 を使えば子供の現在位置がリアルタイムにわかる。

 移動経路通知は、計測間隔と通知間隔が短くていい。1分間隔で計測をして、5分間隔で地図上にマーキングをする。

 普段は エリア通知 のみを利用することで、通信費を抑えることができる。移動経路通知は、測定頻度・通知頻度、共に多いため、通信費がかなりかかる。

 移動経路通知 は、複数に同時に通報する。通知先も AU に限らない。インターネットメールを使うため、ドコモにもパソコンにも通知が届く。なので、カミさんのドコモのケータイにも、直接通知が届く。

 このように、子供の安全という観点からは、ジュニアケータイ の満足度は、非常に高い。心配なのは、移動経路通知 が ジュニアケータイ (と Sweets cute)独自の機能のため、短期間でサービス停止とならないか、ということだ。すぐにサービス停止にならないためにも、ぜひ多くの子供達にジュニアケータイを持ってもらいたいと思っている。

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2007/09/20

安全ナビを使ってみて (エリア通知)

 ケータイを新しくして数日が経った。子供の位置確認には、これまでの HELPNET ではなく、安心ナビエリア通知 を使うようになった。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

 エリア通知 の良いところ

  • 毎月の情報料がかからない。
    HELPNETの 新見守りモードを使う場合、月額315円の利用料がかかる。
  • あらかじめ設定をしておけば、自動的に情報を通知してくれる。
    新見守りモード は、情報が欲しいときに、毎回手動で通知開始を送信する必要がある。他にもエリア通知をしてくれるサービスがあるが、有料だ。
  • 目的の場所に着いたことを通知してくれる。
    位置確認サービスの多くは、地図上で逐一確認する必要がある。

 エリア通知 の改良して欲しいところ

  • 設定がたいへん (1)。
    一つの設定で1条件しか設定できないため、同じ場所でも時間が違うと二つの設定が必要になる。設定の数が10しかないので、曜日で下校時間が違ったりすると設定数が足りなくなる。
  • 設定がたいへん (2)。
    エリアを指定するときは、経度・緯度を指定する。指定方法が、現在位置か、保存されているスポットからの指定しか出来ない。地図上で指定しようとすると、有料サービスの EZナビウォーク がほぼ必須になる。もっと容易にスポットを指定できると良い。
  • エリアに入った、エリアを出た、という通知しか来ない。
    同時にそのときの位置を地図で見られると、より安心できる。
  • 通知が来たときの お知らせ音 の変更が出来ない。
    固定のお知らせ音が心地よくない。こんなところで、手を抜かなくてもいいのに・・・。
  • 通知先が1件しか指定できない。しかも AU のみ。
    ドコモを使っているカミさんは通知を受け取ることができない。

□ □ □ □ □ □ □ □ □ □

 使い始めの今現在は、エリア通知 におおむね満足している。

 満足できる理由は、実は、上記のエリア通知の欠点を補うもう一つの機能が、子供に持たせたケータイに備わっているからだ。それについては、次回に説明する。

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2007/09/17

ケータイの設定は、なぜこんなにめんどくさい?

 前回、ケータイを新しくした話しをした。今回はその続きで、新しくしたケータイの設定についての話だ。

 まず、私が不思議で不満なのが、『なぜ、古いケータイのデータ及び設定が、新しいケータイにそのまま移せないのか?』 である。

 制限のかかっていない着メロや画像は、100%移行できる。しかし、それだけだ。アドレスは移動できるが、アドレスに関連付けられている設定は、すべてクリアされる。お金を払って買ったコンテンツが移行できない。メールも移行できない。さらには、ケータイ本体とは無関係なはずの、メールの転送サービスまでリセットされていた。

 移行できなかった設定は、もちろんすべて手作業で行わなければならない。古いケータイを見ながら、手で一つ一つ設定しなおしていく。苦痛以外のなにものでもない。一度作成した文書を、画面で見ながら、別なパソコンで入力しているような苦痛だ。

 ケータイの画面の狭さも、苦痛に拍車をかける。普段はパソコンで様々な作業をしているおかげで、20年前のパソコンの1/4のサイズの画面での作業は、罰ゲームだ。複数の画面を表示できないため、別な作業をするときは、いちいちトップメニューに戻る場合がほとんどだ。カーソルも小さなキーでしこしこ移動するしかない。パソコンでよく使う Homeキー も End キー もない。

 ケータイ本体は、各メーカーがデザインしている。しかし、販売や使える回線は、キャリアである ドコモ、AU、ソフトバンク に縛られている。であれば、ユーザーの利便性を考えた類似機能の関連付けは、可能なはずだ。にもかかわらず、各社どころか自社のケータイの機能に関連付けがされていないのは、ユーザーをないがしろにしているとしか思えない。

 メールやコンテンツが移行できないのも、理解できない。違う契約者が使うのならしょうがないが、同一の契約者で移行できないのは、サービスを提供する側のわがままとしか思えない。

 ケータイ本体の変更は、めったにしないのだから、そのぐらいは我慢しろと、メーカーやキャリアは思っているに違いない。しかし逆に考えれば、そのあたりの使い勝手を考慮したキャリアやメーカーが、一気にユーザーを獲得できる可能性もあると思っている。MNP という制度もすでにある。各社で、1年目から基本料金が半額なる契約を出してきている。

 私がパソコンソフトの開発に携わっているときは、他社製のソフトからユーザーを奪い取るための戦術として、他社ソフト文書の精度の高い変換機能は、最重要項目であった。ユーザーの資産を継承できないようでは、他社からユーザーを奪い取ることは難しかったからだ。

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 ケータイの機能は、ここ数年で飛躍的な進歩を遂げた。パソコンが20~30年かけて進歩した内容を、その1/5~1/4の期間で進んだ。しかしながら、ハードウェアの進歩にソフトウェアやユーザビリティが追いついていない。高音質の音楽や映像が扱えるようになっても、基本となるシステムは15年前の DOSパソコン を扱っている気にさせられる。

 DOSシステム で マルチメディア を扱う、そんな不釣合い、違和感を、あらためて感じさせられた今回のケータイ機種変更だった。

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2007/09/16

新しいケータイ

 土曜日にケータイを機種変更してきた。

 2005年に初めてケータイを持った。最初のケータイを決めるまでの顛末は、“GPS位置検索サービスを決めるまで” で以前に記事にしている。

 私が残念だったのは、私がケータイを持った数ヵ月後に、AUが “安心ナビ” を発表したことだ。それ以前に売りだった “お探しナビ” は、2007年4月に新規受付停止、2008年2月でサービス停止、となる。 安心ナビを事前に知っていれば、もう少し待ってケータイを持つようにしていたはずだ。

 いずれにしろ、安心ナビが使えない機種を3年間使い、位置検索サービスには “HELPNET” を使っていた。しかし、いずれ安心ナビ対応機種に変更しようと、特に試用期間が25ヶ月目に入ってから、考えていた。

 そんな折に、AUから手持ちの “A5507SA” からの機種変更が 5,250円引き になるキャンペーンのダイレクトメールが来た。さらに、最近少し機種変更時のケータイの価格が下がった。これはチャンスだと思い、さっそく機種変更をすることにしたのだった。

 機種変更には、手続きから受け取りまで、約1時間。キャンペーンと貯めたポイントを使い、機種変更2台で、1,200円で済んだ。もっとも後で、事務手数料で4,000円ほど取られるわけだが。

 ケータイを新しくして、念願の安心ナビを手に入れたのはよかったのだが、その後の設定に悩まされることになる。その話は、次回に。

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2007/06/06

「ドコモにいてんぜろ」 2.0

 内容が前日の続きということで、タイトルにちょっとばかししゃれっ気を出した。

 昨日の記事を書いているときは知らなかったのだが、実は何日も前に、こんなニュースが公開されていた。

大前研一にこきおろされた 「そろそろ反撃」ドコモCM
  J-CAST ニュース [2007年6月1日]

 ひそかに尊敬している 大前研一氏 も、「そろそろ反撃してもいいですか?」のキャッチコピーを痛烈に批判している、という部分を読んでちょっぴりうれしかったりした。

 それにしても、見た人の多くが嘲笑するような宣伝広告を、多額な制作費を掛けて作り、高額の放送料を払って放送するんだから、NTTグループは本当にお金が余ってるんだな、と思った。そんなに金が余ってるんだったら、固定電話の権利金 7万2千円(我が家は、私とカミさんので2回線分、14万4千円)を、全額返せといいたくなる。

 なんか昔に似たような状況があったような気がするな~、と考えていたら、思い出した。某パソコン最大手の会社が1999年に 『Mother Tree-それは、共有する柔らかな頭脳。-』 という、よくわからん宣伝広告をやっていた。90年代に一世を風靡した人を使ったようだが、もうほとんどの人が飽きた頃に起用してもな~、という、とっても不思議ちゃんの広告だった。

 両者には、“その業界において独占的な立場にあり、その立場を利用して多額の利益を上げている。が、その独占にもかげりが見え始めた。” 的な共通点があるのかな?などと思うのであった。

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2007/06/05

「ドコモにいてんぜろ」

DoCoMo 2.0

 私も、これのテレビCM を何回か見たことがある。そもそも、

『そろそろ反撃してもいいですか?』

って、自ら負けを認めてるじゃないか。マーケティング戦略として、仮に、世間の誰もが負けていると思っていても、自らはそんなそぶりを見せないのが常套手段だと思うのだけれど・・・。

 そして、指摘されて一番笑ったのが、

ケータイは2.0になれるのか?
  シロクマ日報
    (小林啓倫)
      ITmedia オルタナティブ・ブログ
        [2007年6月1日]

のこの部分。

またネット上では「ドコモ2.0」を「ドコモにいてんぜろ(ドコモに移転ゼロ)」と読み、「ナンバーポータビリティ導入で一人負けしている状況を表しているのだ」などと揶揄する声も聞かれます。

 いや~、さっぱり気がつかなかった。世の中には頭のいいやつがホントいるもんだと感心した。

 今の世の中、“DoCoMo 2.0” だの、“Web 2.0” だの、“ダイハード 4.0” だの、“.0” をつければ、最先端のイメージになると、安直に考えるやつが多すぎる。

 たしかに物の名前に “.0” をつけるはコンピュータ ソフトウェアぐらいしかない。コンピュータ = IT = 最先端、と考えたくなる気持ちもわからないではない。

 しかし、しかしである、パソコン ソフトウェア開発に多少なりとも携わってきた私としては、

「2.0 だからといって、1.0 よりも確実によくなっているとは限らないんだけどな~。むしろ、致命的なバグを抱えて劣化している場合すらあるのにな~。」

などと、余計なことをついつい考えてしまう。

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2007/05/26

気に入ったケータイ ホルダーが見つからない

 私がケータイ(携帯電話)を持つようになって、二年がすぎた。ケータイを持ち始めてから、ずっとケータイ ホルダーを探しているのだが、なかなか 「これだ!」 というものが見つからない。

 今は、着信音がよく聞こえるように、胸ポケットに入れることが多いのだが、蓋のついていない胸ポケットだと、かがんだときに滑り落ちてしまうという問題がある。
 ズボンのポケットに入れるときもある。ズボンのポケットだと、着信音が聞き取れないときがある。また、ポケットが大きく膨らんでしまって、どうもしっくりこない。
 ウェストバッグがあれば、そこに入れるんだが、ウェストバッグなど、旅行へでも行かない限り使わないし。

 私が欲しいと思っているケータイ ホルダーは、

  1. ホルスター型: 肩の下にぶら下げるタイプ
  2. 腕装着型: ベルトで二の腕に装着するタイプ
  3. 太もも装着型: ベルトで太ももに装着するタイプ

という優先順位だ。

 世間的には、ベルトに装着するタイプか、フックで何かに引っ掛けるタイプがほとんどなので、私が欲しいタイプのケータイ ホルダーを店頭で見ることは、まずない。

 通信販売では時々見かけるのだが、欲しい人が少ないせいか、なにげに高価だ。ほとんどが5000円以上で、安くても3000円はする。さすがに、ケータイ ホルダーにそこまで出す気持ちはない。1000円、どうしても欲しくなるようなもので1500円が限度だろうか。

 今も気がついたときにあちこちを探したりしている。が、すぐには見つかりそうにないので、とりあえず代替品として、100円ショップのケータイ ホルダーを使っている。

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2007/05/11

ケータイ依存症

女性の84%が“携帯持ち歩かないと不安”
インフォプラント調べ
[ITmedia +D モバイル (2007年05月08日)]

 時々マスコミで “ケータイ依存症” なるものの記事を目にすることがある。ケータイ依存症 を簡単にいえば、「ケータイをいつも身に着けていないと精神的に不安定になる」、「人との待ち合わせなどの約束を、ケータイを持っていることを前提で行う」 ということらしい。上記の記事によれば、調査した人の 男 75%、女 84% がケータイ依存症ということになる。

 その意味では、私も私のカミさんも ケータイ依存症 ではないといえる。なぜなら、出かけるときによくケータイを家に忘れるからだ。(笑)

 家に忘れたのではケータイの意味がまったくないのだが、出かけるときの確認で、ケータイの優先順位はかなり低かったりする。目的地の途中まで行って 「あれ?ケータイは?」 ということはよくある。それでも、「まっ、いいか」 で済ませられる時点で、ケータイ依存症 ではないと自信を持って言える。ケータイ依存症なら、たとえ約束の時間に遅れるとしても、ケータイを取りに戻るであろう。そもそも約束をしていたとしたら、ケータイなしでは約束した相手と会うことすらできないと予想される。

 私はつい最近までケータイを持たない生活をしていたため、ケータイを前提とした約束をするクセはついていない。友達と会う約束をしたならば、事前に時間や場所をかならず具体的に決める。その日に連絡がつかなかったとしても、なんら問題がないようにする。

 ところが、ケータイ依存症の人を取材した番組を見たところ、約束は、「今日、会う?」、「い~よ~」、「どこがいい?」、「渋谷かな~」、「じゃ~、夕方に渋谷でね~」 で終わってしまう。夕方になったらあらためて 「いまどこ~?」 と連絡をして待ち合わせをしていた。

 どうやらケータイ世代には、これが普通らしい。私にはとてもじゃないが、怖くて使えない手法だ。

 また、別な記事の話。

 A氏は、ビジネスで会う約束をしたので、相手B氏の会社に出かけたらしい。約束した時間に訪問したにもかかわらず、受付嬢によるとB氏は少し前に出かけたらしい。仕方なく受付で待っていると、一時間後にB氏が同僚と会社に戻ってきた。A氏を見たB氏は、「来ていたのなら、私のケータイに電話をくれればよかったのに」 とA氏に言ったそうだ。
 A氏は、約束をしたのだからその時間に当然会社で待っているべき、と考えていた。私もそう考える。一方でB氏は、ケータイがあるのだから連絡をくれればすぐに会社に戻ればいい、と考えていた。さらにあとでA氏が周りの若い人たちと話をしたところ、B氏と同じ考えの人たちが少なくなかったという。

 ケータイという便利なツールが日常に入り込んだことで、行動、常識、マナーといったことが、大きく変わろうとしているのかもしれない。自分はといえば、手書きで手紙を書くことがほとんどなくなり、必要なことは電話で済ませる。調べものがあればGoogleで検索すればいい、と考える。そんな自分の今の生活を考えれば、ケータイ依存症の人やB氏のような考えを “非常識” と簡単に片付けることはできない。まだ20世紀だった頃、自分が調べ物をするときにどういうもので調べていたのか、すでに思い出せないのだから・・・。

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2007/04/24

振って遊べるケータイ登場

 すでにニュースを読んで知っている方も多いと思う。加速度センサーを内蔵したケータイ電話が発表された。

加速度センサーを搭載した薄型スライド端末「D904i」
 ケータイ Watch  [2007/4/23]

 三菱電機は、今年の2月に二画面液晶の D800iDS を発売している。二画面液晶といい、加速度センサーといい、ニンテンドーの DS と Wii を連想してしまうのは、私だけではあるまい。

 ギミック好きのハートをくすぐる加速度センサーなのだが、その加速度センサーを活かすものが、今のところ 「直感ゲーム」 だけというのが残念である。ケータイを振ってメール本文を表示したり、再生中の音楽を次に飛ばす、というのはなんか違う気がする。振るなどというあいまいさの大きい動作では、確実な操作は行えない。あいまいさの大きな音声入力より、確実入力のキーボード入力の方が、結果的には効率的に入力できるのと同じ理屈だ。

 比較的よいと思われる使い方は、横長の画像を再生しているときに、ケータイを90度傾けると画像も90度回転して見やすくなることぐらいか。これとて、一眼レフデジカメでは、すでに使われている技術であり、特に目新しいものでもない。

 とはいえ、これまでケータイは様々なものを取り込んできた。“メール”、“カメラ”、“GPS”、“赤外線通信”、“電子マネー”、“音楽再生” などなど。そして今後もさらにいろいろなものを取り込んでいくと予想される。

 そこで期待することは、既存の機能や今はない機能と連携をして、加速度センサーが思わぬケータイの使い方を見せてくれることである。(ただし、Wii のリモコンとしても使える、というのはなしの方向で(笑))

 もちろん、今回限りで消え去ってしまう可能性も十分に考えられるのだが。(^_^;)

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2007/04/20

便利さの裏にひそむ闇

わいせつ中傷飛び交う 中高生利用携帯サイト
  livedoor ニュース    [2007年03月21日]

 私が中高生のころには、もちろんケータイもインターネットもなかった。ネットワークといえば、ひたすら仲間内の井戸端会議であった。そんな時代に中学高校をすごした私には、中高生のケータイサイトを使ったアンダーグラウンドのネットワークは、なかなか想像のできない世界だ。もちろん今はケータイもインターネットも十二分に使っているわけだから、中高生間でのケータイ ネットワークも漠然とは理解できる。

 しかし、中高生時代に自分が何を考え、どんな行動をとってきたかを思い出すと、正直言って恥ずかしい。「認めたくないものだな。自分自身の若さゆえの過ちというものを」といった気持ちだ。今から思えば、「なんであんなことを考えていたのか」、「なんであんなことをしたのか」、理由が自分でもわからなかったりする。そんな時代に今のケータイやインターネットがあったとしたら、確かに私も暴走していたかもしれない。

 ある程度人生経験をつんできた私から見ても、インターネットの世界は魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめく危険な場所である。ちょっと使い方を間違えただけで、残りの人生を棒に振ってしまう危険さえある。

 まだ世の中の仕組みが良くわかっていない子供たちを、貪欲な大人たちの餌食にならないように、繁華街に補導員が巡回していることは十分に意味がある。ところが、仮想世界の繁華街ともいえるインターネットには、残念ながら補導員がいない。となれば、親自らが補導員となり、子供がいかがわしい繁華街に入り込まないように注意しなければいけない。ケータイからのアクセスへのフィルタリングである。

「(携帯電話に)デフォルトの状態でフィルタリングをかければいいのだが、キャリア(携帯電話通信社)にとっては有害サイトへのアクセスも情報提供料として収入源になるため、消極的なのではないか。有害サイトにアクセスを禁止する社会的な機運が高まってほしい」
(上記の記事より抜粋)

 ケータイ や インターネットそのもの闇のほかに、もうひとつ企業のモラルをないがしろにした貪欲な利益優先というもうひとつの闇も存在しているようだ。

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2007/02/22

どうもパソコンメールとケータイメールは違うものらしい

夜の携帯メールは迷惑??
(大手小町 > 発言小町 > 心や体の悩み)

 これを読んでちょっとしたカルチャーショックを受けた。どうやらケータイメールには、パソコンメールにはない独自の “マナー” というものがあるらしい。ログの日付を見ると2004年になっている。さらにその以前からメールマガジンの配信時間が問題になったことがあった、というコメントも見られる。そのことから、パソコンメールとケータイメールの差異はずいぶんと古い問題ということがわかった。私がケータイをもつようになってからまだ2年も経っていない。しかも、ケータイのメールアドレスは、市区町村の緊急通報メールにしか登録しておらず、友人にはパソコンメールのアドレスしか教えていない。私がもっている友人のメールアドレスも、すべてパソコンのものである。私がケータイメールのマナーをぜんぜん知らずにいたのもそんな理由からだ。

 そもそも、“メール” システムは、基本的にインターネット メール システムを使っているわけだから、“パソコンメール” と “ケータイメール” と言い分けること自体、変な話ではある。しかし、パソコンに受信するメール と ケータイに受信するメール では、たしかに異なる “マナー” が存在するようだ。

 私の考えている “メール” は、

  1. 電話と違い、相手の都合を考えずに自由な時間に発信できる。
  2. 受け取ったメールは自分の都合のいい時間に読むことができる。
  3. 音声と違って記録に残しやすい。
  4. 通話と違い、即時性や確実性は低い。(メールがすぐに届くとは限らない。もしかしたらメールが届かないかもしれない)
  5. 最近では、スパムメールに埋もれてしまい、相手に届いても読まれずに捨てられる可能性もある。(実際にそういう経験あり)

というものだ。そしてこれは、主にパソコンを使ってメールのやり取りをする人の常識のようだ。

 一方で、ケータイからメールを始めて、パソコンではほとんどメールをやらない人たちの常識は少し違うようだ。上の一覧と対比をして書くと、

  1. 電話と同様に、相手の都合を考えて発信しなければいけない。
  2. 受け取ったメールはすぐに読んで返信しなければいけない。
  3. 通話にしないのは、記録に残しやすいことと、料金が安いため。
  4. 通話と同様に、発信するとすぐに相手に届く。(と信じられている。)
  5. ケータイで緊急メールを受けたり、目覚ましに使うことが多いので、夜中であっても電源は切らない。(ので、夜中のメール受信は迷惑)

ということになる。

 パソコンメール出身者の私の気持ちとしては、相手の時間的都合を考えずにメールしたい。特定の時間にメール着信で起こされたくない人は、自分のケータイの設定で対応してほしい。

 発言小町のコメントを読むと、「ケータイで緊急連絡を24h受け取らなくてはいけないので、電源が切れない。だから、メールを出すほうが配慮するのがマナーである。」 という発言があった。これなど私には大いに “?” である。インターネットメールは確実性に欠けるシステムである。どこかの中継サーバーでメールが遅延するかもしれないし、何らかの理由で消失するかもしれない。そういったシステムを緊急連絡に使う会社や組織は、その危機管理体制を私は疑う。緊急連絡が通話で入るのであれば、メールは関係ない。メールの着信に煩わされたくない時間は、メールの着信を無音にすればよい。
 「離れている家族の関係で夜中でもケータイの電源は切れない。」 と発言している人にも同じことが言える。

 とはいえ、具体的な数字は忘れてしまったが、(ケータイメールユーザー数)>(パソコンメールユーザー数) なので、ケータイメールの常識、マナーが、メール社会全体における常識、マナーになる可能性がある。ケータイメールの常識、マナーが正しいのか、パソコンメールの常識、マナーが正しいのかは置いといて、自分が不要なあつれきやトラブルに巻き込まれないようにするには、やはり “ケータイメールのマナー” をよく理解して、それに抵触しないようにしたほうがよさそうである。以前の記事に書いた “自分の身は自分で守る” の実践である。

 それでもやっぱり、相手の活動時間を気にしながら発信をしなければいけない “メール” には、やはりどこか釈然としないものがある。

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2006/11/16

HELPNET 見守りモード の使用例

 前日、GPS位置検索サービスに “HELPNET” の “見守りモード” を使うことを決めた。

 私の場合の見守りモードの設定は以下のとおりである。

・ 検索の開始はパソコンから行っている。(ケータイの高いパケット料金を使わない様にするため)
・ 子供にケータイを触らせないようにするため、自動で検索を開始する設定にしている。
・ 検索結果の送信は、“6分毎” に行う設定にしている。
・ 一回の検索に対する送信回数は “10回” にしている。

6分毎にしているのは、子供が電車に乗っている時間の都合である。回数を10回にしているのは、最長で1時間検索を行えれば十分だろうという判断である。実際、これまでに一日で二回以上の検索を行ったのは、迎えに行く時間を間違った2~3回のみである。通常は5回~8回送信したところで子供と合流して、合流後は手動で送信を停止している。

 位置情報を記したメールには、以下のもの含まれている。

・ 検索精度 (三段階)
・ 最初に検索した位置からの直線距離 (km)
・ 地図を表示するためのアドレス (ケータイ用、およびパソコン用)

私が見るのは、・ 検索精度 と ・ 直線距離 である。子供がまだ校舎に入っているときは、検索精度が二段目(中精度、誤差は数百m)となる。精度が三段目(最高精度、誤差は数十m)となっていたら、子供はすでに校舎の外に出て、下校を始めている。検索精度三段目を確認したら、あとは直線距離を参考にしながら迎えにいく。この直線距離により、迎えにいくための無駄な時間がなくなり、待ち合わせ場所で、長時間、どこにいるのか心配しながら待つことはない。合流までまだ少し時間があるようなら、待ち合わせ場所付近で買い物をしたりしている。
リンク先の地図を見ることは、めったにない。多くのパケットを必要とするからである。何回か使うと、直線距離だけでおおよその位置がわかるようになる。

 私のケータイから子供の位置検索を開始すると、約200パケット 使用する。子供のケータイが位置情報を一回送信するのに、約50パケット 使用する。10回送信すると 約500パケット である。
私のケータイの料金プランが “コミコミOneライト” で、無料通話料金をパケット数に換算すると、約2200パケットとなる。これと比較すると、一回に200パケットはけっこう大きい。よって、検索開始はなるべくパソコンから行うようにしている。
子供の料金プランは “コミコミOneエコノミー” である。無料通話料金をパケット数に換算すると、約7400パケットである。一ヶ月休みなしで登校すると少し無料通話料金を超える。今は、無料通話分の繰越しがあるため、夏休みでためた無料通話文で、超過パケット数による追加料金は発生していない。

 今のところは、現在の HELPNETの見守りモード で満足している。
子供がもう少し大きくなって、迎えにいく必要がなくなったときは、追加サービスを使わず、ケータイ本体が機能としてもっている位置情報送信機能を使わせるつもりである。

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2006/11/15

GPS位置検索サービスを決めるまで

 AU の GPSケータイ を使って、子供の位置検索をするようになって一年半になる。今では、位置検索が使えないとけっこう不安になる。
私以外にも、最近は子供の登下校時の安全を考えて、子供にケータイを持たせることを考えている親御さんが多いのではないかと思っている。そこで何かの参考になればと思い、自分の経緯と現状について書くことにした。

 子供が小学校に通うようになったのは去年(2005年)のことである。家から離れた学校に通うため、途中までカミさんか私が送り迎えをすることにした。その頃すでに、登下校時に子供が犯罪に巻き込まれることが社会問題となっており、万が一のことを考えて子供の居場所がすぐにわかるようにすることを決めた。

 真っ先に候補に挙がったのが、NTTドコモの“いまどこサービス” である。専用端末をつかえば、子供がケータイを使うこともなくなる。移動範囲が都内ということで、PHSも問題にはならない。しかし、NTTドコモ自身がPHSのサービス終了を予告しており、終わることがわかっているサービスを使うことは避けることにした。

 次に候補に挙がったのが “ぴぴっとフォン” である。機能が制限されており、端末も小型でよさそうであった。
しかし、カミさんのケータイがドコモのため、カミさんのケータイからぴぴっとフォンの検索ができない。基本料金は安いが、検索費用が高い(23.1円~26.25円/回)といった点で不採用となった。

 結局、いわゆる携帯電話を持たせることになったのだが、ドコモのケータイにまともなGPS付のケータイがなかった。当時のドコモのケータイでは、F505iGPS や F661i など時代遅れのGPSケータイしかなかった。カミさんのケータイがドコモなので、それに合わせたかったが、断念することにした。
今であれば、キッズケータイ SA800i を持たせていたであろう。二年遅かった。余談であるが、今カミさんが使っているのは、SA700iS である。

 そうなると選択肢は、当時からGPSに力を入れていたAUということになる。最終的に、子供に持たせ、そのときはまだケータイをもっていなかった私も持つことで、利便性をあげつつ、家族割で費用を抑えることとした。
再び余談であるが、その後、家の固定電話がKDDIのIP電話となり、私のケータイ → 家 の費用も抑えられた。

 はじめの三ヶ月は AU の お探しナビ を使っていた。追加のソフトウェアも必要なく、パソコンからも検索できた。しかし、いかんせん、使い勝手が悪かった。
お探しナビ の使いにくいところは、検索したときに一回しか居場所を通知してくれないところである。私が考えていたのは、これみたいな、移動ルートを見られることだったので、お探しナビでは不十分だった。実際に使い始めると、(一日に数回)×(登校日数)分回数検索をしなければいけないことがわかった。基本料金で検索が10回行える。それ以上の検索は 315円/10回 の追加料金が発生してしまい、お探しナビ でまかなおうとすると、おせじにも経済的とはいえない。

 そこで、なにか他によいサービスはないのかと探したところ、見つかったのが HELPNETの見守りモード であった。
これだと、一回の検索命令で複数回の検索を行える。移動ルートを表示する機能はないが、私には複数回の検索だけで十分であった。

 今は、HELPNET の 見守りモード だけを使っている。

 
 明日はこの続きで、私が見守りサービスをどのように使っているかについて、書く予定である。

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